瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
[147] [148] [149] [150] [151] [152] [153] [154] [155] [156] [157]

ウェブニュースより
 大相撲初場所2日目 稀勢の里が初白星 ―― 大相撲初場所は東京 両国の国技館で2日目の取組が行われ、けがから復帰し、初日、黒星の横綱 稀勢の里は北勝富士に勝って初白星を挙げました。
 中入り後の勝敗です。
 竜電に大奄美は、大奄美が寄り切りで勝ちました。
 朝乃山に錦木は、朝乃山が寄り切り。
 阿炎に石浦は、石浦が引き落とし。
 豊山に大栄翔は、豊山が押し出しで勝ちました。
 蒼国来に豪風は、蒼国来が押し出し。
 輝に大翔丸は、輝が押し出し。
 照ノ富士に琴勇輝は、琴勇輝が引き落としで勝ちました。

 安美錦に千代丸は、安美錦が寄り切り。

 栃煌山に松鳳山は、松鳳山が押し出し。
 魁聖に千代の国は、魁聖が寄り切りで勝ちました。
 宝富士に千代翔馬は、千代翔馬がすくい投げ。
 勢に遠藤は、遠藤が突き落とし。
 正代に隠岐の海は、隠岐の海が上手投げで勝ちました。
 荒鷲に栃ノ心は、栃ノ心が寄り切り。
 御嶽海に千代大龍は、御嶽海が寄り切り。

 嘉風に玉鷲は、玉鷲が突き出しで勝ちました。

 大関 豪栄道に阿武咲は、豪栄道が上手投げで勝ちました。
 琴奨菊に大関 高安は、高安が上手投げで勝ちました。
 横綱 白鵬に逸ノ城は、白鵬が寄り切りで勝ちました。

 横綱 鶴竜に貴景勝は、鶴竜が押し出しで勝ちました。

 北勝富士に横綱 稀勢の里は、稀勢の里が寄り切りで勝ちました。けがから復帰して、初日、黒星だった稀勢の里は初白星を挙げました。

初白星の横綱・稀勢の里「あしたも集中」
 新入幕で2連敗の阿炎は「1勝が遠い。悪いところが出た」と悔しそうな表情を見せながらも「楽しんでいきます」と気持ちを切り替えていました。
 今場所、初白星を挙げた幕内最年長、39歳の安美錦は「初日が出てよかった。自分の中で盛り上げて精いっぱいの力を出そうと思った」と充実した表情でした。
 休場明けの大関・高安は1分半を超える長い相撲を制して2連勝とし、「立ち合いあまりよくなかった。慎重になりすぎた。まだまだこれから。しっかり集中したい」と話していました。
 横綱・白鵬は、体重215キロの逸ノ城に寄り切りで勝ち、「また重くなったかな。相手のまわしのいいところをとれた」と振り返りました。
 休場明けで再起を図る場所で2連勝のスタートとなった横綱・鶴竜は「自分の相撲をしっかり取れた。自然と体が動く。1日1日よくなっていけばいいと思う」と冷静に話していました。
 こちらも休場明けで復帰の場所、初白星を挙げた横綱・稀勢の里は「まだまだこれからあしたも集中してやる」と落ち着いた表情で話していました。   (NHK NEWS WEB 1月15日 19時42分)

 八犬傳銘々誌畧 本文(4)



 


ウェブニュースより
 藤井四段、佐藤名人破る 公式戦初 ―― 将棋の最年少棋士で中学三年の藤井聡太四段(15)=愛知県瀬戸市=が十四日、名古屋市東区であった朝日杯将棋オープン戦の本戦トーナメントで公開対局に臨み、佐藤天彦名人(29)に勝ってベスト4入りを果たした。藤井四段が地元で公式戦を指したのは初めてで、タイトル保持者との公式戦も、勝利も初めて。二月十七日に東京で準決勝があり、昨年永世七冠を達成した羽生善治二冠(47)と藤井四段が公式戦で初めて対決する。
 本戦は予選を勝ち抜いたトップ棋士ら十六人が出場し、持ち時間各四十分の早指しで戦った。藤井四段は一回戦で同じ東海地方在住の澤田真吾六段(26)=三重県鈴鹿市=に、後手番で「角換わり」の戦型から鋭い寄せで五十四手までで勝利。永瀬拓矢七段(25)を破った佐藤名人と準々決勝で対戦し、先手番で「横歩取り」の戦型から優位に立って百二十一手までで快勝した。



