瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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つつじを詠んだ歌1
 つつじはツツジ科ツツジ属の樹木の総称です。4~5月頃に、先が5つに割れている筒状の花を咲かせます。色は赤、ピンク、白が代表的です。東アジアが原産です。
 つつじは、今ではポピュラーな花で、その種類も非常に多いのですが、万葉集では意外と少ないのですよね。歌の中では、「つつじ」と単独で詠まれないで、「岩つつじ」「白つつじ」などと、詠まれています。五音にして調子を整えるためもあったのでしょう。
 
巻2-0185: 水伝ふ礒の浦廻の岩つつじ茂く咲く道をまたも見むかも
 
※草壁皇子(くさかべのおうじ)
 天武天皇と皇后・鸕野讃良皇女(うののさららのおうじょ、後の持統天皇)の皇子です。妃は天智天皇の皇女で持統天皇の異母妹である阿陪皇女(後の元明天皇)です。元正天皇・吉備内親王・文武天皇の父です。諡号は岡宮御宇天皇(おかのみやにあめのしたしろしめししすめらみこと)とよばれています。したがって岡宮天皇、長岡天皇とも称されます。万葉集では日並皇子(ひなみしのみこ)とも呼ばれています。
 
 天智天皇元年(662年)に誕生しました。天武天皇元年(672年)、壬申の乱が勃発すると大津皇子ら他の兄弟達と共に両親に同伴します。天武天皇2年(673年)、2月27日に飛鳥浄御原宮で、父・天武天皇が即位します。
 天武天皇8年(679年)には(17歳)、吉野の盟約で事実上の後継者となり、天武天皇10年(681年)、2月に立太子となります。おそらく、母の鸕野讃良皇后の身分の高さ(天皇家直系)と、既に彼女の姉の大田皇女が薨去していることから、大田皇女の息子である大津皇子を押さえ皇太子になったものと思われます。
 朱鳥元年(686年)7月には重態に陥った天武天皇から母と共に大権を委任され、9月には天武天皇が崩御します。翌月には謀反の罪で大津皇子が処刑されます。だが、鸕野讃良皇后は皇子をただちに即位させることはしませんでした。皇子の若さと大津皇子処刑に対する宮廷内の反感が皇子の即位の障害となったものと思われます。

ウェブニュースより
 東北新社だけ特別扱い 理由は「分からない」 総務省幹部処分でも消えない疑念 ――  菅義偉首相の長男正剛せいごう氏が勤める放送事業会社「東北新社」による総務省幹部らへの接待問題で、同省が24日に公表した調査報告は「(相手が)利害関係者という認識がなかった」など幹部らの不自然な説明を追認してまとめられた。処分は決まったが、正剛氏がいたから接待に応じたのではないか、衛星放送を手がける子会社の許認可に影響を与えたのではないかといった疑念は解消されないままだ。
◆「利害関係者と知らなかった」本当か
 調査報告は多くの幹部らが接待を受けていた要因として「自らに都合のよい解釈により、東北新社が利害関係者に該当しないと安易に判断」していたことを第一に挙げた。
 衛星放送は、東北新社の子会社の「囲碁将棋チャンネル」や「スター・チャンネル」など3社が手がけ、総務省から業務認定を受けている。東北新社自体は利害関係者ではないと考えたというのが幹部らの言い分だ。調査に対し「会食の案内状には東北新社の役職のみが記載されていた」「子会社の社長という認識はなかった」などと説明した。
 実際には、正剛氏を含む東北新社側の接待参加者は、子会社の役職を兼ね、報告では東北新社も含めて「利害関係者」と認定した。幹部らは業界を担当する「放送のプロ」で、野党側は「(兼務を)知らなかったなんて到底信じられない」(立憲民主党・奥野総一郎氏)と反発。調査を担当した総務省の武藤真郷秘書課長も「承知しておくべきだし、本当に承知していなかったとすれば職務としては問題」と指摘する。

◆根拠は「当事者がそう言っている」
 接待が常態化していた理由を巡って、報告書は「正剛氏の存在が影響を及ぼしたという事実は確認できなかった」と結論づけた。
 だが、幹部らは調査に「ほかの放送事業者とは同様のことはなかった」として、東北新社とだけ特別な関係を築いていたことを認めた。武田良太総務相は24日の記者会見で「(常態化の)直接的な原因は正直なところ分からない」と説明。正剛氏の影響がないと認定した根拠も「当事者すべてが、そういうことはないと言っている」というだけで「首相への忖度」がなかったと言い切れる材料はない。
◆「幕引きしたいという雰囲気」
 最大の焦点は、接待攻勢が衛星放送の許認可に影響したかどうか。国会では、子会社が2018年に1社だけハイビジョン未対応番組の放送認定を受けたり、業務認定が更新された昨年12月の直前に接待が集中したことなどが指摘されたが、総務省は今回は国家公務員倫理規程に基づき、接待や金品提供の有無を確認するのが目的だとして、報告では許認可問題に触れなかった。省内に検証委員会を立ち上げ「さらなる検証を行う」と記しただけだ。
 予
算委員会の理事会で報告を受けた立民の辻元清美氏は「一番の焦点を今後検証すると言いながら、処分を出している。承服しかねる」と批判。「幕引きしたいという空気が漂ってくるが、それはいかん」と強調した。
 報告では再発防止策として、研修の徹底や会食を厳格にチェックする独自ルールの整備などを列挙したが、国民の納得は得られそうもない。武田氏は検証委に関し「行政がゆがめられていないのかという疑念に応える」と約束した。   
(東京新聞 2021225 0600分)


 

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