昨夜は8時から、卓球の世界団体選手権の女子をみました。まあ、なんと伊藤・石川・平野と3人ともに3―0で勝ち、まことにあっけない試合でありました。
ウェブニュースより
卓球・世界団体選手権、日本は男女とも白星発進 ―― 卓球の世界団体選手権は29日、スウェーデンのハルムスタードで開幕し、日本は男女とも1次リーグ初戦を3―0で白星発進した。
B組の女子はウクライナを相手に、1番手の伊藤美誠(スターツ)、2番手の石川佳純(全農)、3番手の平野美宇(日本生命)がともに3―0のストレート勝ちを収めた。
C組の男子はベルギーを退けた。エースの水谷隼(木下グループ)が背中の張りで欠場したが、史上最年少の14歳で全日本選手権を制した張本智和(エリートアカデミー)、丹羽孝希(スヴェンソン)、松平健太(木下グループ)がそれぞれ勝った。
1次リーグは24チームが4組に分かれて総当たり戦を行い、各組上位3チームが決勝トーナメントに進む。試合方式はシングルス(5ゲーム方式)のみで、3戦先勝制で行われる。
試合時間わずか1時間足らずの完勝で、日本女子が白星発進。ウクライナが主力を温存してきたことを差し引いても、日本の状態の良さが光った。
1番手は全日本女王の伊藤美誠。「全く緊張せずに、すごく楽しみだった」と語る通り、第1ゲームは0―1から8連続得点。カット主戦型の相手に強打を連打し、ストレート勝ちを決めた。2番手の石川佳純、3番手の平野美宇も持ち味の攻撃力を発揮し、寄せ付けなかった。「自信を持って戦えた」と初出場の平野は振り返った。
「勢いに乗りたい初戦で、良い試合ができた」と主将の石川は笑顔を見せた。過去2大会は連続銀メダルの日本。打倒中国に向け、好スタートを切った。 (朝日新聞DIGITAL 2018年4月30日01時30分)
谷川翔「美しい体操」で頂点=昨年22位から躍進-全日本体操 ―― 王者の11連覇を阻んで王座に就いたのは、一番手とみられた白井ではなく19歳の谷川翔だった。10年前に内村が初優勝した時と同じ年齢で頂点へ。身長154センチと小柄な新王者は「優勝したという実感はないけど、いい流れに乗って演技ができた」とはにかみながら話した。
スタートからゆか、あん馬と得意種目が続いた。ゆかの跳躍技はほとんどずれずに着地し、あん馬でも旋回にひねりを加えたE難度の技を大きな動きで決めるなどミスのない演技。「あん馬を終えていい波に乗れた」。その後も大崩れしない安定感が光った。
白井のように難度の高い大技をこなすのではなく、技の出来栄えを示すEスコアで得点を稼ぐタイプ。兄の航を追って順大に入学した昨年は、腰の痛みなどもあって22位止まり。しかし、痛みを抱えながら地道に完成度を高めてきた成果が、大きく花開いた。
「美しい体操」を目標に掲げるのは、内村と同じ。「これで満足せず、2020年東京五輪、その後の五輪とトップでいけるようにしたい」と気を引き締めた谷川。内村の後継者と呼ぶにはまだ早いが、2年後に向けて楽しみな若手が躍進を見せた。 (JIJI.COM 2018/04/29-19:16)
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