 タイトル戦以外の一般棋戦優勝の最年少記録は、加藤一二三・九段(78)が一九五五年に六・五・四段戦(現在は終了)で達成した十五歳十カ月。藤井四段が朝日杯で優勝すれば、十五歳六カ月で新記録となる。
 藤井四段は対局後、「地元で対局する機会をもらえてうれしい。自分なりに良い将棋を指せてよかった」と笑顔。「名人は将棋界で最も伝統があるタイトルで、(佐藤名人との)対局が実現したのはうれしかった。難しい将棋だったが、勝つことができてとても自信になった」と話した。   (中日新聞 2018年1月15日 朝刊)

 大相撲初場所初日 稀勢の里は黒星スタート ―― 大相撲初場所は東京 両国の国技館で初日を迎え、休場から復帰した横綱 稀勢の里は新小結の貴景勝に敗れ、苦しいスタートとなりました。
中入り後の勝敗中入り後の勝敗
 大奄美に朝乃山は朝乃山が上手投げで勝ちました。
 新入幕の竜電に錦木は竜電が上手投げ。

  返り入幕どうし、石浦に豊山は石浦が寄り倒し。
 阿炎に大栄翔は大栄翔が突き落とし。
 豪風に輝は輝が押し出しで勝ちました。
 蒼国来に大翔丸は大翔丸が押し出し。
 琴勇輝に安美錦は琴勇輝がはたき込み。
 照ノ富士に千代丸は千代丸が寄り切りで勝ちました。
 松鳳山に魁聖は魁聖が小手投げ。
 栃煌山に千代の国は栃煌山が押し出し。
 千代翔馬に勢は千代翔馬がはたき込みで勝ちました。
 宝富士に遠藤は遠藤がすくい投げ。
 隠岐の海に荒鷲は荒鷲が下手投げ。
 正代に栃ノ心は栃ノ心が寄り切りで勝ちました。
 千代大龍に関脇 玉鷲は玉鷲が押し出し。
 関脇 御嶽海に琴奨菊は御嶽海が寄り切り。

 嘉風に大関 高安は高安が小手投げで勝ちました。

 大関 豪栄道に逸ノ城は豪栄道が押し出しで勝ちました。

 横綱 鶴竜に北勝富士は鶴竜が引き落としで勝ちました。4場所連続で休場している鶴竜は去年7月の名古屋場所以来の白星です。
 新小結の貴景勝に横綱 稀勢の里は行司軍配差し違えで貴景勝がとったりで勝ちました。4場所連続で休場している稀勢の里は先場所に続いて初日黒星で、苦しいスタートとなりました。

 横綱 白鵬に阿武咲は白鵬が突き落としで勝ちました。

主な取り組み 談話
 新入幕で初日白星を挙げた竜電は「攻めていこうと思った。お客さんも多いのでまた違う雰囲気だった。15日間あるので1日1日しっかり集中していきたい」と笑顔を見せていました。
 一方、新入幕で敗れた阿炎は「足が出ていない。負けを引っ張らず気にせずにいきたい」と話しながらも悔しそうでした。
 休場から明けて半年ぶりの白星をつかんだ横綱・鶴竜は「動けていると思う。立ち合いから押し込んで自分の相撲を取っていくだけ」と話し、淡々としていました。
 休場明けの場所、初日黒星となった横綱・稀勢の里は「まあ、これからです。あしたはあした、しっかりやるだけ」と言葉少なでした。
 稀勢の里を破った新小結の貴景勝は「当たって突いていく自分の相撲がたまたまはまった。土俵際残したのもたまたまです」と少し興奮気味に話していました。
 横綱・白鵬は21歳の小結・阿武咲に土俵際に押し込まれながらも引き落としで挑戦を退け、「反応よく白星を拾えた。いいスタートを切れたのではないか」と話していました。
八角理事長「土俵の充実に努力」
 14日の初日では、日本相撲協会の八角理事長が土俵上から観客に向かって恒例のあいさつを行い、「新進気鋭の各力士は日頃の稽古の成果を存分に出し切り、全力で土俵を務めてくれることと思います。今後も土俵の充実をもとに、努力してまいりますので、何とぞ、千秋楽までご声援を賜りますようお願い申し上げます」と述べ、元横綱・日馬富士による傷害事件など一連の問題については触れませんでした。
大相撲ファン「土俵の盛り上げを」
 元横綱 日馬富士の傷害事件など不祥事が相次ぐ中、訪れたファンからは横綱や若手の力士に土俵を盛り上げてほしいという声が多く聞かれました。
 神奈川県平塚市から友人と訪れた50代の女性は「けがの影響で横綱になってから休場が多くなっている稀勢の里の立派な相撲が見たい。日馬富士による傷害事件は残念でしたが、私たちのような根強いファンをがっかりさせないように力士は稽古に一生懸命励んで上を目指してほしい」と話していました。
 大相撲を60年以上見ているという70代の男性は「貴乃花親方はいろいろ考えていると思うがファンのためにもわかるように説明してほしい」と苦言を呈したうえで「取組の思い切りがよくて若者らしい新入幕の阿炎などが場所を盛り上げてほしい」と話していました。
 東京 新宿区から家族で訪れた30代の女性は「相撲ファンとしては今回の問題をきっかけに力士みんなが一致団結して大相撲を盛り上げてほしい」と話していました。   (NHK NEWS WEB 1月14日 19時22分)

