ウェブニュースより
大相撲春場所7日目 白鵬ただ1人7連勝 朝乃山6勝目 ―― 大相撲春場所は7日目、大関昇進がかかる朝乃山は遠藤に勝って6勝目。横綱 白鵬が御嶽海を退けて、ただ1人7連勝です。
中入り後の勝敗です。
▽東龍に志摩ノ海は、東龍が寄り切りで勝ちました。
▽大奄美に錦木は、大奄美が寄り切り。
▽魁聖に新入幕の琴ノ若は、琴ノ若が寄り切り。
▽琴奨菊に明生は、琴奨菊がすくい投げ。
▽石浦に千代丸は、千代丸が突き出し。
▽碧山に照強は、照強が下手投げ、碧山は土がつきました。
▽千代大龍に勢は、千代大龍がはたき込み。
▽佐田の海に栃煌山は、行司軍配差し違えで佐田の海が突き落とし。
▽宝富士に栃ノ心は、栃ノ心が上手投げ。
▽隆の勝に輝は、隆の勝が寄り切り。
▽妙義龍に玉鷲は、玉鷲が押し出しで勝ちました。
▽霧馬山に阿武咲は、阿武咲が上手出し投げ。
▽竜電に松鳳山は、竜電が浴びせ倒し。
▽大栄翔に豊山は、大栄翔が押し出し。
▽北勝富士に阿炎は、阿炎がはたき込みで勝ちました。
▽隠岐の海に正代は、隠岐の海が寄り切り。
▽大関昇進がかかる関脇・朝乃山に遠藤は、朝乃山が小手投げで6勝目。
▽大関 貴景勝に徳勝龍は、貴景勝が突き落とし。
▽炎鵬に横綱 鶴竜は、鶴竜が押し倒し。
▽横綱 白鵬に御嶽海は、白鵬が押し出しで勝ち、ただ1人7連勝です。
新入幕の琴ノ若は「自分の距離感で取ろうとした。相手との間隔はあったので引いてもっていかれないように意識した。体がしっかり動いているのかな」と振り返ったうえで「15日間出せるものを出しきって、その結果を見てなおすところが見えてくる。今は力を出しきることを意識している」と話していました。
6連勝中の碧山から白星をあげた照強は、「下から下からあてがって攻めることができた。最後に差してしまったのは悪かった。強引に出てきてくれたので勝てた。今場所の流れは悪くない。立ち合いでしっかり当たることができているしまた頑張りたい」と白星をかみしめていました。
一方、今場所初黒星を喫した碧山は、「最後が少し高かった。落ち着いて相撲を取っていたので焦ってはいない」と振り返りました。
6勝目をあげた隆の勝は、「押し続けることを意識した。大関 貴景勝関と稽古していることが自信につながっている。稽古でも何番かは押すことができていて馬力がついてきている」と充実感を漂わせていました。
朝乃山も6勝目をあげ、「前に出たからこそ、あの投げも出たと思う。きのうは後ろに下がりながら投げを打っているので相手に残られた。きょうは休まず出ようと押し込んだ。ただ腰が高くなったのは反省点だ」と振り返りました。13日黒星を喫して14日を迎え「いつもと変わらない。1日、一番、自分の相撲を取りきることだけを考えている。連敗だけはしたくなかった。考えすぎると体がかたくなるので意識せずにいった。年上なので胸を借りるつもりで思いきりいった。勝っても負けても引きずらないようにしている」と話しました。
大関 貴景勝は「しっかり準備ができていた。あすからも変わらず気持ちを作り直していきたい」と話しました。また新型コロナウイルスの感染拡大でさまざまなスポーツの試合が中止になっていることを踏まえて「今は相撲をできることに感謝して。これが当たり前ではない。残り8日間、どうなるかわからないが、戦えていることや、テレビを通して相撲を見せることができていることに意味がある。テレビ中継で楽しんでもらえたらうれしい。勝ち負けでなく、土俵に臨む姿勢を見てもらいたい。ただ勝たないといけないのがプロの難しさだ。力士の強さを自分だけでなくみなで見せたい。負けても胸を張れるように」と力強く決意を話していました。
横綱 鶴竜は「相手をよく見て相撲を取った。中に入れないように突いていこうと。とにかく油断しないようにしっかりやるだけだった」といつもどおり落ち着いた様子で答えていました。
初めての横綱に挑んだ炎鵬は、「見てのとおり自分の弱さを感じた。まだまだ横綱と戦う力はないなと思った。いちから鍛えていきたい」と悔しそうな様子でした。
ただ1人7連勝の横綱 白鵬は、「まあ一番、一番という思いと、前半でこれまで対戦する相手ではなかったので気を引き締めていった」と振り返りました。立ち合いから素早く左上手を取ったことについては、「体が勝手に動いたという感じ。ここまでは体が動いているなという感じはする」と説明しました。休場明けでの勝ちっ放しには、「白星は薬と言いますからね。一番、一番、とにかくきょうは7日目が終わった感じだ。こういう場所こそ引っ張っていくんだという気持ちでやっている」と第一人者としての姿勢を示していました。また、新型コロナウイルスの感染拡大で東京オリンピックについてさまざまな報道がされている中で「今はやることをやるだけなのでやっているうちにいい流れになってくると思う。世界の大きな大会でみんなが待っているしね」と話していました。
一方、敗れた御嶽海は報道陣の呼びかけに対して無言でした。 (NHK WEB NEWS 2020年3月14日 22時35分)
早まる桜の開花 気候変化が影響か
14日(土)、全国のトップを切って東京・靖国神社のソメイヨシノ開花が発表されました。
平年より12日早い開花で、東京のこれまでの記録である3月16日(2002年、2013年)を上回る観測史上最も早いソメイヨシノ開花となりました。
早まる開花 入学式の桜が卒業式に
東京の開花記録を見ると、1960年代の10年平均では、3月30日の開花だったのに対して、1990年代から顕著に早くなり始め、2000年代に入ってからは3月22日が平均となっています。
同様に満開も早まり、1980年代は4月8日だったものが、2000年代以降は3月30日となっています。以前は3月末から4月初めにかけて開花し、「入学式の頃」である4月上旬頃に満開を迎えていたのが、最近は1週間前後早まり3月中に開花、満開を迎えることが多く「卒業式の桜」と言える状況に変わってきています。
高くなる春の気温 都市化などの気候変化か
ソメイヨシノは冬の寒さによって開花に向けて花芽が目覚める「休眠打破」の後、春の気温が高いと一気に生長が進みます。そこで東京都心における3月の最高気温の平均気温を見ると、開花日が顕著に早くなり始めた1990年代から上昇傾向となっていて、2010年代は14.5℃まで上がりました。この値は、1870年代の観測開始以降で最も高い気温で、地球温暖化や人口増による都市化の影響と考えられます。
今後どうなるかの見通しは難しいですが、春の気温がもっと高くなれば、やはりソメイヨシノの生長も早まることが考えられます。東京都心で4月になってソメイヨシノが開花したのは1988年を最後にありません。3月の開花が今後も定着しそうです。 (2020/03/14 15:48 ウェザーニュース)
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