6月18日に起きた都議会の野次問題がさらなる波紋を広げています。野次の発生源の近くに席を占めていた人々の誰もが発生源に気付かなかったと言うのは、どう考えても不思議なことですなあ。どうやら東京都議会に出席していた自民の都議さんは全員で野次の発生源を隠している節がありますね。それで無ければ緘口令が敷かれているのかもしれませんね。
今朝の朝日新聞デジタルから、
自民・石破幹事長「都議会ヤジ、速やかに名乗り出て」―― 東京都議会で女性都議に対し、議場から女性を蔑視するヤジがあった問題で、自民党の石破茂幹事長は21日、「速やかに『私です』と言って、おわびをすることが必要だ。仮に我が党なら、党としておわびをしなきゃいけない」として、発言者に名乗り出て謝罪するよう求めた。読売テレビの番組で語った。/ヤジを受けたみんなの党の塩村文夏(あやか)都議は、発言者の特定と処分を議長に申し入れているが、「調べるのが難しい」として議長は受け取っていない。みんなの党は「自民の席から聞こえた」としているが、自民党側は「確証がない」としており、発言者はわかっていない。/石破氏は番組の中で、「昨年の都議選で自民党の公認候補は全員当選した。事の本質を議会で論じる態勢をとらなきゃいけない」と強調。都議会与党としての真摯(しんし)な対応をとるよう促した。 (朝日新聞 DIGITAL 2014年6月21日17時29分)
複数の自民都議「ヤジここまで問題になるとは」 ―― 石破幹事長の発言について、都議会自民党の吉原修幹事長は「発言を直接聞いておらず、会派としてどうするか分からない」と述べた。所属議員の聞き取りを19日に始めたが、発言者は特定できていないという。/ 複数の自民都議は「ヤジがここまで問題になるとは思わなかった」と語る。ベテラン都議の一人は「党幹事長が発言した以上、発言者が会派内にいるなら名乗って謝罪するしかない」と話した。 (朝日新聞 DIGITAL 2014年6月21日20時11分)
都議ヤジ、海外も報道「五輪開催東京に批判押し寄せた」―― 東京都議会で塩村文夏(あやか)都議(35)が女性蔑視のヤジを浴びた問題は、海外にも波紋を広げている。海外メディアが批判的に報じ、2020年東京五輪に向けた東京のイメージ悪化を懸念する声もあがる。/ 「ヤジによって、20年五輪を開催する日本の首都東京に批判が押し寄せた」。ロイター通信は東京発でこう伝えた。日本の女性の労働環境を「出産すれば退職を促されることもしばしばある」などとも紹介した。/米CNN(電子版)は、都議会の動画と共に「女性議員の質問が『自分が結婚しろ』との叫びに遮られた」と掲載。英紙ガーディアン(電子版)は、ヤジを「保守的な自民党の議員が発したと思われる」とし、「sexist abuse(性差別的な人権侵害、虐待)」と批判。「男女格差で後進的な日本の状況を改善しようとしている安倍首相にはやっかいな問題だ」と解説した。/米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は塩村都議のインタビュー記事も掲載した。
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