ウェブニュースより
日本、チーム力で個に対抗=高木美、勝負どころで先導 ―― 【平昌時事】21日に行われたスピードスケートの女子団体追い抜き決勝で、高木美帆(日体大助手)、佐藤綾乃(高崎健康福祉大)、高木菜那(日本電産サンキョー)で臨んだ日本がオランダを破り、初の金メダルに輝いた。残り2周の時点でライバルに0秒45のリードを許す展開だったが、エースの高木美が先頭に立ってペースを上げ、一気に逆転した。
1周400メートルのリンクを6周して争う種目。残り2周でオランダが29秒62、30秒01と失速したのに対し、日本はともに28秒台。高木美が途中から先頭で引っ張った1600メートルからの1周は、前の周より0秒33も速いラップを刻んだ。
相手エースのイレイン・ブストは今大会の1500メートルで金メダル、3000メートルでは銀メダルを獲得。1500メートルで銀メダル、3000メートルで5位の高木美を上回る成績を残しているが、それでも終盤に大きな差が出たのは、チーム力の違いに他ならない。
準決勝で滑った菊池彩花(富士急)を含めた日本の4人はナショナルチームで年間300日以上を一緒に過ごす。脚の運びまでぴたりと合った一糸乱れぬ隊列は日本の強み。誰が先頭でも一定のリズムで滑れるから、余計な力を使わずスピードが維持できる。高木美は「佐藤と姉(高木菜)がいいリズムで滑ってくれて、(終盤まで)体力の消費を最小限に抑えることができた」と仲間に感謝した。
決勝メンバーから外れた菊池は、大一番に向かう3人に「世界で一番美しいラインを描いていこう」と伝えたという。その言葉通りの滑りがリンクで展開され、最終的にはスケート王国に1秒59差で勝利。歓喜の金メダルにつながった。 (jiji.com 2018/02/22-05:45)
sechin@nethome.ne.jp です。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |