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大関昇進がかかる朝乃山は9勝目 大相撲春場所11日目 ―― 大相撲春場所は11日目、大関昇進がかかる関脇 朝乃山は平幕の竜電に勝って9勝目をあげました。
中入り後の勝敗です。
▽新入幕の琴ノ若に碧山は碧山が突き出しで1敗を守りました。
▽琴奨菊に18日から再出場の千代丸は琴奨菊が寄り切り。琴奨菊は幕内の通算勝ち星を単独8位の707勝としました。
▽大奄美に勢は勢が寄り切りで勝ちました。
▽東龍に照強は照強が押し出し。
▽千代大龍に魁聖は魁聖が寄り切り。
▽佐田の海に明生は明生が引っ掛け。佐田の海は負け越しです。
▽隆の勝に石浦は隆の勝が押し出し。
▽錦木に霧馬山は霧馬山が送り投げ。錦木は負け越しです。
▽松鳳山に志摩ノ海は志摩ノ海が押し出し。
▽栃煌山に玉鷲は栃煌山がはたき込みで今場所初白星をあげました。玉鷲は負け越しです。
▽栃ノ心に輝は栃ノ心がはたき込み。
▽豊山に宝富士は豊山が押し出し。
▽炎鵬に徳勝龍は炎鵬が突き落とし。
▽隠岐の海に妙義龍は隠岐の海が寄り切り。妙義龍は負け越しました。
▽大栄翔に御嶽海は御嶽海が送り出し。
▽阿武咲に遠藤は遠藤が寄り切り。
▽大関昇進がかかる関脇 朝乃山に竜電は、朝乃山が寄り切りで勝って9勝目をあげました。
▽大関 貴景勝にに阿炎は阿炎が押し出し。
▽正代に横綱 鶴竜は鶴竜が押し出し。
▽横綱 白鵬に北勝富士は白鵬が押し出しで勝って1敗を守りました。
春場所11日目談話まとめ
1敗を守った碧山は「落ち着いて取れた。もろ手で当たってからいなされたが体が反応してすぐに動いて攻めることができた。10勝はうれしい。1日、1日、自分の相撲を目指して、残りの取組の数を意識せず相撲を取っていきたい。あすもまた稽古があるのできょうはゆっくりしたい」と丁寧な話しぶりでした。
碧山に敗れ、18日も勝ち越しを決めることができなかった新入幕の琴ノ若は「攻められてしまった。タイミングが向こうの突きにはまったしまった。流れが悪かった」と振り返っていました。
琴奨菊は幕内通算707勝、単独8位になり、「自分の相撲をしっかり取れました。うれしいですよ、実感はないですが。あすに向かってしっかり体を作るだけです」と話していました。
栃煌山はようやく初日が出て「勝ててよかった。ほっとした。でもあと4番あるのであすもしっかり1日、一番で」と安どした様子でした。2敗を守った隆の勝は「立ち合いは足を動かして前に前にいこうと思った。自分の相撲に自信が持てている」と手応えを感じている様子でした。翌日の対戦相手の朝乃山については「差されたらまずい。四つ相撲は、絶対に無理だと思う。差されないようにしたい」と警戒していました。
御嶽海も2敗を守り「少し浮き上がったがうまくしんぼうできた。体の動きは悪くなくいい調子。まだまだ気を引き締めてやっていきたい」としたうえで、トップと星の差1つについて「朝乃山関が頑張ってくれるでしょう」と冗談を交えて話していました。
大関昇進がかかる関脇 朝乃山は9勝目をあげ「立ち合いはいつもどおり。右の上手を取られたがしっかり対応した。そのあとは右を差して前に出た。もろ差しは、考えていなかったが自然と体が動いた」と振り返りました。
残り4日間にむけては「前に出ないと自分の相撲を取れず勝てないと思うので、しっかり攻めていきたい。負けないというかトップにくらいついていくだけだ。上位との対戦は、胸を借りるつもりで思い切りいくだけ」と落ち着いた様子で話しました。
6敗目を喫して黒星が先行した大関 貴景勝は「決めきれなかった。自分では土俵の中で力を発揮しているが伝わらない。横綱2人を残して6敗、相当難しい。毎日一生懸命やりたい」と気落ちしている様子でした。
2敗を守った横綱 鶴竜は「しっかり相手を見てついていってよかった。相撲勘はよくなってきているんじゃないですか。あす集中していくだけ」といつもどおり淡々と話していました。17日初黒星を喫し18日は白星の横綱 白鵬は、「スカッとしたね」と心境を話したうえで、同じ1敗の碧山については「前半はあまり見ていないが、あした近いところで相撲を取るので、注目して見たい」と話していました。 (NHK WEB NEWS 2020年3月18日 22時20分)
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