八犬傳銘々誌畧 本文(3)


 


ウェブニュースより
 相撲協会 不祥事「判例作り」 式守伊之助辞職でけじめ ―― 東京・両国国技館で13日に行われた土俵祭の祭主を務めるはずだった大相撲立行司・第40代式守伊之助は、未成年行司へのセクハラ問題の責任を取って、事実上、辞職した。日本相撲協会は3場所出場停止処分を科した上で辞職願を受理することになる。不祥事の「判例」を作りたい協会と、指導する立場で自らけじめをつけたい立行司。双方の体面を保った形で決着した。
 「酒を飲み過ぎると正気を失うところがあった」。所属する部屋の師匠・宮城野親方(元前頭・竹葉山)がこぼしたように、酒を飲むと善悪の判断がつかなくなる伊之助の失態は今回が初めてではない。協会によると、伊之助は「なぜこんなことをしたのか分からない」と弁明したが、年功序列でトップの立行司に昇進できるシステム自体に問題がある。

 問題発生の時期も悪い。冬巡業最終日前夜の昨年12月16日。秋巡業で元横綱・日馬富士が傷害事件を起こし、事件への対応のまずさから協会は矢面に立たされていた。巡業業務を解かれた貴乃花親方(元横綱)に代わって春日野親方(元関脇・栃乃和歌)らが各巡業地で頭を下げ続けていたさなかだ。セクハラ問題が執行部に報告されたのは、元日馬富士の事件の関係者の処分が終わった直後。伊之助の処分も発生から約1カ月後と、遅すぎる。
 八角理事長(元横綱・北勝海)は、「反省する時間を与えたい」として、出場停止処分中の伊之助を謹慎扱いにするが、この間の身分は協会員。また問題を起こせば協会の管理責任が問われることになる。
 1年最初の初場所初日の直前まで不祥事の対応に追われた八角理事長は、頭を下げておわびした。9日行われた3横綱による明治神宮土俵入りに訪れたファンは主催者発表で約2800人で、昨年に比べ3分の1減った。不祥事続きの大相撲界への嫌気は目に見える形で表れ始めている。   〔毎日新聞2018年1月13日 21時10分(最終更新 1月13日 23時32分)〕

八犬傳銘々誌畧 本文(2)

 年末にかけてあんなに多く放映されていた「貴乃花理事解任」問題でしたが、新年以来ほとんど放映されなくなりました。
 まあ、評議員会議長池坊保子議長への批判がくすぶっているようです。

ウェブニュースより
 池坊保子議長、「テレビに出るのは本当にこれが最後」…「グッディ!」の独占インタビューに断言 ――日本相撲協会の評議員会・池坊保子議長(75)が12日放送のフジテレビ系「直撃LIVEグッディ!」(月~金曜・後1時45分)の独占インタビューに応じた。

