瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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何時ものように朝の散歩で出かけましたが、山谷堀広場の上空に何やら異様な物体があるので、少々驚きました。いやはや、何の催しかは存じませんが、よく見ると女性らしき頭の巨大バルーンのようです。震える手で、2枚ほど写真を携帯に収めました。

 17日間のオリンピックも終わり、台東区の体育館が、パラリンピックの練習場になるとのこと、まさかそのためのバルーンではないでしょう。

ウェブニュースより
 海外メディアがこぞって報じたコロナ禍五輪での「選手の精神面」 ―― 「東京オリンピックが残した未来への教訓:時にはやり続けるよりやめてしまった方がいい」
 こんな衝撃的な見出しを掲げたのは8月5日付「ワシントン・ポスト紙」(電子版)。
 コロナ禍の五輪なんて中止にした方がいい、という内容かと思ったらさにあらず。記事は選手の精神面をテーマにしたものだ。
 「あと数日で店を畳むことになるこの五輪が史上初、パンデミックの真っただ中で開催された五輪として記憶されることは間違いない。それ以外にも間違いなく、今回は“アスリートの精神面の健康状態が注目された五輪”としてこれから先、記憶されるだろうし、今回得た教訓はこの先のオリンピックにおいても必ず役立つ、役立たせなければいけないものになる」
 「“アスリートである前に私は一人の人間”。多くのメダルを期待されたアメリカ女子体操のシモーン・バイルスはこの言葉と共に、ほとんどの種目の競技をキャンセルした」

 バイルスが演技を断念した理由は精神的なストレス。そんなバイルスを支持する米メディアが相次いでいる。トップクラスのアスリートたちがどのような精神状態で競技に臨んでいるのか、我々には到底、理解できないが、とてつもないプレッシャーのもとで日々トレーニングをし、競技に向き合っていることは想像に難くない。
 同じく「ワシントン・ポスト紙」(7月31日付、電子版)は、女子体操個人のゆかで銅メダルを獲得した日本人選手がソーシャルメディアなどで受けた中傷について涙ながらに語ったことを報じている。
 「精神面の健康状態に、より多くのアスリートが口を開き始めた中、日本のオリンピック選手が経験した痛ましい話」という見出しの記事だ。
 村上茉愛がオリンピック開催反対派からSNSなどに誹謗中傷の書き込みを受け、心が傷つきながら競技を続けた。他にも同じような中傷を受けた日本人選手は多いという。過度な期待によるプレッシャーにさらされることと、誹謗中傷(これは犯罪だ)を受けることは別問題だが、アスリートたちがストレスにさらされ、彼らの精神状態やパフォーマンスに悪影響を及ぼしている点は同じだ。
 この記事は1964年の東京五輪マラソンで銅メダルを獲得しながらその後、「もうすっかり疲れ切ってしまって走れません」という遺書を残して自殺した円谷幸吉の例もあげている。=おわり    (日刊ゲンダイ 公開日:2021/08/08 06:00 更新日:2021/08/08 06:00


 

ウェブニュースより
 野球、日本が金 レスリング・須崎優衣と乙黒拓斗も ――
野球

 東京五輪第16日の7日、野球の決勝で日本が米国を2-0で下し、1992年バルセロナ五輪で正式競技になって以降、初の金メダルに輝いた。
レスリング

 女子50キロ級の須崎優衣(早大)が決勝で孫亜楠(中国)を破り、金メダルを獲得した。男子フリースタイル65キロ級の乙黒拓斗(自衛隊)も決勝でアリエフ(アゼルバイジャン)を破り、金メダルを獲得した。
ゴルフ

 女子で稲見萌寧が銀メダルを獲得した。2016年リオデジャネイロ五輪から競技に加わったゴルフでは、日本勢初の表彰台。最終ラウンド(パー71)を3位からスタートした稲見は通算16アンダーの2位でリディア・コ(ニュージーランド)と並び、銀メダルをかけたプレーオフへ。1ホール目で稲見がパー、コがパーパットを外して決着が付いた。金メダルは通算17アンダーのネリー・コルダ(米国)。畑岡奈紗とフィリピン代表の笹生優花は通算10アンダー、9位タイで競技を終えた。
空手

 男子組手75キロ超級の荒賀龍太郎(荒賀道場)は準決勝でタレグ・ハメディ(サウジアラビア)に敗れ、銅メダルとなった。
 女子組手61キロ超級の植草歩(JAL)は、5人総当たりの1次リーグA組で2勝2敗となり準決勝進出を逃した。
サッカー

