ウェブニュースより
大相撲春場所10日目 魁聖が敗れ全勝は鶴竜1人に ―― 大相撲春場所は大阪市の大阪府立体育会館で10日目の取組が行われ、横綱 鶴竜は勝って10連勝としましたが、平幕の魁聖は敗れ1敗に後退し、幕内での勝ちっ放しは鶴竜1人となりました。
中入り後の勝敗です。
十両の豪風に碧山は、豪風が突き落としで勝ちました。碧山は3敗に後退です。
朝乃山に英乃海は、朝乃山が上手出し投げ。
妙義龍に石浦は、石浦が寄り切り。
琴勇輝に蒼国来は、蒼国来が上手投げ。
大奄美に栃煌山は、栃煌山がはたき込みで勝ちました。大奄美は3敗に後退です。
豊山に勢の一番は、勢に相手のまげをつかむ反則があり、豊山の勝ちとなりました。勢は3敗となり、勝ち越しは持ち越しとなりました。
千代の国に錦木は、千代の国が引き落とし。
大翔丸に輝は、輝が寄り切り。
大栄翔に千代翔馬は、千代翔馬が寄り切り。
竜電に阿炎は、阿炎が突き出しで勝ちました。
https://www.youtube.com/watch?v=zZ29FTLPEH0
嘉風に隠岐の海は、隠岐の海がかいなひねり。
貴景勝に北勝富士は、北勝富士が押し出し。
https://www.youtube.com/watch?v=nv6H3chclt8
宝富士に琴奨菊は、宝富士が上手投げで勝ちました。
荒鷲に遠藤は、遠藤が寄り切り。
9連勝の魁聖に逸ノ城は、逸ノ城が寄り切りで勝ちました。互いに200キロを超える大型力士どうしの一番は、がっぷり四つで1分を超える熱戦となり、最後は逸ノ城が寄り切って魁聖の連勝を止めました。逸ノ城は8勝2敗と勝ち越しました。魁聖は9勝1敗です。
千代大龍に玉鷲は、千代大龍が突き出し。
https://www.youtube.com/watch?v=k3ZDVJTvpjY
松鳳山に御嶽海は、松鳳山が寄り倒し。
正代に大関 高安は、高安が押し出しで勝ちました。高安は3日目から8連勝で勝ち越しを決めました。
大関 豪栄道に栃ノ心は、豪栄道が送り出しで勝ちました。栃ノ心は3敗に後退です。
千代丸に横綱 鶴竜は、鶴竜が寄り切りで勝ちました。鶴竜は勝ちっ放しの10連勝です。
春場所は10日目が終わって、全勝は横綱 鶴竜ただ1人で、1敗で平幕の魁聖、2敗で大関 高安と小結 逸ノ城が追う展開です。
鶴竜 「まあ、ぼちぼち」
相手のまげをつかんで反則負けとなった勢は「しっかり当たって流れの中ではたいたが指がまげに引っかかった意識はあった。抜いたつもりだったので大丈夫と思ったが結果がすべてです」と自分に言い聞かせるように話していました。
幕内最重量215キロの逸ノ城に敗れ9連勝で止まった205キロの魁聖は「重かったです。がっぷり四つになったとき前に出ようと思ったけど力が伝わらなかった」と話し肩を落としていました。
2敗を守り勝ち越しを決めた逸ノ城は「重かった。がっぷり四つになって横からなにかやろうかと思ったけど、動いたら相手が前に出てくると思ったのでがまんした」と取組を振り返りました。そして、21日に顔を合わせる全勝の横綱・鶴竜との一番に向けては「いつもどうり行きたい」と気を引き締めていました。
3日目から8連勝で勝ち越しを決めた大関・高安は「しっかり手が出た。きょうみたいな相撲をイメージしてあすからも前に出る相撲が取れるといいですね」と手応えを感じている様子でした。
立ち合いの変化で栃ノ心の出足を止め7勝目を挙げた大関・豪栄道は「とっさに。上手をとられないように」と歯切れが悪そうに振り返っていました。
3敗となった栃ノ心は「相手ににらみつけられたので絶対にかましてくると思った。あー、残念」と悔しそうでした。
ただ一人10連勝とした横綱・鶴竜は「まあ、ぼちぼちです。まだ5日ありますから余裕とかそういうのを持たずにしっかり自分の相撲に集中したい」と冷静に話していました。
初の横綱戦も力が及ばなかった千代丸は「いい経験できました。結びの一番は周りが聞こえなくなる感じで興奮しました。きょうが最後ではなく横綱と何回も相撲を取れるよう今の地位をキープしたい」と話していました。 (NHK NEWS WEB 3月20日 18時58分)
sechin@nethome.ne.jp です。
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