 貴乃花親方の理事解任を提案した理事会の対応について「落ち度はなかったと思う」と示した。協会執行部と貴乃花親方の対立について貴乃花親方が「側聞だけれども、議題にしてもよく反対なされた。よく理由がなくて反対なされたと聞いています。貴乃花親方の中にも鬱積した思いがあったのかなと推測しています」などと明かしていた。
 その上で貴乃花親方へ「ひとつの組織ですから規律、ルールを守って欲しい」と呼びかけていた。さらに、池坊氏は貴乃花親方よりも長い人生を生きてきた自身の意見にも耳を傾けて欲しいとし「私も長い人生を生きてきたわけですから、いろんな酸いも甘いもじゃないけれどいろんな体験をしてきたから、お伝えすることもあるんじゃないかと思う。やはり先輩を大切にする。礼を尽くすことは大切なんじゃないかと思います」などと示していた。
 池坊議長は一連の問題で自身へ様々な批判の声が届き「それはとても傷つきました」とし「テレビに出るのは本当にこれが最後」と断言。その理由を「あることないことじゃなくて、ないことないこと過去のことをほじくり出されて家族に迷惑をかけます。一切、携帯番号も変えて取材には応じません」とメディアの取材に応じない姿勢を打ち出していた。  (2018年1月12日14時20分  スポーツ報知)

 貴乃花親方が逆襲に出る相撲協会抗争 ――踏んだり蹴ったりの裁定だった。年明け早々の4日、昨年末の臨時理事会で決議された貴乃花親方(45)に対する理事解任案を審議する評議員会が両国国技館で開かれた。
 結果は、予想通り。約1時間の協議の結果、全会一致で解任案は承認され、貴乃花親方の史上初となる理事解任、2階級降格の役員待遇委員が決まった。
 貴乃花親方は相撲協会からの電話連絡で、「分かりました」と答えているが、まさに腹わたが煮えくり返るような屈辱の決定だったに違いない。審議は終始、協会ペース。しかも、終了後の記者会見で元文部科学副大臣の池坊保子議長(75)から侮辱的な言葉まで浴びせられたのだから…。
 審議の模様を、協会関係者は次のように明かす。
 「今回、池坊議長を含めて出席した委員は5人(2人が欠席)でした。そのうちの3人は親方出身の委員です。席の配置は、その3親方が池坊議長の正面に座り、池坊議長から1人を挟んだ横に八角理事長(元横綱北勝海)が座っていました。つまり、3親方からみれば斜め横に八角理事長がにらみを利かせていたことになり、これではなかなか理事会案に正面切って反対はできません。案の定、3親方のうちの2人、大嶽親方(元十両大竜)は貴乃花一門、二子山親方(元大関雅山)も貴乃花シンパと言われていますが、何の反論もできず、揃って挙手して理事会案通りになりました。完全な理事会側の勝利です」
 これに輪をかけたのが、池坊議長の会見だった。解任の理由として「暴行事件で相撲協会に報告義務を怠ったこと」と、「危機管理委員会の聴取に協力を拒否したこと」の2点をあげた。理事会とまったく同じだ。
 問題はこの後。池坊議長は甲高い声で次のように指摘したのだ。
 「相撲道は、礼に始まり、礼に終わる。(貴乃花親方は)上司であり(横綱の)先輩でもある八角理事長が何度電話しても、まったく応答がなく、折り返しの電話もないというのは著しく礼を欠いていたのではないか。今後は解任の決議を真摯に受け止めて反省し、協力し合い、礼を持って行動していただきたい」
 そこには、「どうして電話に出なかったのか」と、貴乃花親方の気持ちを案ずる配慮は微塵もなかった。
 どうして貴乃花親方は電話に出なかったのか。
 「ことは傷害事件で捜査を鳥取県警に委ねた以上、相撲協会はその結果を待って動くべき」と考えたからであり、核心は白鵬をはじめとするモンゴル人力士たちによって乱された相撲道を元に戻すことで、相撲協会はまずそこに重点を移すべき、と思ったからだった。
 これでは、この約2か月間何のために貴乃花親方が抵抗してきたか理解ができなくなるし、同時に、とてもスンナリ受け入れることもできないだろう。
 こんな相撲協会に対し、貴乃花親方はどんな逆襲を用意しているのか。貴乃花一門の内情に詳しい元関取経験者は「2つのシナリオがあるのでは」と明かす。
 「1つ目は、負傷した貴ノ岩に対する賠償の民事裁判です。貴ノ岩は、精神的にも大きなショックを受けています。14日から始まる初場所の出場はとても無理ですし、もしかすると再起できないかもしれない。そうなると損害は莫大で、億に近い額の話になるでしょう。貴乃花親方はその賠償相手として、直接手を出した日馬富士だけでなく、現場にいた白鵬や鶴竜らにも求めるつもりでいます。理事会が決めた給料減額ぐらいで許すつもりは、サラサラありません」
 貴乃花親方の怒りは大きい。注目されるのは2つ目のシナリオで、自ら理事を辞任し、同じように2階級降格の役員待遇委員になった伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)に対する報復作戦だ。
 「貴乃花親方は、『どうして加害者と被害者の師匠が同じ扱いなんだ』という疑問を抱いています。このことにクビを傾げているファンも、きっと多いはずです。そこで、自分なりの鉄槌を下すつもりなんです」(前出・関取経験者)
 大相撲界は、すでに2月初めに予定されている理事候補選に向かい、熱く動き出している。貴乃花一門内の結束は鉄壁だ。それに一門外にも隠れ支援者が多いため、貴乃花親方は立候補さえすれば、何なく当選すると見られている。
 問題は伊勢ケ浜親方だ。
 12月23日、伊勢ケ浜一門は都内で一門会を開き、前回の理事候補選にも立候補し落選した高島親方(元関脇高望山)の擁立をいち早く決めた。「弟子の暴行事件の責任を取って自ら身を引いた伊勢ケ浜親方をわずか1カ月で理事に推すのは望ましくない」、という意見が大勢を占めたのだ。


