尾花(おばな)を詠める歌2
巻4‐0780:黒木取り草も刈りつつ仕へめどいそしきわけとほめむともあらず
巻7-1121:妹らがり我が通ひ道の小竹すすき我れし通はば靡け小竹原
◎「妹(いも)らがり」の「ら」は、こちら、あちらなどの場所をしめす「ら」のようです。また、「がり」は引き続く「通う」の方向を示す言葉と考えられています。
巻7-1337:葛城の高間の草野早知りて標刺さましを今ぞ悔しき
ウェブニュースより
沖縄の漁港で軽石撤去 大量漂着、漁業に支障 ―― 小笠原諸島の海底火山噴火で発生したとみられる大量の軽石が沖縄県各地の海岸に漂着している問題で、県は29日、本島北部・国頭村の辺土名漁港で撤去作業を始めた。軽石の撤去は「前例のない作業」(担当者)で、2~3週間を見込む。
港内の海面はセメントを流し込んだように一面が灰色の軽石で覆われた状態。陸上からショベルカー2台が次々と軽石をすくい上げた。ショベルカーで届かない範囲では、海面の汚染物の拡大を防ぐフェンスを船で引いて回収することも計画する。
県の担当者は「前例がなく、手探りで作業を進めるしかない。軽石の処分方法は安全性を確認してから検討する」と話した。
県によると、同漁港では特に大量の軽石が流入して漁船が出港できなくなり、漁業に支障が出ている。軽石は本島北部を中心に全域で確認されており、他の漁港での撤去も計画する。
軽石は千キロ以上離れた海底火山「福徳岡ノ場」の8月の噴火で発生したとみられ、鹿児島県・奄美群島にも流れ着いている。〔共同〕 【日本經濟新聞 2021年10月29日 12:01】
自民長老候補21人が“討ち死に”危機! 大臣経験者3人は負ければ「無職」に転落確定 ―― 衆院選投開票まで29日を含め残すところ3日。選挙戦はいよいよ最終盤だ。「自民が単独過半数確保の勢い」などと報じられているが、党の長老議員の多くが“討ち死に”危機に瀕している。
日刊ゲンダイは、投開票日時点で70歳以上の38候補をピックアップ。政党やメディアの世論調査をもとに情勢を分析すると、半数を超える21人が大激戦を展開している(別表)。大臣経験者も多く、落とせば、岸田自民に大打撃は必至だ。
“討ち死に”候補の筆頭は、五輪相時代に珍答弁を繰り返し、辞任に追い込まれた千葉8区の桜田義孝氏だ。野党一本化の「桜田包囲網」により、約20ポイントもリードされている。
次いで危ないのは、地方創生相の就任会見で政策について「これから勉強させていただきたい」とポンコツを自認していた長崎4区の北村誠吾氏。自民県連も不満を爆発させ、党本部に前県議会議長の公認を申請していたが、北村氏とは同じ派閥の岸田首相の“ご意向”が働き、解散翌日の土壇場で北村氏に公認が下りた。地元自民がバラバラで野党候補に水をあけられている。
地元自民の足並みが揃わない選挙区も
福岡5区の原田義昭元環境相も公認争いで揉め、地元自民の足並みが揃わない。野党候補と横一線の戦いだ。千葉10区から出馬している林幹雄元経産相は、二階前幹事長の通訳兼付き添い役だ。地盤を譲る気でいた県議の長男に女性スキャンダルが炸裂。野党候補に引き離されつつあり、世話係を失う二階氏にも大打撃だ。
北村氏、原田氏、林氏は党の定める「73歳定年」制度にひっかかり、比例重複立候補が許されなかった。負ければ比例復活できず「無職」に転落確定だ。
「“維新王国”の大阪では2、9、18区の3長老が厳しい。いずれも維新候補に大幅にリードされている」(府政関係者)
危機感が相当あるのだろう。29日は岸田氏自ら、鹿児島2区の金子万寿夫氏、千葉10区の林氏の応援に入る。28日は秋田2区で元法相の金田勝年氏の応援に駆けつけた。自慢の“岸田ノート”には長老21人の“延命”策が書いてあるのかもしれないが、果たして、巻き返しなるか。
(Yahooニュース 10/29(金) 14:00配信)
sechin@nethome.ne.jp です。
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