初場所14日目

ウェブニュースより
　大相撲 大栄翔が2敗守り単独トップに 正代3敗目 初場所14日目 ―― 大相撲初場所は14日目、平幕の大栄翔が玉鷲に勝って2敗を守った一方、大関 正代が照ノ富士に敗れ、3敗に後退しました。単独トップに立った大栄翔は、24日の千秋楽で勝てば初優勝が決まります。
　中入り後の勝敗です。
▽琴ノ若に豊山は、琴ノ若が押し倒し。
 
▽妙義龍に琴恵光は、妙義龍が寄り切り。琴恵光は負け越しました。
 
▽佐田の海に徳勝龍は、徳勝龍が押し出し。
 
▽霧馬山に翠富士は、霧馬山が押し出しで勝ち越し。
 
▽翔猿に豊昇龍は、豊昇龍が送り出し。
 
▽天空海に竜電は、天空海が小手投げ。
 
▽明瀬山に栃ノ心は、明瀬山が寄り切り。
 
▽照強に琴勝峰は、照強がうっちゃり。
 
▽阿武咲に志摩ノ海は、志摩ノ海が寄り切りで勝ち越し。
 
▽逸ノ城に逸ノ城に宝富士は、宝富士が寄り切り。
 
▽碧山に北勝富士は、北勝富士が押し出し。
 
▽大栄翔に玉鷲は、大栄翔がはたき込みで勝って12勝2敗としました。
 
▽輝に小結・高安は、高安が寄り切り。
 
▽小結 御嶽海に遠藤は、遠藤が寄り切りで勝ちました。
 
▽関脇 隆の勝に隠岐の海は、隆の勝がはたき込みで勝ち越しを決めました。これで、今場所の関脇と小結は全員、勝ち越しました。
https://www.youtube.com/watch?v=_GIzJXnviDs
▽大関 正代に関脇 照ノ富士は、照ノ富士がはたき込みで勝って10勝目を挙げました。正代は3敗に後退です。
 
▽明生に大関 朝乃山は、朝乃山が突き落としで勝ちました。 
初場所は、大栄翔が2敗で単独トップに立ち、24日の千秋楽で勝てば初優勝が決まります。

各力士の談話
▽霧馬山は2分を超える相撲を制して勝ち越し。「長かったです。『我慢したぞ』と勝ち越し決まってうれしかったです。まわしを取っても全く力が入らなかった。長い相撲で苦しかったが勝ち越したので、あすは思いきり自分の相撲を取りたい」とほっとした様子でした。
▽明瀬山は大関経験者の栃ノ心から白星を挙げての9勝目。「胸を借りるつもりで思い切って当たりました。ずっと幕内で優勝経験者で次元が違う相手だったので、勝ち負けは別にしてダメならしかたがないと思いきり当たりました。うれしかったです。あと1日、頑張るだけですね。あしたケガなくちゃんと終わりたいだけです」と笑顔を見せていました。
▽志摩ノ海は勝ち越し。「うれしいがまだ千秋楽がある。一瞬喜んだが、切りかえてあす頑張りたい。粘っこい相撲ができたらいいと思う」と気を引き締めていました。
▽大栄翔は12勝目を挙げ、単独トップに。「きょうも立ち合いが良かった。流れの中での相手のはたきなので、余裕が残っていたと思う。優勝争いはいい感じの緊張感でやれている。その中で相撲を取るのは大変な事だがしっかり頑張っていきたい。『ここで硬くなってもしかたがない』と自分に言い聞かせた」と振り返りました。
　あすの千秋楽に向けては「最後なので思い切り自分の相撲を取ることが1番。気持ちを強く持って自分の相撲を取りきりたい。集中して気を抜かずにいきたい。しっかり当たって回転よく突く自分の相撲を取りたい」と決意を話していました。
▽照ノ富士は白星をふた桁に。「毎日、やることを精いっぱいやっているだけだ。よく稽古をしてきたことが自信に結びついている」と淡々と話していました。
▽大関 正代は3敗に後退。「何度か土俵際でチャンスがあったが、決めきれなかったのが悔しい。スタミナ負けというか、足から崩れてしまったのでまだまだ課題がいっぱいある。負けたのはしかたがないので、あすはあと二番取るくらいの気持ちで、集中を切らさないように出来たらと思う。いい相撲で場所を締めたい」と話しました。
　土俵際に照ノ富士を追い詰めた場面については「そこの詰めを早くできたら結果も違ったかなと思う。でも終わったことなので、なるべく引きずらないようにしたい」と振り返っていました。
▽朝乃山は10勝目。「ダメな相撲内容で反省していかないといけない。突き落としは体が自然に動いた。あすは最後なので来場所につなげられるように自分の相撲を取り切りたい。大関の勝ち越しはふた桁以上だと思うので、あすも自分の相撲を取りたい」と意気込んでいました。　　　（NHK WEB NEWS 2021年1月23日 22時38分）