 もっともな話だ。ところがその直後、伊勢ケ浜親方が一門会に親方全員が出席していなかったことを理由に、自らも立候補する意向であることを表明したのだ。伊勢ケ浜一門の持ち票は9票。1人を当選させることはできても、2人を当選させるだけの票はない。
 「そこで貴乃花親方は“隠れシンパ”も総動員し、自分の一門からもう1人、たとえば阿武松親方(元関脇益荒雄)あたりを押し立てて理事選に臨み、伊勢ケ浜一門の2人を共倒れさせようと考えています。理事候補選に落選すれば、役員待遇よりも下のヒラ委員まで落ちる。自動的に伊勢ケ浜親方とは格差がつくことになります」(協会関係者)
 果たして、この“貴乃花流正義”は実現するか。   (20180112 1800        週刊実話)


 


八犬傳銘々誌畧 本文(1)


 


 江戸時代の長編伝奇小説《南総里見八犬伝》(曲亭馬琴著)の8人の主人公たちをいいます。《書言字考節用集》(江戸時代の辞書)に名の見える〈八犬士〉をもとに,馬琴によって創造された架空の人物である。犬江親兵衛仁(まさし),犬塚信乃戍孝(もりたか),犬川荘助義任(よしとう),犬山道節忠与(ただとも),犬飼現八信道,犬田小文吾悌順(やすより),犬坂毛野胤智(たねとも),犬村大角礼儀(まさのり)らがそれで,〈犬〉の字を姓とし,仁,義,礼,智,信,忠,孝,悌の仁義八行(武士道の8徳目)の1字を刻んだ聖玉を持ち,身体のどこかに牡丹型のあざがある,というのが犬士たちの基本設定です。



 犬江親兵衛仁(いぬえしんべえ まさし)
 仁………儒教の根本理念で自他のへだてをおかず、一切のものに親しみなさけ深くあること。愛情を他におよぼすこと。いつくしみ。おもいやり。


 犬川荘助義任(いぬかわそうすけ よしとう)
 義………道理。人間として行うべきすじみち。利害をすて、条理にしたがって人のためにつくすこと。


 犬村大角礼儀(いぬむらだいかく まさのり)
 礼………人の行うべき道。社会の秩序を保つための生活上の定まった形式。敬意をもって、きまりにしたがうこと。うやまっておじぎをすること。


 
 
犬坂毛野胤智(いぬさかけの たねとも)
 智………物事をよく理解しわきまえていること。かしこいこと。是非を判断する心の作用。ちえ。


 
 
犬山道節忠与(いぬやまどうせつ ただとも)
 忠………真心をつくして忠実なこと。まめやか。主君に対して、臣下としての真心をつくすこと。


 
 
犬飼現八信道(いぬかいげんぱち のぶみち)
 信………欺かないこと。言をたがえぬこと。思い込んでうたがわないこと。信用すること。帰依すること。


 
 
犬塚信乃戌孝(いぬづかしの もりたか)
 孝………父母によく仕えること。父母を大切にする。


 
 
