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ウェブニュースより
 高安、熱海富士との1敗対決敗れ優勝争いトップから陥落「ちょっと消極的だった。引いてしまった」 ―― <大相撲秋場所>◇10日目◇19日◇東京・両国国技館
 大関経験者で東前頭7枚目の高安(33=田子ノ浦)が、今場所の優勝を占う1敗対決に敗れ、優勝争いのトップから陥落した。
 取組前まで1敗は2人。もう1人の1敗、東前頭15枚目の熱海富士との直接対決で押し倒された。相手は今場所出場している幕内力士で最年少の21歳。5場所ぶりの返り入幕で、幕内2場所目の新鋭との初顔合わせに敗れ、悲願の初優勝に向けて1差を負う展開となった。
 低い立ち合いから突いて出たが、一瞬、引いた瞬間に“腰が入った”格好で、バランスを崩し、そこを押し倒された。取組後は付け人の肩に両手を置いて、支度部屋に引き揚げた。

 高安 「当たり合って、前に攻めたかった。ちょっと消極的だった。引いてしまった。(1敗対決は)いつもと変わらず、前向きに引かない、いい相撲を取りたかったですけど…。しょうがないですね。弱いから負けたので。また次に」。
 この日の午後1時39分。支度部屋に入る前から、腰を気にするように、慎重に階段を下りて館内に入っていた。取組後、支度部屋から引き揚げる際も、取組直後と同様に、付け人の両肩に手を置いて、ゆっくりとした足取りで引き揚げた。
 前日9日目の取組後、この日の熱海富士戦に向けて「調子のいい相手。気だけは引き締めて頑張りたい」と、今場所の優勝争いを占う一番への思いの強さをのぞかせていた。大関を15場所務め、その間だけで優勝次点は3度。大関から陥落後も優勝争いに顔を出すことは多く、昨年だけで優勝次点はさらに3度あった。
 11日目は関脇大栄翔戦が組まれた。好成績のため、今後は三役以上との対戦が増えると予想され、終盤戦の5日間は試練の連続が予想される。それだけに、勢いで星を伸ばしてきたとはいえ、幕内優勝の重みを知らない、自身よりも番付が低い熱海富士相手に、勝ちきりたかったが敗れた。
 この日の朝稽古は、体のケアに充てたため、稽古場には降りていなかった。前日の取組後は「戦える体をつくる」と宣言。33歳を迎え、蓄積しやすくなった疲労の回復に努め、この日に取組に備えていた。残り5日間、苦汁をなめた終盤戦で、今度こそ巻き返しを目指していく。    [日刊スポーツ 20239191746]


 

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1932/02/04
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