瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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68ee3c1d.jpg 午前5時家を出て、言問橋を渡る。橋の上では上流方向にご来光がみられた。進行真正面に2本のクレーンが見える。その場所を確かめるべく、言問通りを東に進む。東武橋に来て、クレーンが東京スカイツリーの工事現場のものであることが判る。東武橋からみる工事現場は明るい朝の光りを浴びてカメラを向けても逆光で旨くカメラに納まりそうにない。北十間川の南沿いの道を京成橋まで進み、橋の南詰めから現場写真を納めた。
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f536b0b6.JPG41317eef.JPG 浅草通りに出て、さらに東に進むと横十間川にかかる柳嶋橋。橋の袂に葛飾北斎が信仰したという法性寺(ほっしょうじ)がある。法性寺はここ墨田区業平5丁目7−7業平ハイツにある日蓮宗の寺院である。山号は妙見山、院号を玄和院と号す。通称「柳島妙見さま」と呼ばれる。本尊は久遠実成釈迦牟尼佛(大曼荼羅)を祀る。法性寺縁起によると、治承四年(1180年)伊豆の石橋山の合戦に敗れた源頼朝は、再起して上総から下総へ入り、柳島に陣をしき、そこにあった松の大木(星降りの松)に源氏の白旗を掲げた。すると戦局は一転、やがて天下を統一し征夷大将軍に任ぜられたことからこの松を、「鎌倉殿旗上げの松」とも呼ぶことになったという。明応元年(1492年)法性房日遄上人がこの松の大木の前で、北辰妙見大菩薩降臨の奇瑞を受け法性寺を建立した。その後、戦国時代の武将である北条氏康や、徳川家康などの名将をはじめ、葛飾北斎、歌川豊国などの画伯、中村仲蔵、市川左団次、六代目菊五郎などの名優など多くの人々が柳島妙見さまのご利益を受けて吉運を開いたと伝えられる。『江戸名所図会』や広重の名所江戸百景にも描かれている。
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 昭和36年。東京都柳島の妙見山法性寺境内の地下から、「日本浄瑠璃歌舞伎稽戯作中祖、近松門左衛門藤原信盛。長州萩之家臣杉森某の男なり。賜笏六位云々」という、江戸時代の石碑が忽然と地下から現われたという。というわけで、境内には近松門左衛門の碑と葛飾北斎の顕彰碑が並んで建っている。
44d8a090.jpg 柳島橋の上から横十間川をカメラに納めようとしたが、すく側を並行して水道局のデカ青色パイプが邪魔になるので、川に沿って南に下り、次神明橋の上から横十間川を納めた。



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 次の栗原橋と天神橋の間の路地を入ると、突き当りが亀戸天神である。何度も来たところであるが、我が家から意外に近いことが判った。藤が盛りの頃は境内はいつもいっぱいだというが、朝が早いので境内はガラガラ。それに温暖化のお蔭か藤はかなり丈を伸ばしていた。太鼓橋の付近の藤棚の下を散歩していた老夫婦がカメラで写真を撮っていたので、2人並んだところをカメラに納めてあげたら、この爺のデジカメにこの爺の呆けた姿を入れてくれた。早寝早起き3文の得というけれど、ゆっくりと境内が散策できた。
a92caabc.jpg 亀戸天神を出ると栗原橋まで引き返し、春日通りを西に進み、四つ目通りを北上、再び京成橋迄来たので、橋の上から、北十間川とスカイツリーの工事現場をカメラに納めておいた。
 押上駅前を通り、東武伊勢崎線の踏切を渡って、桜橋通りに出るとそのまま曳舟川通り・小梅通り・水戸街道・見番通りを横切って、桜橋を渡り帰宅した。本日の記録は9896歩、6.4km。亀戸天神は我が家からそんなに遠くはなく今後徘徊のコースに入れることが出来る。
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目高 拙痴无
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1932/02/04
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くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
 sechin@nethome.ne.jp です。


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