犬田小文吾悌順(いぬたこぶんご やすより)
 悌………よく兄または長者(年長者など)につかえて柔順なこと。弟または長幼間の情誼の厚いこと。


 


 今年は戌年――滝沢馬琴の大作『南総里見八犬伝』について調べてみました。 『南総里見八犬伝』は、江戸時代の文豪曲亭馬琴が28年もの年月をかけて著した長編小説です。戦国時代に安房の地を活躍の拠点にした房総里見氏の歴史を題材にしていますが、けっして歴史事実にはこだわらず、そのすべてが新たに創作されたものです。1814年(文化11年)に最初の5冊を出版してから、全106冊を出し終えたのは1842年(天保13年)のことでした。
 この物語の主題は、「勧善懲悪(かんぜんちょうあく)・因果応報(いんがおうほう)」にあります。悲劇の最期を遂げた里見氏をはじめ安房地方の善良なる人々などをとりあげて、馬琴の意のままに大活躍させる爽快な小説になっています。

 物語は、結城の戦いに敗れた若武者里見義実(よしざね)が、安房へ落ち延びる場面からはじまります。
 やがて安房国滝田の城主になった義実は、隣国の館山城主安西景連(かげつら)の攻撃にあいます。愛犬八房の働きによって敵将景連は討ち取ったものの、その功績で八房は伏姫(ふせひめ)を連れて富山の洞窟にこもります。姫を取り戻しにきた許婚の金碗大輔(かなまりだいすけ)は、鉄砲で八房を撃ち殺すが、伏姫にも傷を負わせてしまいます。八房の気を感じて懐妊してしまっていた伏姫は、身の純潔を証するため、大輔と父義実が見守るなか、自害してしまいます。
 このとき、伏姫が幼い頃に役の行者(えんのぎょうじゃ)から授かっていた護身の数珠から八つの玉が飛び散ります。この玉が八方へ飛んで、仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の霊玉を持つ八犬士が登場してくることになります。

 こののち、金碗大輔は出家してゝ大(ちゅだい)法師となり、飛び散った八つの玉の行方をもとめて旅に出ます。伏姫の子供ともいえる八犬士たちは、それぞれ思いがけないところで出会い、はなばなしく活躍します。
 八犬士たちとめぐり会ったゝ大法師こと金碗大輔は、二十数年ぶりに八人を里見義実のもとへ連れ帰ります。里見家の家臣として里見家の危難を救った八犬士は、義実の八人の孫娘をそれぞれ娶ります。その後、子どもたちに家督を譲ってからは、富山の山中へ姿をかくして仙人になったというお話です。


 


 今日は成人の日。女房道子の姪のTの長女Ayanoが浅草公会堂で行われる成人式に出席する前に我が家を訪ねてくれました。

 Ayanoちゃんはアメリカ留学を終えて、先月帰国したばかりです。こんどは従姉のいるオーストラリアに留学したいと言っているそうです。

ウェブニュースより
 角界でまた不祥事…立行司・式守伊之助が若手行司にセクハラ 問われる八角理事長の指導力 ―― またもや角界に衝撃が走った。日本相撲協会は5日、立行司の式守伊之助(58)=本名・野内五雄、宮城野部屋=が昨年12月の冬巡業中、10台の若手行司にセクハラ行為を行っていたと明らかにした。九州場所後の昨年12月16日、沖縄県宜野湾市で行われた冬巡業の際、食事中に泥酔し、その後10代の若手行司の唇、胸部に触れるなどしたという。ただでさえ大揺れの角界が、今度はハレンチな不祥事を引き起こした。
 午後11時過ぎ。東京・両国国技館内の相撲協会広報部で、鏡山危機管理部長(59、元関脇多賀竜)の口から、赤面ものの衝撃発表が飛び出した。
 現在角界の行司№.1の立場にある第40代式守伊之助が、ホテルで夜の食事中に泡盛を飲み泥酔。食事の後に伊之助を部屋まで送った10代の行司の唇に数回キスし、胸部に触れたという。
 伊之助は協会の聴取に「泥酔していたので覚えていない」「自分は男色の趣味はないので、なぜこのような行為をしたのかわからない」と述べたというが、行為は否定せず、若手行司に謝罪している。行司はいたってマジメな性格で、ショックを受けているという。
 八角理事長(54、元横綱北勝海)は「指導する立場にある立行司として、本当に情けない」と怒り心頭。「以前から酒の席での言動を注意していた。それでまたこういうことを…。(昨年12月21日に行われた全協会員参加の)研修会でも、記憶がなくなるような飲み方もいけないと言ったばかりなのに。行司の長として情けない」
 八角理事長自身、これだけ不祥事が続くと、改めて組織のトップとしての指導力が問われることとになる。
 立行司は「結びの一番」を裁く木村庄之助が首席だが現在空位。式守伊之助は次席だが、現在の角界では最高位を務める。元日馬富士(33)の暴行現場に同席していながら止められなかったとして減俸処分を受けたばかりの横綱白鵬(32)と同じ宮城野部屋に所属しているのは、なんとも皮肉だ。
 伊之助は昨年11月6日に放送されたNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀 大相撲裏方スペシャル」で特集されたばかりだった。
 立行司は短刀を差して土俵に上がっている。伝統的に、軍配を差し違えた場合は切腹する覚悟を示しているとされる。伊之助は番組の中で、差し違えで辞めた立行司が過去に2人いたと聞き、想像を絶する重圧に襲われ、差し違えの夢を見るほどだったと明かす。