 男子の決勝はブラジルが延長の末にスペインを2-1で下し、2連覇を果たした。
陸上

 札幌市で女子マラソンが行われ、一山麻緒(ワコール)が2時間3013秒で8位に入賞した。日本勢の入賞は2004年アテネ五輪以来、17年ぶり。鈴木亜由子(日本郵政グループ)は2時間3314秒の19位、前田穂南(天満屋)は2時間3528秒の33位だった。ジェプチルチル(ケニア)が2時間2720秒で優勝した。前日6日にスタート時間を1時間早めることが発表され、午前6時開始となった。
 女子1万メートルで、広中璃梨佳(日本郵政グループ)が31分0秒71の7位となった。この種目で日本勢25年ぶりの入賞。新谷仁美(積水化学)は21位、安藤友香(ワコール)は22位だった。
新体操
 新体操の団体総合予選で初のメダル獲得を目指す杉本、竹中(以上トヨタ自動車)、松原(東海東京FH)、熨斗谷(日女体大大学院)、鈴木(日体大)の日本は2種目合計79.725点の7位となり、上位8チームによる8日の決勝に進んだ。2019年世界選手権2位の日本は前半のボール、後半のフープ・クラブでともにミスが出て、得点を伸ばせなかった。ブルガリアが91.800点で1位通過。決勝は予選の得点を持ち越さない。
アーティスティックスイミング

 チームで、日本(乾、吉田、木島、京極、塚本、福村、安永、柳沢)は4位にとどまり、2大会連続のメダルを逃した。
飛び込み

 男子高飛び込み決勝で、14歳の玉井陸斗(JSS宝塚)は431.95点で7位に入賞した。    【日本經濟新聞 202187 8:39 (202187 23:10更新)


 

茎韮(くくみら)を詠める歌
 ユリ科の多年草です。8月~9月に花茎の先に白い花がたくさん咲きます。葉や茎は食用もしくは薬用として古くから利用されていたようです。
 万葉集には一首だけに登場します。東歌のひとつで、茎韮(くくみら)を摘みにきた女性たちの歌といわれています。

14-3444:伎波都久の岡のくくみら我れ摘めど籠にも満たなふ背なと摘まさね

 


ウェブニュースより
 藤井聡太2冠が豊島将之竜王への挑戦者決定3番勝負に進出、八代七段を下す ―― 将棋の藤井聡太2冠(棋聖・王位=18)が6日、関西将棋会館で行われた第34期竜王戦決勝トーナメント準決勝で、八代弥(わたる)七段(27)を下し、豊島将之竜王(30)への挑戦者を決める挑戦者決定3番勝負に進出した。挑決では永瀬拓矢王座(28)と対戦する。

 戦型は矢倉。中盤からリードを広げた藤井が熱戦を制した。
https://www.youtube.com/watch?v=R8AqIvfQPHo
 竜王戦でも挑戦権を獲得すれば、例年10月開幕の7番勝負で豊島と対戦。最大で「19番勝負」が実現する。防衛した棋聖に続き、王位も防衛し、叡王、竜王を獲得すれば年内に最年少4冠が誕生する。    [日刊スポーツ 2021862025]

 レスリングの向田と空手の喜友名が金メダル ――
レスリング

 東京五輪第15日の6日、レスリング女子53キロ級の向田真優(ジェイテクト)が決勝で龐倩玉(中国)を破り、金メダルを獲得した。
 男子フリースタイル65キロ級の乙黒拓斗(自衛隊)が準決勝でラシドフ(ROC)を下して7日の決勝に進み、銀メダル以上が決まった。女子50キロ級の須崎優衣(早大)も準決勝でスタドニク(アゼルバイジャン)を下して7日の決勝に進み、銀メダル以上が決まった
空手

 五輪初実施の空手男子形決勝で喜友名諒(劉衛流龍鳳会)がキンテロ(スペイン)を破り、金メダルを獲得した。
 男子組手75キロ級の西村拳(チャンプ)は5人総当たりの1次リーグA組で2勝2敗となり敗退した。女子組手61キロ級の染谷真有美(テアトルアカデミー)も、5人総当たりの1次リーグA組で1勝3敗の4位となり、準決勝進出を逃した。
スポーツクライミング

