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ウェブニュースより
 初日から7連勝の碧山、阿武咲に押し出され1敗「当たれなかった」 ―― ◆大相撲名古屋場所8日目 ○阿武咲(押し出し)碧山●(16日・愛知県体育館)
 東前頭八枚目・碧山(31)=春日野=が、西前頭六枚目・阿武咲(21)=阿武松=と対戦した。

 平幕でただ1人、初日から7連勝だった碧山は、阿武咲に押し出しで敗れ、中日での勝ち越しはならなかった。「当たれなかったです」とだけ話し、足早に引き揚げた。
 勝った阿武咲は6勝2敗。   (2017年7月16日17時16分  スポーツ報知)
https://www.youtube.com/watch?v=HfJ5Woia4Vs

 “魔よけの着物”で場所入りの石浦、上手出し投げで逸ノ城下し4勝4敗 ―― ◆大相撲名古屋場所8日目 ○石浦(上手出し投げ)逸ノ城●(16日・愛知県体育館)
 西前頭八枚目・石浦(27)=宮城野=が、東前頭六枚目・逸ノ城(24)と対戦した。
 低く頭をつけた石浦は、一度取った左下手を切られると、今度は左上手を取り、逸ノ城を土俵に追い詰めると力強い上手出し投げを決めた。

 この日、出来たばかりの新しい染め抜きを着て場所入りした石浦。黒地の前面には生首、背面には幽霊がデザインされ、背面の裾には幽霊の鮮血で「石浦」のしこ名が記されている“ホラー着物”だが、生首は魔よけの意味合いを持ち、古来から縁起がいいものとされてきたという。

 幕内最軽量118キロの人気力士は、魔よけを身にまとい逆襲に転じるか。4勝4敗の五分とした。負けた逸ノ城も4勝4敗となった。  (2017716178  スポーツ報知)
ttps://www.youtube.com/watch?v=7qrv8D94qpo


 


貴景勝、御嶽海を豪快吹っ飛ばし!トンネル抜けた ―― <大相撲名古屋場所>◇8日目◇16日◇愛知県体育館
 西前頭筆頭の貴景勝(20=貴乃花)が、豪快な相撲でどよめきを起こした。
 相手は初顔合わせの新関脇御嶽海(24=出羽海)。「身長が低いので、生かすしかない。体が起きると、相手の突きは強いし、差しもうまい。丸く、小さくなっていかないと」。
 低く、頭を下げた体勢からぶつかる。1度は押されかけても体勢を変えない。体が起きかけては再び沈めて、頭から突っ込む。繰り返し、何度も。その圧力が徐々に伝わり、最後は豪快に吹っ飛ばした。

 初日で大関照ノ富士に勝ってから6連敗。「楽して勝とうかと考え込んだりもした」という。だが、行き着いた結論は「自分の相撲を取り切るしかなかった」。愚直に前に出る相撲。貫き続けたからこそ、光が差し込んだ。
 「勝ったことがすごく大きい。1番のクスリになる。上位は独特の空気。仕切りの数も違うし、客の盛り上がりも違う。頭で慣れるより、目が少し慣れてきた。2勝6敗だけど、負け越したり、十両に落ちたりしたわけではない。硬くならず、最後まであきらめずに行きたい」と、20歳の若武者は自分を奮い立たせた。   (日刊スポーツ2017年07月16日20時21分)https://www.youtube.com/watch?v=9osHIU8wVAM

 「宇良をウラ返したね」 8連勝の白鵬、してやったり ――  「ここまで来たんだ」。初の横綱戦に高ぶる、25歳の宇良。受けて立つ白鵬はじっとその目を見ていた。
 一瞬の静寂の後、大歓声に包まれた立ち合い。白鵬は右手を宇良の眼前に出した。突進を止めつつ、左に動く。上からつぶしにかかったが、宇良は耐えた。
 しかし、互いに右が入って、形勢は一気に白鵬へ。左で相手の右を抱え込んで強引に胸を合わせ、右から豪快にすくった。宇良は仰向け。「宇良をウラ返したね」と、白鵬はしてやったりの表情で振り返った。

 4日目に対戦した20歳の貴景勝、6日目に挑戦を受けた25歳の北勝富士も初顔だった。10年前、白鵬が横綱に昇進した時、宇良と北勝富士は中学生。貴景勝は小学生だった。成長著しいこの新世代に、白鵬は警戒心を隠さない。
 東前頭4枚目の宇良は、上位に休場者が出たから対戦が組まれた相手だ。この日の朝は身長174センチの宇良を想定し、同部屋で173センチの石浦を稽古相手に選んだ。馬力のある北勝富士は、うまくいなしてつんのめらせた。「力でねじ伏せて欲しかった」と北勝富士からぼやかれたが、衰えを自覚する32歳の白鵬は、経験値をフルにつぎ込んで、15日間の長丁場を戦っている。
 43度目の中日給金。単独トップに立ったが、「当然でしょう」と薄く笑うだけ。勝てば元横綱千代の富士の通算1045勝に並ぶ9日目の土俵も、23歳の輝から初めて挑戦を受ける。  (朝日新聞 2017年7月16日20時47分)

 宇良 横綱初挑戦は黒星も館内沸かせる 白鵬「宇良を裏返した」 ―― 大相撲名古屋場所は16日、愛知県体育館で中日(8日目)を迎えた。全勝の横綱・白鵬が平幕の宇良をすくい投げで下して初日から8連勝。横綱初挑戦の宇良は粘りを見せたが、最後は大横綱の圧力に屈した。
 白鵬は立ち合いで左に動き、潜り込もうとする相手を突き放した。最後は強引に飛び込んできた相手をつかまえて体を起こし、すくい投げ。天井を向く形で倒れ込んだ宇良に覆い被さると、“業師”の鼻から鮮血が垂れ流れた。
 取組後、宇良は「オーラがすごかった。自分の力は出せたと思う」と回顧。内に潜り込もうと、低い立ち合いを見せたが22連勝中の横綱には通じず「(横綱は)強かった」と苦笑いした。それでもスピード感がある攻防に館内からは、この日最大の歓声があがった。

 注目の一番に「期待に応えられるように」と力を込めていた横綱・白鵬は「宇良を裏返した」とにんまり。「壁になれてよかった」と満足そうに取組を振り返り、「ああいうタイプは初めて。お客さん満足したんじゃない」。7歳したのテクニシャンに関しては「(柔らかさ)あったね。いいものがある」と絶賛した。
https://www.youtube.com/watch?v=Ze_7oaezY2E


 


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