 ところが、2015年秋場所から3場所連続4度の軍配差し違え。「焦りというか、前のめりになるというか。僕の見間違い。もうダメだと思って、もうこれで辞めようと思った」と当時の北の湖理事長に進退を伺い、3日間の出場停止処分を受けた。それを支えたのが家族の存在で、「やっぱり行司をやりたいというような気持ちに、3日間のうちに不思議となってきた。15歳で行司に入って、よその世界も知らないし、それしかないですから」と美談として報じられていた。
 真剣勝負を裁くプレッシャーから酒に走り、愚行に及んでしまったのだろうか。10代行司には処罰を求める意向がなく、警察に被害届を出す考えもないという。伊之助は、立行司として行司全体を指導し管理する立場。暴行事件で世間の注目を浴びていた巡業中に不祥事を起こすとは言語道断で、協会は近く開かれる臨時理事会で、懲戒処分を検討する方針だ。
 4日に貴乃花親方の理事降格が決まり、元日馬富士にも罰金50万円の略式命令が出され、ようやく暴力問題が一段落したが、その翌日に間髪を入れずセクハラ問題発覚。もはや初場所(14日初日=両国国技館)どころではない。   (ZakZad by 夕刊フジ 2018.1.7


 


  イギリス在住の塾友荒幾則氏からメールが入りました。曰く、
 年頭の挨拶 荒(英国)
 日高先生、道子様
 ご無沙汰しております。
 賀状もお送りせず、失礼しています。 
 Ruthは、相変わらず日本人に英語を教えていますが、その生徒の関係で 日本語と生花を習い始め、結構楽しんでいます。 
 健治は、英国陸軍大尉でケニヤに駐屯しています。この大尉から上に上がるのが、大変らしく ここ数年は同じ階級となりそうです。クリスマスは帰宅する事が出来ないので、逆にガールフレンドがケニアへ遊びに行きました。
 治輝は、Londonのトップデザインオフィスで、家具デザインをしています。こちらもガールフレンドが出来、クリスマスの翌日 連れて来ましたので、皆んなで すき焼きを食べました。治輝は、コンピューターに詳しいので、しょっちゅう彼に頼っています。
 美保は、大学の最終学年となりました。Manchester でファッションデザインを勉強していますが、日本の生地やアイデアを使ったデザインで、将来日本へも行きたいそうです。
 私は相変わらず、デザインアドバイサーとして、時々Londonへ行く仕事です。これが、意外と評判も良く、仕事が続いているので助かります。
 そちらは、如何お過ごしですか?お時間があれば、近況をお知らせ下さい。 
 それでは、良い一年を!!     荒 幾則、Ruth、健治、治輝、美保 


 


 オーストラリアはシドニー在住の姪の美帆ちゃんからもメールが入りました。曰く、
 明けましておめでとうございます!
 節夫おじさん、道子おばさん 
 明けましておめでとうございます!


