ウェブニュースより
大鵬の孫が序ノ口優勝 納谷7戦全勝、大相撲春場所 ―― 大相撲の東序ノ口18枚目の納谷(18)=本名・納谷幸之介、東京都出身、大嶽部屋=がエディオンアリーナ大阪で開催されている春場所13日目の23日、7番相撲に臨み、押し出しで勝って、7戦全勝で序ノ口優勝を決めた。
幕内優勝32度を誇る元横綱大鵬の孫で、埼玉栄高出身の納谷は先場所、前相撲でプロデビュー。今場所は1番相撲から白星を重ね、3番相撲では、前相撲でも破った朝青龍のおいの豊昇龍に勝利。この日は朝日凰と対戦し、立ち合いから激しい突き押しで圧倒した。
優勝した納谷は「うれしい。優勝はずっと意識はして、すると思っていたので緊張はなかった。しっかり自分の相撲を取れば、負けないので。今後は全勝とはいかないかも知れないが、全部勝ち越して十両まで行きたい」と話した。
188センチ、166キロ。祖父には帰京後、お寺と自宅の仏壇に手を合わせ、報告する予定だという。 (朝日新聞DIGITAL 2018年3月23日11時53分)
大相撲春場所13日目 鶴竜が魁聖やぶり優勝に大きく前進 ―― 大相撲春場所は大阪市の大阪府立体育会館で13日目の取組が行われ優勝争いのトップに立つ1敗の横綱・鶴竜とただひとり2敗で追う平幕の魁聖が対戦し、鶴竜がはたき込みで勝って星の差を2つに広げ、8場所ぶりの優勝に向け大きく前進しました。
中入り後の勝敗です。
十両の明生に妙義龍は、妙義龍が寄り倒しで勝ちました。
錦木に琴勇輝は、琴勇輝が突き出しで勝って今場所初白星をあげました。
石浦に大奄美は、石浦に突きひざがあって大奄美が勝ちました。
碧山に豊山は豊山が寄り切り。
勢に千代の国は、勢が押し出しで勝って10勝3敗としました。
千代翔馬に大翔丸は千代翔馬が上手投げ。大翔丸は4敗目です。
英乃海に竜電は竜電が寄り切り。
隠岐の海に朝乃山は朝乃山が下手投げで勝って勝ち越しです。
琴奨菊に大栄翔は琴奨菊が押し出し。
栃煌山に宝富士は宝富士が寄り切り。
荒鷲に輝は輝が押し出しで勝ちました。
嘉風に玉鷲は嘉風が押し出し。
遠藤に千代丸は、遠藤が引き落としで勝って勝ち越しました。前頭筆頭の遠藤は来場所の三役昇進に大きく近づきました。
阿炎に千代大龍は、阿炎がはたき込みで勝って勝ち越しました。
逸ノ城に松鳳山は松鳳山が寄り切り。
正代に栃ノ心は正代が押し出し。栃ノ心は5敗目です。
御嶽海に北勝富士は御嶽海がはたき込み。
ともに3敗の大関・高安に大関・豪栄道は、高安がはたき込みで勝ち10勝3敗として優勝争いに残りました。
1敗の横綱・鶴竜に2敗の魁聖の一番は鶴竜がはたき込みで勝ちました。鶴竜は立ち合い低い姿勢で当たってきた魁聖を受け止めたあと、すぐにはたき込み魁聖がばったりと両手をつきました。鶴竜は12勝1敗として魁聖など続く力士との星の差を2に広げ8場所ぶりの優勝に大きく前進しました。
春場所は13日目を終え、優勝の可能性は1敗でトップに立つ鶴竜と3敗で追う大関・高安、平幕の魁聖、勢の合わせて4人に絞られ、24日に鶴竜が勝つか3敗の3人がそろって敗れれば、鶴竜の8場所ぶり4回目の優勝が決まります。
魁聖「ちゃんと相撲取りたかった」
前頭筆頭で勝ち越し、来場所の三役昇進に大きく近づいた遠藤は「目の前の相撲に集中してやった結果じゃないですか。また、あしたもしっかり集中してやるだけです」と目をつむって冷静に話していました。
大関どうしの一番を制して優勝争いに残った高安は「あしたの相撲をしっかり準備して、ベストを尽くしたい」と表情を変えずに話していました。
2敗の魁聖をやぶり1敗を守った横綱・鶴竜は「相手の立ち合いが低かったが、体がうまく反応した」と取組を振り返り、あすにも優勝が決まる展開を聞かれると「平常心ですね」と短く答えて会場をあとにしました。
敗れて優勝争いから大きく後退した魁聖は「低く当たろうと思ったが、右足が滑った。もうちょっとちゃんと相撲を取りたかった」と悔しそうに振り返ったあと「あと2番頑張るしかない」と気持ちを切り替えていました。 (NHK NEWS WEB 3月23日 20時24分)
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