ウェブニュースより
大相撲 前頭筆頭の大栄翔 1敗守り単独トップ 初場所10日目 ―― 大相撲初場所は10日目、単独トップの大栄翔が同じ前頭筆頭の北勝富士に勝ってただ1人1敗を守りました。
中入り後の勝敗です。
▽十両の東龍が返り入幕の明瀬山に寄り倒しで勝ちました。明瀬山は6連勝のあと4連敗です。
▽琴ノ若に豊昇龍は豊昇龍が外掛け。
▽翠富士に逸ノ城は逸ノ城が寄り切り。
▽碧山に佐田の海は佐田の海が寄り切り。
▽妙義龍に照強は照強が押し出し。
▽天空海に徳勝龍は天空海が下手投げで勝ちました。徳勝龍は負け越しです。
▽霧馬山に明生は明生が寄り切り。
▽翔猿に琴恵光は琴恵光が押し出し。
▽豊山に電電は竜電が寄り倒し。
▽輝に志摩ノ海は輝が押し出し。
▽琴勝峰に宝富士は宝富士が寄り切り。
▽大栄翔に北勝富士は大栄翔が突き出しで勝って1敗を守りました。北勝富士は負け越しが決まりました。
▽栃ノ心に小結 高安は高安が押し出し。
▽小結 御嶽海に阿武咲は御嶽海が引き落とし。
▽隆の勝に照ノ富士の関脇どうしの対戦は、行司軍配差し違えで隆の勝が突き落とし。照ノ富士は4敗に後退です。
▽玉鷲に大関 朝乃山は朝乃山が寄り切り。
▽大関 正代に遠藤は正代が突き落としで勝って2敗を守りました。正代は勝ち越しを決め角番を脱しました。
▽大関 貴景勝は左足首のけがで19日から休場し隠岐の海が不戦勝。貴景勝は負け越しが決まり来場所、角番となります。
初場所は、10日目を終えて大栄翔が1敗で単独トップを守り、正代が2敗、朝乃山と明生、それに逸ノ城の3人が3敗となっています。
大栄翔「間違いなく調子はいい」 力士の談話まとめ
明瀬山は6連勝のあと4連敗し、「相撲にならなかった。体は疲れてますね」と淡々と話していました。
5連勝で星を五分に戻した豊昇龍は「体の動きもよくなってきた。師匠に相手に頭をつけて相撲を取るように言われ、そのとおりにしたらいい相撲を取れた。きょうの相撲を忘れないように最後まで頑張りたい」と話していました。
逸ノ城は新入幕の翠富士を相手に2分半を超える相撲を制し、「早く勝負を決めたかったが長くなってしまった。落ち着いてまわしを取れたので問題なかった。相手が小さかったのでまわしを取れていれば相手のほうが疲れてくる」と振り返っていました。
明生は7勝目を挙げ「落ち着いていけた。前に出ることができ、ついていけたのでよかった。ここから集中して頑張りたい」と意気込んでいました。
大栄翔は1敗を守って「しっかりと前に攻めることができたので、よかったと思います。きのうから気持ちはしっかり切り替えていこうと思っていました。間違いなく調子はいいので、あとは気持ちの問題で自分の相撲を出し切ることです。単独トップについては考えてもしかたがないので、1日、一番に集中してやっていきたい。しっかりふたけた勝ちたいです」といつもどおり淡々と話しました。
隆の勝は6勝目を挙げ「最後はとっさにというか、体が自然と動いた。考えてやったわけではない。腕をきめられて危なかったが勝てたのでよかった」とほっとした様子でした。
正代は2敗を守って角番を脱出し「今場所の8勝の中では1番余裕がなかった。最後まで諦めなかったことがきょうの勝ちにつながった。勝ち越すことができたので一安心だ。いったん、ここで一息つけるかなと思う。場所前からだいぶ追い込まれていたというか精神的に余裕もなかった。ずっと息苦しいところがあったが解放されたような感じだ。残り全部勝てるように集中し直して頑張っていかないといけない」と気を引き締めていました。
朝乃山は7勝目を挙げ「しっかり踏み込めた。相手を見て、自分の形を作ったあとはじっくりと攻めることができたと思う。1日1番、自分の相撲を取りきれれば次の日につながり、結果もついてくる。自信を持って千秋楽までいきたい」と力強く話していました。 (NHK WEB NEWS 2021年1月19日 22時19分)
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