春の七草・薺(なずな)
・油菜(あぶらな)科。
・学名 Capsella bursa-pastoris
Capsella : ナズナ属
bursa-pastoris : 羊買いの財布 (実の形から)
Capsella(カプセラ)は、ラテン語の「小箱」の言葉が語源です。
・開花時期は、 1/15 ~ 5/15頃。
・「薺」は「撫菜」(なでな)からの変化したものといいます。なでたいほどかわいい菜、の意から。
また、夏に枯れて無くなることから「夏無(なつな)」、これが変化したともいわれています。
・秋に芽が生え、早春に咲き始めます。
・春の七草のひとつ。
・薬効 止血、目の充血
・薬用部位 全草
・生薬名 「薺菜(さいさい)」
・別名 「ペンペン草」(ぺんぺんぐさ) 風に揺れたときの音から。
「三味線草」(しゃみせんぐさ) 実が三味線の撥(ばち)に似ているから。
・「妹(いも)が垣根三味線草の花咲きぬ」 与謝蕪村(よさぶそん)
「よく見ればなづな花咲く垣根かな」 松尾芭蕉
ウェブニュースより
揺らぐ東京五輪開催 コロナ収束、見通せず 判断迫られるIOC〔深層探訪〕 ―― 新型コロナウイルス感染の世界的拡大を受けて、今夏に迫る東京五輪・パラリンピック開催が揺らいでいる。国際オリンピック委員会(IOC)委員で最古参のディック・パウンド氏が「開催可否の判断は5月下旬が期限」「1年延期も不可能ではない」との見解を示したのが発端となった。
準備状況を監督するジョン・コーツ調整委員長も同調し、開催可否を判断するまでの期間は3カ月だと語った。トーマス・バッハ会長が電話会見で打ち消したものの、混乱に拍車がかかった。
パウンド氏はIOC委員を40年以上務め、要職を歴任するベテラン。調整委員長を務めるコーツ氏の言葉は、さらに重い。大会組織委員会幹部も感染が収束した後に準備を立て直す期間を考慮し、「ゴールデンウイークまでにけりをつけないと(開催は)難しいのではないか」と私見を述べた。
◇複数NOCが視察取りやめ
各競技で国内外の大会が中止、延期され、無観客での実施も含む措置が続いている。しかし、五輪は選手と関係者だけで約1万8000人が200を超える国・地域から一堂に会する巨大なイベント。競技ごとの国際大会と比べても規模が段違いに大きく、リスクはより高まる。
直接の影響も既に広がっている。各国・地域の国内オリンピック委員会(NOC)が五輪会場や選手村などを順次視察しているが、関係者によると、複数のNOCが3月に予定していた視察を取りやめた。大会前には全国各地で各国・地域の代表チームが事前合宿を行うが、現時点で感染収束の見通しは立っていない。「NOCの立場では、危険な場所に選手を送れない」との懸念は残る。選手が来なければ大会自体が成り立たない。
◇中止の権限はIOC
感染拡大の最中、五輪開幕の5カ月前というタイミングでパウンド氏が有事を意識した発言を続け、それにコーツ氏が同調した。これを「IOCが気球を上げて組織委やNOC、競技団体の反応を探っているのでは」とみる五輪関係者もいる。
巨額の放映権料を手にするIOCにとっては予定通りの開催が第一だが、中止を決める権限も握っている。東京都と結んだ開催都市契約には、IOCが開催都市における本大会を中止できる権利を有する条件が記されている。和訳の一部を抜粋すると「IOCがその単独の裁量で、本大会参加者の安全が理由のいかんを問わず深刻に脅かされると信じるに足る合理的な根拠がある場合」とあり、今回の感染拡大は当てはまるだろう。
◇危機管理、甘い組織委
IOCは組織の体面を保ち、五輪ブランドが傷つかないことをまず考える。夏の酷暑への危機感から、開幕まで1年を切った昨秋、マラソンと競歩の札幌開催をトップダウンで押し付けたのもその一例。組織委は煮え湯を散々飲まされてきたにもかかわらず、今回もまだ有事のシミュレーションをしていない。危機管理の備えは甘い。 (JIJI.COM 2/29(土) 8:33配信)
sechin@nethome.ne.jp です。
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