ウェブニュースより
大相撲初場所11日目 大栄翔が2敗目 大関 正代と並ぶ ―― 大相撲初場所は11日目、20日から終盤戦に入り大栄翔は阿武咲との平幕どうしの一番に敗れ2敗目を喫しました。一方、大関 正代は隠岐の海との取り直しの一番を制して2敗を守り大栄翔に並びました。
中入り後の勝敗です。
▽天空海に佐田の海は天空海が寄り切りで勝ちました。
▽明瀬山に琴恵光は琴恵光が寄り切り。
▽豊山に碧山は豊山が押し出し。
▽志摩ノ海に琴ノ若は琴ノ若が上手出し投げ。
▽逸ノ城に妙義龍は妙義龍が寄り切り。
▽豊昇龍に霧馬山は豊昇龍が突き落とし。
▽徳勝龍に翠富士は翠富士が肩透かし。
▽竜電に照強は照強が足取り。
▽琴勝峰に翔猿は翔猿が押し倒し。
▽宝富士に明生は明生が押し出しで勝って再入幕の秋場所から3場所連続の勝ち越しを決めました。
▽阿武咲に大栄翔は阿武咲が突き落としで勝ちました。大栄翔は2敗目を喫しました。
▽北勝富士に輝は北勝富士が押し出し。
▽栃ノ心に小結 御嶽海は御嶽海が押し出し。栃ノ心は負け越しです。
▽小結 高安に遠藤は高安がはたき込み。
▽関脇 照ノ富士に玉鷲は照ノ富士が押し出し。
▽大関 朝乃山に関脇 隆の勝は朝乃山がはたき込みで勝って勝ち越しを決め角番脱出です。
▽隠岐の海に大関 正代は、取り直しの一番も物言いがつく際どい相撲でしたが、隠岐の海に勇み足があり、行司軍配差し違えで正代が勝ちました。
初場所は、11日目を終えて正代と大栄翔が2敗でトップに並び、朝乃山と明生が3敗で追う展開です。
11日目 各力士の談話
明瀬山は6連勝のあと5連敗となり、まず報道陣の「どうしましたか」という質問に対し「こっちが聞きたいです」と答えました。
そのうえで「疲れてますね。どこか痛めてはないです。あと4日、千秋楽まで相撲を取る。本当、しっかりやりたいですね」と切り替えていました。
豊昇龍は6連勝に「一番一番大事に相撲取っている。次の相撲も頑張りたい。この調子で最後までいきたい」と話していました。
明生は勝ち越しを決め「集中してやってたのでよかった。1つでも多く勝って、来場所上位で相撲を取れるように、番付の上にいけるようにしたい」と淡々と話したうえで、12日目の大栄翔との一番に向けては「集中してやれることをやりたい」と見据えていました。
阿武咲は単独トップの大栄翔を破り「立ち合い起こされたが、落ち着いて次につなげることができた。負けたくないという気持ちでいった。一番一番大事なのでしっかり勝ちにこだわりたい。あすからも集中してやるだけだ」と力強く話していました。
敗れた大栄翔は「立ち合いはよかったが、しっかり見ていかないとダメだった。緊張はないです。立ち合いはいいのでしっかり土俵際を修正していきたいです。一日一番です」と切り替えていました。
照ノ富士は7勝目を挙げ「落ち着いていくしかないので下から下からと思っていきました。体の動きは全然ダメだが、あした頑張ります。一日一番、精いっぱいやるだけなので」とことば少なでした。
朝乃山は勝ち越しを決め「上体が高く足の運びも悪かったが、突き落としも対応できた。踏ん張れたことが次の攻めにつながって前に攻めることができた。角番を脱出しても終わったわけではないので、ここから気を引き締めて自分の相撲を取りたい。最後まで相撲を取るのが大関の責任だ」と冷静に話しました。
12日目の照ノ富士との対戦に向けては「自分よりひとまわり大きいので先に先に攻めていきたい。自分の相撲を取りきれば結果はついてくる」と話していました。
正代は取り直しの一番も物言いがつき、さらに行司軍配差し違え、相手の勇み足で辛くも白星をあげ「僕は足のことは全然わからなかったので、どこで物言いがついたのかもわかっていなかった。内容はそんなによくなかったが、この一番を拾えたことは今後大きくなると思う。流れは来てるんじゃないか。あとは土俵際、最後の詰めで落ち着いて対応できるようにしたい」と話していました。 (NHK WEB NEWS 2021年1月20日 23時37分)
sechin@nethome.ne.jp です。
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