 女子で野中生萌(XFLAG)が銀メダル、野口啓代(TEAM au)が銅メダルを獲得した。
バスケットボール

 女子準決勝で日本はフランスを87-71で破り、初の決勝進出を決めて銀メダル以上が確定した。
陸上

 男子400㍍リレー決勝で日本(多田、山県、桐生、小池)は1走から2走のバトンミスでゴールできなかった。
 女子1500メートル決勝で田中希実(豊田自動織機TC)は3分5995の8位に入った。女子やり投げ決勝で北口榛花(JAL)は55メートル4212位だった。男子50キロ競歩で日本記録保持者の川野将虎(旭化成)は3時間5156秒で6位入賞した。勝木隼人(自衛隊)は30位、丸尾知司(愛知製鋼)は32位だった。トマラ(ポーランド)が3時間50分8秒で優勝した。陸上女子20キロ競歩で藤井菜々子(エディオン)は1時間3155秒の13位だった。岡田久美子(ビックカメラ)は15位、河添香織(自衛隊)は40位。
卓球

 男子団体の3位決定戦で前回リオデジャネイロ五輪銀メダルの日本は韓国を3-1で下し、銅メダルを獲得した。第1試合のダブルスで丹羽孝希(スヴェンソンホールディングス)水谷隼(木下グループ)組が3-1で先勝すると、シングルスでも張本智和(木下グループ)、水谷が勝利した。
サッカー

 男子の日本は3位決定戦でメキシコに1-3で敗れて4位となり、1968年メキシコ五輪以来となる銅メダルを逃した。
アーティスティックスイミング

 チーム・テクニカルルーティン(TR)で日本(乾、吉田、福村、安永、塚本、京極、木島、柳沢)は4位だった。
ゴルフ

 女子の第3ラウンドで、6位タイでスタートした稲見萌寧は5バーディー、2ボギーの通算10アンダーの203で首位と5打差の3位タイにつけた。畑岡奈紗は6バーディー、2ボギーの通算8アンダーの205で7位タイ。ネリー・コルダ(米国)が通算15アンダーの198でトップを守った。
飛び込み

 男子高飛び込み予選で、玉井陸斗(JSS宝塚)は16位で、上位18人による7日の準決勝に進んだ。西田玲雄(大阪水泳学校)25位で敗退した。
新体操

 個人総合予選で喜田純鈴(エンジェルRG・カガワ日中)は4種目合計92.8001111位、大岩千未来(イオン)は87.550点で19位となり、上位10人による7日の決勝に進めなかった。    【日本經濟新聞 202186 9:46 (202186 23:02更新)

 核禁止条約の批准訴え、広島市長 被爆76年、平和記念式典 ――広島は6日、米軍による原爆投下から76年の「原爆の日」を迎え、広島市中区の平和記念公園で午前8時から「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」(平和記念式典)が営まれた。松井一実市長は、核兵器禁止条約の発効から初めてとなる平和宣言で、日本政府に「一刻も早く締約国となる」よう条約批准を訴え、締約国会議への参加も求めた。

 原爆投下直後に降った「黒い雨」被害者については「早急に救済するとともに、被爆者支援のさらなる充実を強く求める」と要望。政府に核保有国と非保有国との「橋渡し役」を果たすよう訴え、各国には、条約の支持と、核抑止論に基づく安全保障政策を転換するよう求めた。    【東京新聞 202186 0954分 (共同通信)】


 

(きみ)を詠める歌
 黍(きみ)は、インド原産のイネ科の一年草です。五穀(米・麦・粟・豆・黍)の一つともいわれています。粟(あわ)とともに昔から栽培されています。秋に黄色い実がなります。
 黍(きび)の実は、小さくて黄色いのですが、なんとなくトウモロコシに似ています。トウモロコシは、唐黍(とうきび)とも呼ばれますが、きっとこの実の形が似ていることから言われているんでしょうね。
 万葉集には1首だけに登場します。

16-3834:梨棗黍に粟つぎ延ふ葛の後も逢はむと葵花咲く

 


ウェブニュースより
 レスリング・川井梨紗子が金メダル 卓球女子団体は銀 ――
レスリング

 東京五輪第14日の5日、2016年リオデジャネイロ五輪レスリング63キロ級女王の川井梨紗子(ジャパンビバレッジ)が57キロ級決勝でクラチキナ(ベラルーシ)を下し、2大会連続となる金メダルを獲得した。妹の友香子(ジャパンビバレッジ)が4日の62キロ級を制しており、同大会姉妹金メダルとなった。
 女子53キロ級の向田真優(ジェイテクト)が準決勝でボロルトゥヤ(モンゴル)を下して6日の決勝に進み、銀メダル以上が決まった。男子フリースタイル74キロ級の乙黒圭祐(自衛隊)は1回戦でカイサノフ(カザフスタン)に敗れ、敗者復活戦に回れなかった。
卓球

