キリシタンの渡来によって南蛮流の医術をはじめ、西欧の学問や文化も紹介されました。Rhetorical(レトリカ、修辞学)、philosoph(ヒイロソヒァ、哲学)、Logica(ロジカ、論理学)、Mathematica(マテマチカ、数学)などの学問名もその一端でした。anima(アニマ、霊魂)、paraíso(ハライソ、天国)などのラテン語やポルトガル語が言語のまま、かなり自由に日本人に用いられたようです。キリシタンは日本語に対して深い関心をもっていましたが、すべては布教のためでした。天正18(1590)年、七月、ローマへの少年使節を連れて日本へ帰ってきたヴァリニャーノ(Alessandro Valignano)は印刷機を土産として持って来ていました。以後、長崎や天草でローマ字による説教書や日本古典が刊行されたのです。
ポルトガル人の種子島漂着以来、ポルトガル人やイスパニア人がキリシタン宣教師として日本にやってきましたが、神の教えを説くだけでなく、商売もやりました。彼らと共に珍しい西洋の品物が入ってきたのです。次回からはこれらの品物について、調べてみようと思っています。
トランプ・安倍会談にも臨席していたトランプ氏の長女イバンカさんがしていた高級ブレスレットが問題になっているようです。
ウェブニュースより
トランプ氏長女のブレスレットに批判 「政治を利用」 ―― トランプ次期米大統領の長女イバンカさん(35)がテレビのインタビューで付けていた、金とダイヤモンドで装飾した1万800ドル(約120万円)のブレスレットが物議を醸している。自らのブランド品を政治の舞台を利用して売り込もうとしているとして批判にさらされている。
問題になっているのは、トランプ氏が当選後にCBSニュースのインタビューで出演した際、同席したイバンカさんが身につけていたブレスレットだ。
番組出演後、自身のブランド「イバンカ・トランプ・ファイン・ジュエリー」の副社長が「流行速報」として記者らにメールを送付。イバンカさんがブレスレットをつけて番組出演した写真とともに、「あなたのクライアントにも情報を共有してほしい」と商品を売り込んでいた。
これをニューヨーク・タイムズ紙など米メディアが、個人的な事業に政治を利用しているとして一斉に批判。宝飾品や家具、ホテルなど手広く事業を手がける「トランプ・ファミリー」がビジネスと政治をどう切り分けるのか、様々な議論を呼びそうだ。 (朝日新聞デジタル 2016年11月17日 07時09分)
sechin@nethome.ne.jp です。
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