瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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 16日に型取りした部分入れ歯が、昨日やっと出来上がりました。まだなれないので取り外しに少し手間取りますが、何と無く落ち着いた気分になれました。
 都議会のセクハラ野次はやっと1人だけが記者に問い詰められて白状したようです。でも、1人だけではなく他にもいるはずなのに、自民党は数の力でこれらを覆い隠そうとしているようですなあ。

 今朝の朝日新聞より、
 
緩む自民、失言続き 都議会ヤジ、特定後手 閣僚も相次ぐ ―― 東京都議会では23日、自民党都議が女性蔑視のヤジを認め、謝罪した。石原伸晃環境相もこの日、福島県で「最後は金目でしょ」との発言をわびた。安倍政権への支持を背景に、国政でも地方でもたがが緩む自民党。相次ぐ失言はダメージになりかねない。

 「皆様に多大なるご迷惑をおかけしたことに、心からおわび申し上げます」。
23日午後、都議の鈴木章浩氏は無数のフラッシュがたかれる中で深々と頭を下げた。/ヤジが飛んだのは、5日前の18日夜。この時点で「発言主は鈴木氏だ」との指摘が都議会の各会派から挙がっていた。だが自民の吉原修幹事長は「臆測で言われても困る」と調査に後ろ向きな発言に終始。発言者の特定と処分を求めた塩村文夏都議の申し入れも、吉野利明議長(自民)から「特定は権限外」と不受理扱いにされていた。/自民は都議会の定数127のうち、59議席を占める最大会派だ。昨年6月の都議選では、安倍政権の人気を追い風に受け、擁立候補が史上初めて全員当選。2月の知事選で自民が支援した舛添要一氏が当選すると、発言力はさらに強まった。2020年五輪の会場計画見直しも「水面下で自民党の圧力があった」と都幹部は認める。都議会の議場では日頃から、与野党間で激しいヤジが飛び交っていた。/だが、「女性の活用」を掲げる自民党幹部から批判が噴出した。石破茂幹事長は21日、「仮に我が党(の議員)なら、党としておわびをしなきゃいけない」と指摘した。/自民都議の事務所にも「もう票は入れない」との批判が次々と寄せられた。ある自民都議は「長引けば来春の統一地方選にも影響が出かねない」と危機感をあらわにした。/後手後手の対応になった自民。吉原幹事長は「(各都議に)直接確認しなければならなかった」と釈明した。吉原氏本人は都議会議場で、鈴木氏のほぼ真後ろに座る。それでも発言は「わからなかった」という。/ほかにも「子どもを産めないのか」など複数のヤジがあったと塩村氏らは指摘している。だが吉原幹事長は幕引きをはかる。「その発言については聞いたという(自民)議員は、誰一人いなかった」

 ■石原氏「金目」謝罪/麻生氏「いじめ」発言:安倍政権にとって、都政で起きた問題はひとごとではない。国政でも閣僚の失言が続いているからだ。/「品位を欠く表現で、お金で解決すると受け止められ、深く反省している。これからも被災者の心に寄り添って丁寧に仕事をさせていただきたい」。石原伸晃環境相は23日に福島県を訪れ、大熊、双葉両町長らに頭を下げてまわった。/最後に訪れた同県庁では、佐藤雄平知事は座ったままで「心に寄り添うと3回も4回も聞いた。誠心誠意の対応をしてほしい」と厳しい表情を崩さなかった。/石原氏は
16日、除染で出た汚染土などを保管する中間貯蔵施設計画をめぐり、「最後は金目(かねめ)でしょ」と発言。直後は「お金で解決すると言ったことはない」と釈明し、発言の撤回には応じなかった。しかし、福島県議会の抗議を受け、19日になってようやく撤回。環境省の幹部は「施設受け入れの詰めの交渉をする前で最悪のタイミングだった」と漏らす。
 麻生太郎副総理兼財務相からも、際どい発言が飛び出している。TBSのニュース映像によると、21日の自民党の会合で、集団的自衛権をめぐるたとえ話の中で、いじめの対象となる子の条件に言及。「けんかは弱い、勉強もできない、しかも貧しい家の子と、三つそろったらまず無視。いじめの対象になりません」などと発言した。
 ■一強多弱、野党は追及不足:「こういう発言が出ること自体が気の緩みだと指摘されれば、そういう状況があるのでしょう」。自民党の石破茂幹事長は23日、鈴木都議の発言について、同党本部で語った。/しかし、石破氏にしても、昨年の特定秘密保護法の審議の際に、同法に反対するデモについて、テロと同一視するような発言を自らのブログで行い、批判を浴びた。麻生氏に至っては、憲法改正に絡み「(ナチスの)手口に学んだら」と発言して、米国のユダヤ人団体に批判され、国際的な問題に発展した。/安倍晋三首相の第1次政権では、当時の閣僚から「失言」が相次いだ。久間章生防衛相は「原爆(投下は)しょうがない」と発言し、辞任に追い込まれた。柳沢伯夫厚生労働相は「(女性は)産む機械」と述べ、世論から強い批判を浴びた。こうした閣僚らの失言が続き、短命政権に終わった原因を作った。/第2次政権では、閣僚や党役員が失言で辞めたケースはない。首相らが1次政権の反省を踏まえ、火消しを急ぐなど注意を払っているからだ。加えて、野党の追及不足で、国会のチェック機能が弱まっている。/国会は、与党が衆参で過半数を占め、衆院では自民党が圧倒的な多数を握る「一強多弱」の状況。野党各党で、安倍政権への姿勢にも違いがあり、足並みがそろわない場面も多い。/しかし、ひとたび世論の怒りに火がつけば、政権を揺さぶる事態につながりかねない。菅義偉官房長官は23日の記者会見で「政治家は常に謙虚で、誤解を受けるような発言をすべきではない」と引き締めた。     (朝日新聞DIGITAL 20146240500分)

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