春の七草・仏の座
・紫蘇(しそ)科。
・学名 Lamium amplexicaule
Lamium : オドリコソウ属
amplexicaule : 抱茎の
Lamium(ラミウム)は、ギリシャ語の「laipos(のど)」が語源で、葉の筒が長くてのど状に見えることに由来する、との説があります。
・開花時期は、2/5~5/末頃。
・半円形の葉が茎を取り囲んでつくようすを蓮華座(れんげざ)に見立てました。
・春の七草のひとつの“ほとけのざ”はこの花ではなく、正しくはキク科の「田平子」(たびらこ)のことを指します。
・別名 「三界草」(さんがいぐさ)。葉が段々になることから。
3月3日は雛祭りでした。雛人形の種類について調べてみました。
お殿様とお姫様
有名な「うれしいひなまつり」の歌詞では「お内裏様とお雛様」と表現されていますが、お内裏様は殿と姫の二人を合わせて指す言葉で、実は歌詞のほうが間違っています。歌の作者「サトウハチロー」も晩年その事を後悔したそうです。
三人官女(さんにんかんじょ)
お内裏様とお雛様にお仕えする三人のかしこい侍女です。向かって右側から、長柄の杓、三方、銚子を持っています。
五人囃子(ごにんばやし)
能楽のお囃子を奏でる五人の男の子です。向かって右から、謡、笛、小鼓、大鼓、太鼓を持っています。
隋臣(ずいじん)
お内裏様とお雛様を守る用心棒です。右大臣(向かって左側、若者)、左大臣(右側、おじいちゃん)の二人です。
仕丁(しちょう)
お仕えする三人の雑用係です。向かって右から、ほうき、ちりとり、熊手をもっています。(外出用の付き人として、立傘、くつ台、台傘を持っている場合も)
段数が増えると、他のキャラクターが置かれることもあります。
3つのお供え物が持つ意味
1)「桃の木」は災いの身代わり
桃の木は、日本に伝わってきた当時は邪気をはらうためのもので、ひな人形にも身に降りかかる災いを代わりに受けとめるという役割があったようです。
2)祝の席には「白酒」
白酒は、清酒や焼酎にこうじやもろみなどを加えたもので強い甘みがある祝い酒です。
3)色に意味を持つ「ひしもち」
ひしもちはその名の通り、ひし形をしたもちで、地方によってはこれに青や黄を加えて五色のものもありますが、ピンク、白、緑の三色のもちを重ねられています。
鮮やかな色使いの理由には諸説ありますが、一番下の緑は「草」を、真ん中の白は「雪」を、そして一番上のピンクは「桃の花」を表しているといわれています。
そのほかにも緑は「健康」、白は「清浄」、ピンクは「魔よけ」の意味も込められているという説もあります。三色のひしもちには、無事な成長を願う家族の愛情が込められているといえるかもしれません。
sechin@nethome.ne.jp です。
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