ウェブニュースより
大相撲 春場所2日目 朝乃山は2連勝 横綱 鶴竜は早くも黒星 ―― 大相撲春場所は2日目、大関昇進がかかる朝乃山は初場所で優勝した徳勝龍に勝って2連勝としました。一方、休場明けの横綱・鶴竜は、早くも初黒星です。
中入り後の勝敗です。
▽新入幕の琴ノ若に明生は明生が肩透かしで勝ちました。
▽志摩ノ海に大奄美は志摩ノ海が突き落とし。
▽東龍に剣翔は東龍が寄り切り。
▽錦木に千代丸は千代丸が引き落としで勝ちました。
▽魁聖に琴奨菊は、琴奨菊が寄り切りで勝ちました。琴奨菊は幕内の通算702勝として貴乃花を抜いて歴代単独9位となりました。
▽勢に碧山は碧山がはたき込み。
▽石浦に佐田の海は石浦が押し出し。
▽栃煌山に照強は照強が押し出し。
▽栃ノ心に千代大龍は千代大龍が押し出し。
▽隆の勝に松鳳山は隆の勝が突き落とし。
▽玉鷲に霧馬山は霧馬山が送り出し。
▽宝富士に妙義龍は宝富士がはたき込み。
▽阿武咲に輝は阿武咲がはたき込みで勝ちました。
▽竜電に炎鵬は炎鵬が下手投げで勝ちました。
▽御嶽海に阿炎は御嶽海が押し出し。
▽遠藤に豊山は遠藤が押し出しで勝ちました。
▽徳勝龍に大関昇進がかかる朝乃山は、朝乃山が上手出し投げで勝って2連勝です。
▽正代に高安は、正代がすくい投げ。
▽隠岐の海に大関・貴景勝は隠岐の海が上手投げ。
▽大栄翔に横綱・白鵬は白鵬がすくい投げ。
▽横綱・鶴竜に北勝富士は北勝富士が送り倒しで勝ちました。休場明けの鶴竜は、早くも初黒星です。
力士の談話
琴ノ若は幕内で初黒星を喫し「攻めを急ぎすぎた。あすからまた集中していく。体が動いているので修正をできるようにしていきたい。一日一日勉強だ」と心境を話しました。会場の雰囲気には「考えてもしょうがないので、やることは一緒」と淡々と話していました。
初白星の炎鵬は「立ち合いは考えたとおりだ。投げの前の足技は、集中して自然の流れの中でね。まだ相撲が遅いので素早く決められるようにしたい」と話しました。観客のいない場所には「テレビの向こうでたくさんの人たちが見ている。楽しみにしている人のためにどんな状況でもやるのが仕事だ。みんな同じなので自分のやれることをやるだけだ」と淡々と話していました。
朝乃山は「胸を借りるつもりで思いきりいった。相手がとったりできたが、体が動いてくれた」と説明しました。2連勝にも「ぼちぼちじゃないですか、まだ2日なので。15日間、しっかり自分の相撲を取りきる」と冷静でした。
相手の徳勝龍に対しては「先場所優勝されて自分自身が悔しかったしいい刺激になった」と振り返りました。観客がいない場所については「独特な雰囲気だ。集中して相撲を取れている。集中力を切らさないようにしていきたい」と話していました。
大関 貴景勝は初黒星に「右が当たらなかった。自分自身の問題なので修正していきたい。別にいつもと違うことをしたわけではない。あすから集中して切り替えていきます」と落ち着いた様子で話しました。
大関から白星をあげた隠岐の海は「ねらいどおりでよかったです。思い切りいかないと勝てない相手ですから」と浮かれた様子はありませんでした。
2連勝の横綱 白鵬は「立ち合いはよかったね。重さがあるというか。15日間は長い、きょうよりあす、あすよりあさって。一日一日、いい経験をしていくしかない」と話していました。横綱土俵入りで歓声がないことについては「不思議だね」と独特の表現で答えていました。
休場明けの横綱 鶴竜は今場所初黒星に「相手が立ち合いをずらしてくることは想定していたがそれに対応できなかった」と振り返りました。
一方、北勝富士は「いなしてそのあとついていった。今場所は一日一番、そういう場所だ。気持ちを切らさずにいきたい」と横綱からの白星にもさばさばした様子でした。 (NHK WEB NEWS 2020年3月9日 19時22分)
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