ウェブニュースより
納谷 3連勝で勝ち越しに王手 高校時代のライバルを“偵察” ―― 大鵬の孫・納谷(18=大嶽部屋)が琴福寿野を下し3連勝で勝ち越しに王手をかけた。
相手に懐に入られ食らい付かれそうになったが、そこから突き放して右からの小手投げで仕留めた。「しっかり当たれて前に出れたと思います。押し切るつもりでしたが、入られてしまった。でもしっかり(相手を)見ていました。足が動いていたので大丈夫だったと思います」。
取組が終わると報道陣に「ちょっといいですか」と断り、花道に戻って埼玉栄高時代のライバル琴手計の取組を確認。「(今場所)当たるかもしれないので、調子がいいか見ておきたかった。(向こうは)調子が良さそうですね」と事前の研究も怠りがなかった。
次戦も勝てばデビューから3場所連続勝ち越しとなる。手応えを聞かれると「先場所よりは気分がいいです。しっかり足が出ているのが一番です」と話していた。 [Sponich Annex 2018年7月12日 13:07 ]
復帰場所の貴公俊3連勝 勝ち越しに王手 ―― 出場停止処分が明けて今場所から復帰した幕下・貴公俊(21=貴乃花部屋)が濱豊を下し3連勝。相手の突きに応戦しながら、素早くもろ差しになり土俵の外へ持っていった。
「まわしにこだわらないで取りました。攻めるところは攻められています。土俵の感覚も少しずつ戻っています」と手応えを口にする。2場所ぶりの本場所で初日から3連勝。取組の少ない幕下は十両に比べると一番々々の重みが違うが「余計な事は考えず、目の前の取組だけ」と勝負に集中。王手を懸けた勝ち越しについても「すべて結果論なので。変な事を考えず、目の前の取組を一生懸命やるだけです」と気を引き締めていた。 (07/12 14:09 スポニチアネックス)
大相撲名古屋場所5日目 横綱 鶴竜が連敗 ―― 大相撲名古屋場所は、名古屋市の愛知県体育館で5日目の取組が行われ、横綱の鶴竜が平幕の阿炎に突き出しで敗れ、2連敗を喫しました。
中入り後の勝敗です。
石浦に竜電は、石浦が下手投げで勝ちました。
琴恵光に明生の新入幕どうしの一番は、琴恵光がすくい投げ。
栃煌山に隠岐の海は、栃煌山がはたき込み。
北勝富士に荒鷲は、北勝富士が押し出し。荒鷲は5連敗です。
佐田の海に朝乃山は、朝乃山が上手投げ。
碧山に返り入幕の阿武咲は、碧山が突き出しで勝ちました。
妙義龍に錦木は、妙義龍が下手出し投げ。
千代丸に旭大星は、千代丸が寄り切り。旭大星は5連敗です。
千代翔馬に豊山は、豊山が突き出し。
大栄翔に千代大龍は千代大龍が突き出し。
大翔丸に宝富士は、宝富士が押し出しで勝ちました。
遠藤に輝は、遠藤が寄り切り。
魁聖に嘉風は、魁聖が送り出しで勝ちました。嘉風も5連敗です。
玉鷲に貴景勝は、玉鷲が突き落とし。
松鳳山に御嶽海は、御嶽海が押し出しで勝って5連勝です。
逸ノ城に正代は、逸ノ城が押し出し。
角番の大関 豪栄道に千代の国は、豪栄道が寄り切り。
琴奨菊に新大関 栃ノ心は、栃ノ心が寄り切りで勝って5連勝です。
平幕の勢に角番の大関 高安は、高安がはたき込み。
横綱 鶴竜に阿炎は、阿炎が突き出しで勝ちました。鶴竜は2連敗です。鶴竜は、11日の白鵬の休場で横綱としてただ1人出場し、土俵を締める役割が求められていますが、12日も平幕に不覚をとりました。
金星の阿炎「前に出ることだけ考えていた」
琴恵光は明生との新入幕どうしの取組を制し「立ち合いで負けないように踏み込むことを意識して集中していった。落ち着いて相手を捉えることができた。いい動きをしているので体自体は悪くない」と落ち着いた様子で話していました。
4勝目をあげた朝乃山は「思いどおりの相撲ができたのでうれしい。まだ5日目なので、15日間すべてが終わった時によかったと言えるようにしたい」と冷静に話していました。
白星をあげて4勝1敗とした栃煌山は「状態はいいと思う。相手に上半身を起こされずに踏み込めた。次は、立ち合いの当たりで勝ってそのまま前に出て行けるようにしたい。新大関の栃ノ心が刺激になる。近い目標なので1日1日を大事にしたい」と話していました。
妙義龍も4勝目、「もう少し前に出ればよかった」と反省も忘れませんでした。
関脇の御嶽海は5連勝に「会心の相撲だ。しっかり相手を分析し、自分の相撲を取ることができている点がよい。まだ序盤が終わったところなので気持ちを切りかえて中盤戦に臨みたい」と話していました。
5連勝と白星が続く新大関 栃ノ心は「うまく押っつけられた。状態は全く問題ない。連勝も気持ちいいですよ」と穏やかな表情で話していました。
横綱 鶴竜は、付け人をしていた平幕の阿炎に敗れ、早くも2敗目を喫し「途中まではいい流れだったが、自分で引いて自分で負けたという感じですね」と反省を口にしました。また、報道陣から「付け人の恩返しの形になりましたが」と質問されたのに対し「そんな感じじゃないですか」と淡々としていました。
一方、金星の阿炎は「取組についてはよく覚えていないが、とにかく前に出ることだけを考えていた。追いかけていた大きな横綱だったのでうれしい」と笑顔で話していました。 (NHK NEWS WEB 2018年7月12日 18時59分)
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