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初の双子関取貴公俊、炎鵬は最速出世/春場所新番付 ―― 日本相撲協会は26日、大相撲春場所(3月11日初日、エディオンアリーナ大阪)の新番付を発表した。
横綱では、西の白鵬(32=宮城野)が横綱在位64場所となり、並んでいた北の湖を抜いて史上単独1位となった。3横綱でただ一人、初場所を皆勤した鶴竜(32=井筒)は、7場所ぶりに東の正位に就いた。東2枚目の稀勢の里(31=田子ノ浦)は5場所連続休場からの復活を目指す。
三役陣は4人。東の関脇御嶽海(25=出羽海)は5場所連続の関脇(三役は7場所連続)。初場所で平幕優勝を遂げた栃ノ心(30=春日野)は10場所ぶりの関脇復帰(三役としては7場所ぶり)となった。小結は、ともに返り咲きで東は17場所ぶり(三役としては16場所ぶり)の逸ノ城(24=湊)、西は21場所ぶりの千代大龍(29=九重)が就いた。
十両からの昇進は、いずれも返り入幕で2場所ぶりの妙義龍(31=境川)、8場所ぶりの英乃海(28=木瀬)、2場所ぶりの碧山(31=春日野)の3人。
新十両は2人。貴公俊(20=貴乃花)は、現師匠(元横綱貴乃花)が04年2月1日に部屋を創設して以降、貴ノ岩、貴景勝、貴源治に続き、貴乃花部屋から4人目の関取。弟貴源治との兄弟関取誕生は史上19組目で、双子は初めての快挙となった。また炎鵬(23)は、宮城野部屋からは石浦以来3年ぶりの新十両で、金沢学院大からは初めて。学生相撲出身では125人目で、初土俵以来、所要6場所での昇進は高鉄山、土佐豊、常幸龍に並ぶ史上1位のスピード出世(58年以降初土俵で幕下付け出しを除く)となった。
関取復帰の再十両は2場所ぶりの矢後(23=尾車)、10場所ぶりの志摩ノ海(28=木瀬)、2場所ぶりの照強(23=伊勢ケ浜)、4場所ぶりの翔猿(25=追手風)、11場所ぶりの明瀬山(32=木瀬)と5人を数えた。また2場所連続休場の十両貴ノ岩(27=貴乃花)は当初、特例措置で十両最下位(14枚目)にとどめるとされていたが、西12枚目にとどまった。
春場所は、3月9日の取組編成会議で初日、2日目の対戦相手が決定。11日の初日を迎える。 [日刊スポーツ 2018年2月26日6時3分]
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