年賀状を送っていただき、ありがとうございます!こちらに届きました。
 東京は雪が降ったようで、とても寒そうですね。こちらは30度でとても暑いです。明日は37度になります。
 はるなも大分大きくなってきて大分喋ります。時々うるさいです。でも明るく元気でハッピーな娘で、私達を笑わせてくれます。

 
とても寒いと思うので身体に気をつけてください。

ウェブニュースより
 藤井四段、18年初戦は黒星 同じ棋士に連敗は初 ―― 公式戦29連勝の新記録を樹立した将棋の最年少プロ、藤井聡太四段(15)が6日、大阪市の関西将棋会館で指された第59期王位戦予選ブロック準決勝で大橋貴洸(たかひろ)四段(25)に104手で敗れた。18年最初の対局は黒星発進となった。公式戦通算は55勝11敗。
 持ち前の終盤力を発揮できなかった藤井は「ちょっと序盤で失敗してしまった。完敗でした」と振り返った。大橋には昨年11月の第89期棋聖戦1次予選に続いての黒星。プロ入り後、同じ棋士に連敗したのは初めて。同期の大橋との対戦成績は2勝2敗となった。

 この日、勝利していれば22日に予選ブロック決勝で憧れの谷川浩司九段(55)と対戦予定だった。藤井は「結果は残念です。また力をつけて頑張りたい」と気持ちを切り替えた。
 同期のライバル対決を制した大橋は「序盤から難しかったが、模様がよくなってからうまく指せた」と話した。
 黒星発進となったが、今年も注目度は高い。藤井は「もっと力をつけて活躍できるような年にしたい」と新年の抱負を語った。次戦は11日、大阪市の関西将棋会館で行われる竜王戦5組で、中田功七段と対局する。   [日刊スポーツ 2018年1月6日19時8分]



https://www.youtube.com/watch?v=o6UqsV0-LIc



 


 

 栃木県小山市在住の姪のMちゃんから、写真入りで新年の挨拶メールが入りました。
 しばらく会っていないけれど、爺とは3周り違うから、今年は50歳のはず、母にあたるK義姉は爺とは1つ違いの未年だから、87歳のはず、ともに元気で正月を迎えたようです。


 


 皆さん、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
 元日の朝は、東京の天気は快晴で、日の出は午前6時51分というので、隅田川畔に出てみました。言問橋の西詰周辺から遊歩道沿いに東武鉄橋辺りまで、かなりの人出で、スカイツリーと初日の出を撮影しようとする人で混み合っていました。
 午前7時頃対岸のアサヒビール本社のジョッキタワーに墨田区役所の影が初日の出の反射光でくっきりと写し出されています。


 
 7時15分ごろになってようやく初日の出を拝むことが出来ました。


 
 待乳山聖天に初詣して帰宅しました。
 元旦ということで、塾友の忘年会以来ずーっと絶っていたアルコールでしたが、日本酒を1合ほど飲み、手作りの雑煮で朝食を済ませました。
 朝食後、朝写した写真をパソコンに取り込もうとしましたが、今までの操作を何回か繰り返しましたが、どうにもこうにもカメラの写真をパソコンに採り入れることが出来ません。そういえば、パソコンの調子がおかしくなって以来カメラの写真をパソコンに採り入れるのは久しぶりです。という訳で、元旦のブログ更新は諦めました。ここに掲げた写真はインターネットからの借りものです。悪しからず。


 昨日2日は午後から塾友のSI氏、IK氏、TK氏、Sato夫妻が年賀に来てくれました。例年は新年の写真はあまり写してなかったので今年こそは思っていたのですが、パソコンに採り入れ不能なのでブログへの写真搭載は諦めました。


 何はともあれ、今年の正月は穏やかな天候に恵まれました。今年の世の中もこのような穏やかな平和であってほしいと思います。

プロフィール
ハンドルネーム:
目高 拙痴无
年齢:
92
誕生日:
1932/02/04
自己紹介:
くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
 sechin@nethome.ne.jp です。


小冊子の紹介
カレンダー
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
最新コメント
[爺の姪 01/13]
[レンマ学(メタ数学) 01/02]
[m.m 10/12]
[爺の姪 10/01]
[あは♡ 09/20]
[Mr.サタン 09/20]
[Mr.サタン 09/20]
[ままだいちゅき 09/20]
[ままだいちゅき 09/20]
[ままだいちゅき 09/20]
最新トラックバック
ブログ内検索
カウンター
Powered by ニンジャブログ  Designed by ゆきぱんだ
Copyright © 瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り All Rights Reserved
/