昨日と同じように、隅田公園から吾妻橋を渡り、テラスを南下する。隅田川左岸は、ビルの陰になって午前中は陽の当たらない場所であり、さらに東武伊勢崎線の鉄橋から竪川にかけてのテラスは高速6号向島線に覆われている。両国橋を過ぎたところで、竪川が流れ出し、テラスは中断される。テラスを昇って一之橋の上から竪川の東のほう見ると、すぐ傍を太いパイプが走り、川の真上を高速7号小松川線が走っている。一之橋を渡って再びテラスに降りて南下。
新大橋を過ぎてテラスの上を見ると江東区芭蕉記念館の文字が目に入る。この辺りのテラスの所々に「大川端芭蕉句選」として、芭蕉の句が記されている。昨日も清洲橋の写真を撮ったが、今日は昨日よりももう少し近間(ちかま)で撮ってみた。
小名木川が隅田川と合流する辺りで、上方を見上げると、おやおや芭蕉様が坐(お)わしますではないか。水上バスから見る芭蕉像はもっとデカイと思っていたが、意外と小さい。夜はライトアップされると見えて、2基のランプが芭蕉様に向かって設けられている。その真下のテラスには「柴の戸に ちゃをこの葉かく あらし哉」の句が選ばれていた。嵐が茶の古葉を掻き立て、掃きたてて柴の戸に吹き寄せている光景を詠ったものだろう。芭蕉37歳の作だという。
萬年橋に出ると、今日は小名木川の北岸の遊歩道を通ってみた。高橋を潜(くぐ)った所に高橋船着場というのがあった。東側に新深川橋があったが、写真に入れるには、太陽が眩しすぎてとても写真になりそうにない。隅田川に向けて高橋をカメラに収めた。遊歩道を出て、清澄通りを通す高橋を渡るとそこは清洲橋通り、左折すると直ぐに東京メトロ半蔵門線の清澄白河駅がある。一昨日、昨日と少々歩きすぎのように思ったので、此処から押上まで乗車し、昨日と同じ道を通って帰宅した。それでも万歩計では12374歩、8.0kmを歩いたことになっていた。
sechin@nethome.ne.jp です。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |