瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
昨日は隅田川の(下流に向かって)右岸を歩いたので、今日は左岸を歩くべく、隅田公園を南下。吾妻橋上で、高速6号向島線の下にご来光を見た。吾妻橋東袂の昇降口からテラスに降りて、下流に向って南下する。
厩橋の袂で何時ものようにT氏がクラブを振っていらっしゃる。テラスから蔵前橋を見上げると欄干に芸妓・力士のレリーフがはっきりと見て取れる。
両国橋を過ぎると前方に高速6号(向島線)と高速7号(小松川線)が上下線合わせて4本で両国ジャンクションを形成し、複雑に交錯しているのがわかる。まあ、この先6号線は隅田川の左岸沿いを、7号線は竪川の真上を走り、それぞれの景観を壊しているようだ。尤も、こんな景色が近代的でとても好いというお方もいらっしゃるらしい。竪川で隅田川の親水テラスは一旦遮断される。水門の傍まで行ってカメラに収めるが、生い茂った樹木のため水門の左半分は旨く収められなかった。
昇降口からテラスを上り、一之橋を渡り、再びテラスに降りる。前方に新大橋を見ていると、ついついその先まで行ってみたくなり、新大橋を潜って芭蕉記念館の下を通り、萬年橋に出た。テラスから万年橋を撮影しようとしたが、朝日をまともに受けて、逆光でどうも旨く撮れそうにない。万年橋の上流に小名木川の水門が見えるが、これも逆光で写真に収めることが出来なかった。
萬年橋(まんねんばし)は、小名木川にかかる橋で第一橋梁であるという。北岸は江東区常盤一丁目、南岸は江東区清澄一丁目と二丁目を分かつ。当橋のすぐ西側で小名木川は隅田川と合流、東側には新小名木川水門が設置されている。萬年橋が架橋された年代は定かではないが延宝8(1680)年の江戸地図には「元番所のはし」として当所に橋の記載があるという。
萬年橋を渡り、小名木川の南岸に並行する道を東進していると、小名木川南岸の遊歩道に出る道があったので、次の高橋まで、遊歩道を歩いた。後ろを振り返ると小名木川の水門が見えたが、遊歩道に植えてある並木が生い茂っていて全景は見えない。遊歩道を上がり、高橋を渡ったが、この高橋と並行して、青パイプの専用橋(水道か、電気関係か、ガスかなにの専用橋かよく判らない)が走っているので邪魔になり、撮影は取りやめにする。高橋の北詰辺りは2代目中村芝翫(1796~1852年)が住んでいたところだという。
高橋を渡った森下2丁目に「高橋のらくろーど」というのがあって商店街の入り口にのらくろの絵が描いてあったが、今日は素通りした。大橋通りに出ると、此処から東に向かって菊川橋を渡り、住吉に出た。菊川橋は大横川に架かる橋で、橋の上から猿江橋が見える。その下流に架かるのが昨日渡った扇橋である。住吉からは東京メトロ半蔵門線で押上まで乗車、昨日と同じく桜橋を渡って帰宅した。本日の記録は15215歩、9.8kmで、昨日と大差なかった。
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目高 拙痴无
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