ウェブニュースより
照ノ富士「一番嫌な相撲」貴ノ岩事件脳裏よぎり8敗 ―― 戦いの舞台を十両に移しての“因縁対決”で元大関が敗れた。西十両5枚目の照ノ富士(26=伊勢ケ浜)が、同12枚目の貴ノ岩(28=貴乃花)と対戦。力なく押し出されて6勝8敗と負け越しが決まった。
昨年10月25日夜、巡業先の鳥取市内で、貴ノ岩が横綱日馬富士(当時)から暴行を受けた傷害事件。現場には照ノ富士もいた。事件当時は番付で照ノ富士は大関、貴ノ岩は東前頭9枚目だった。照ノ富士はケガや糖尿病で、貴ノ岩は負傷がいえず2場所連続全休。そして迎えた今場所、事件やケガがなければ幕内後半戦で当たってもおかしくない両者が、十両の土俵で対戦した。
照ノ富士の相撲は、明らかに力が入っていなかった。四つに組み止めるのか、突き押しで攻めるのか、中途半端なまま左腕をはね上げられると、あっけなく体を崩され土俵を割った。
事件のことは触れにくい。だが、そんなデリケートな部分を照ノ富士は自ら切り出した。「いろいろなことを考えすぎた。相撲界に入って一番、嫌な相撲だった。土俵に上がるまでは、そうでもなかったけど、土俵に上がった瞬間からね。いろいろ入ってきた、頭にね」。モンゴル出身力士の先輩でもある被害者の貴ノ岩、思い出したくもないあの事件現場、加害者として責任をとった部屋の元横綱日馬富士関、事件発覚後に世間をにぎわせた騒動…。脳裏をよぎった、それらの人たち、事象に戦う力をそがれてしまったようだ。半年前までは大関だった力士とは別人のような相撲で、照ノ富士は敗れた。 [日刊スポーツ 2018年3月24日16時18分]
春場所14日目の結果 鶴竜が4回目の優勝 ―― 大相撲春場所は大阪市の大阪府立体育会館で14日目の取組が行われ、横綱 鶴竜が大関 豪栄道に勝って、8場所ぶり4回目の優勝を決めました。
中入り後の勝敗です。
錦木に十両の旭秀鵬は、旭秀鵬がはたき込みで勝ちました。
勢に石浦は、勢が押し出しで勝って11勝目を挙げました。
琴勇輝に大奄美は、大奄美が送り出し。
英乃海に栃煌山は、栃煌山が引き落とし。
豊山に朝乃山は、豊山がはたき込みで勝って2桁の10勝目です。
碧山に千代翔馬は、千代翔馬がとったりで勝って、勝ち越しです。
妙義龍に隠岐の海は、妙義龍が寄り切り、隠岐の海は負け越し。
大栄翔に千代の国は、大栄翔が突き落としで勝って勝ち越しました。
大翔丸に魁聖は、魁聖が押し倒しで勝って11勝3敗としました。
阿炎に琴奨菊は、阿炎が寄り切り。
竜電に荒鷲は、竜電が寄り切り。
宝富士に輝は、同体で取り直しとなり、宝富士が引き落としで勝ちました。輝は負け越しです。
北勝富士に遠藤は、遠藤がはたき込み。
玉鷲に松鳳山は、玉鷲が突き落としで勝って勝ち越しました。
正代に逸ノ城は、逸ノ城が上手投げ。
千代大龍に嘉風は、嘉風が寄り切り。
栃ノ心に千代丸は、栃ノ心が寄り切り。今場所2大関を破った千代丸は負け越しです。
御嶽海に大関 高安は、高安が突き落としで勝って11勝3敗としました。
大関 豪栄道に横綱 鶴竜は、鶴竜がはたき込みで勝ちました。鶴竜は立ち合い豪栄道に押し込まれましたが、土俵際回り込んではたき込みを決めました。
鶴竜は13勝1敗と白星を伸ばし、25日の千秋楽を待たずに8場所ぶり4回目の優勝を決めました。 (NHK NEWS WEB 3月24日 19時13分)
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