ウェブニュースより
大相撲名古屋場所6日目 栃ノ心が初黒星 ―― 大相撲名古屋場所は、名古屋市の愛知県体育館で6日目の取組が行われ、新大関の栃ノ心が小結の玉鷲に小手投げで敗れ、初黒星を喫しました。一方、横綱・鶴竜は、右ひじを痛めて13日から休場し、稀勢の里、白鵬とともに3人の横綱全員が不在となりました。
中入り後の勝敗
石浦に明生の初顔合わせの一番は、明生が寄り倒しで勝ちました。
竜電に隠岐の海は、隠岐の海が寄り切り。
朝乃山に栃煌山は、朝乃山が上手出し投げで1敗どうしの対戦を制しました。
北勝富士に佐田の海の初顔合わせの一番は、北勝富士が押し出し。
荒鷲に琴恵光の初顔合わせの取組は、荒鷲が寄り倒し。荒鷲に初日が出ました。
返り入幕の阿武咲に千代丸の初顔合わせの一番は、阿武咲が寄り切り。
碧山に妙義龍は、妙義龍が寄り切りで5勝目です。
旭大星に錦木は、旭大星がすくい投げで初白星です。
千代翔馬に宝富士は、宝富士が上手投げ。
大栄翔に豊山は、豊山が押し出し。
嘉風に大翔丸は、大翔丸が寄り切り。
遠藤に魁聖は、遠藤が押し倒しで1敗どうしの対戦を制し、5勝目を挙げました。
輝に千代大龍は千代大龍がはたき込み。
松鳳山に勢は、勢が押し出し。
琴奨菊に逸ノ城は、琴奨菊が送り出し。
御嶽海に正代は、御嶽海が押し出しで6連勝です。
新大関・栃ノ心に玉鷲は、玉鷲が小手投げ。栃ノ心は、今場所初黒星を喫しました。
この結果、幕内での勝ちっ放しは、御嶽海だけになりました。
千代の国に横綱 鶴竜は、千代の国が不戦勝。鶴竜は、13日、名古屋市内の病院で診察を受けた結果、右ひじの関節炎で2週間の安静が必要だと診断され、13日から休場です。鶴竜の休場は、去年の九州場所以来、10回目です。
名古屋場所では、すでに稀勢の里と白鵬が休場していて、3人の横綱が全員不在となるのは、平成11年の春場所以来、19年ぶりです。
栃ノ心 右足を痛める
1敗どうしの対戦を制し5勝目を挙げた朝乃山は「よい形で攻めたが、いろいろと手こずってしまった。まだまだ詰めが甘い」と、笑みを浮かべながら反省も忘れませんでした。
6日目に初日が出た旭大星は「まわしを取られて危なかったが、勝って気分がいい。これから連勝できるよう、変わらず思い切りやりたい」と笑顔でした。
碧山に勝って5勝目を挙げた妙義龍は「場所前の稽古で、碧山にはさんざん負けて、いいイメージが全くなかったので、ただ気合いをいれて臨んだ。勝ちが続くと気分もよいね」とご機嫌でした。
1敗どうしの一番を制し5勝目を挙げた遠藤は「勝ったからいいんじゃないですか。しっかりと集中できていると思う」と、いつもどおり淡々と話していました。
関脇 御嶽海は、幕内ただ1人の6連勝に「思っている以上に体が動いてくれている。いろいろな展開を考えていることが結果に結びついている」と振り返りました。単独でトップに立ったことについては「まだ中盤戦だが、初日のつもりでやっている。おもしろくなってきた。あすからも盛り上げられればよい」と話していました。
新大関 栃ノ心は、玉鷲に初黒星を喫しました。栃ノ心は、この取組で右足の親指付近を痛め、報道陣からの「小手投げをされて、ひざが入ったのか」という問いかけに対し、「ひざも曲がったけど、指がちょっと」と話し、その後は無言で会場をあとにしました。
一方、玉鷲は「特に意識はしなかった。昔からよく2人で頑張ってきたけど、向こうは力もあるし素質もある。向こうが熱くなると、こっちも熱くなりますね」と笑顔で話していました。 (NHK NEWS WEB 2018年7月13日 19時40分)
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