 女子団体決勝で日本は中国に0-3で敗れ、銀メダルだった。
空手

女子形の清水希容(ミキハウス)は決勝でサンチェス(スペイン)に敗れ、銀メダルとなった。女子組手55キロ級の宮原美穂(帝京大職)は、5人総当たりの1次リーグB組で2勝2敗の3位となり、敗退した。男子組手67キロ級の佐合尚人(高栄警備保障)は、5人総当たりの1次リーグA組で1勝3敗の4位となり敗退した。
陸上

 男子20キロ競歩で池田向希(旭化成)が銀メダル、山西利和(愛知製鋼)が銅メダルを獲得した。
 男子400メートルリレー予選で前回銀メダルを獲得している日本は多田修平(住友電工)山県亮太(セイコー)桐生祥秀(日本生命)小池祐貴(住友電工)の4人で臨み、3816の1組3着で決勝に進んだ。優勝候補の米国は2組6着で落選した。
 女子400メートルリレー予選で青山華依(甲南大)児玉芽生(福岡大)斎藤愛美(大阪成蹊大)鶴田玲美(南九州ファミリーマート)の日本は4344の1組7位で落選した。
ボクシング

 男子フライ級準決勝で田中亮明(岐阜・中京高教)はカルロ・パーラム(フィリピン)に0-5の判定で敗れ、3位決定戦がないため銅メダルが決まった。
スポーツクライミング

 男子決勝で楢崎智亜(TEAM au)はスピード2位、ボルダリング3位、リード6位の36点で4位だった。
ゴルフ
 女子の第2ラウンドで、稲見萌寧は65で回り、通算7アンダーの135で、首位と6打差の6位だった。畑岡奈紗は4アンダーで11位、フィリピン代表の笹生優花はイーブンパーの34位。
スケートボード

 男子パークで冬季五輪スノーボードで2大会連続銀メダルの平野歩夢(TOKIOインカラミ)は62.03点の予選14位で決勝に進めなかった。18歳のパーマー(オーストラリア)が優勝した。
自転車
男子オムニアムで橋本英也(日本競輪選手会)は15位だった。
オープンウオーター
 男子10キロが行われ、南出大伸(木下グループ)は1時間53分7秒5で13位だった。世界選手権覇者のウェルブロック(ドイツ)が1時間4833秒7で優勝した。    【日本經濟新聞 202185 9:45 (202185 22:27更新)


 

韓藍(からあい)を詠める歌
 韓藍(からあい)はヒユ科の一年草の鶏頭(けいとう)とされています。熱帯アジアが原産です。鶏頭(けいとう)はその名の通り、鶏のとさかに似た赤い花をつけます。韓藍(からあい)は、韓(から:古代の朝鮮、中国)から来た藍(あい)からその名がつけられたと考えられています。ちなみに、藍(あい)には赤い花のものもありますね。
 万葉集には4首に詠まれています。歌からは、野の花というより万葉人が大切に育てた庭の花という感じがしますね。

巻3‐0384: 我がやどに韓藍蒔き生ほし枯れぬれど懲りずてまたも蒔かむとぞ思ふ

◎この歌は山部宿禰赤人(やまのべのすくねあかひと)が庭に種を蒔いた鶏頭を詠った一首です。「韓藍(からあゐ)」は「鶏頭(けいとう)」のことで、「韓(から)」の「藍(あゐ)」色を取る草として絵具用に大陸からもたらされた植物です。そんな鶏頭の種を家に蒔いた赤人が「私の家に鶏頭の種を蒔いて育てたけれど枯れてしまったよ。けれども懲りずにまた蒔こうと思います。」と、一度は枯らせてしまったけれど懲りずにまた蒔きたいとの思いを詠った一首となっています。
 ただ、この歌はどうやら実際に鶏頭の種を蒔いたわけではなく「韓藍(鶏頭)」をお題にして詠まれた宴席歌のようで、この「韓藍」には女性のことを譬えて詠っているようです。つまりは、「私の家で美しい女性を住まわせていたのですがその人は去ってしまいました。けれども懲りずにまた素敵な女性を探そうと思います」といった感じでしょうか。まあ、赤人にそのような想い人が実際にいたわけではないのでしょうけれど、宴席での戯れ歌としては魅力的な恋歌ですよね。
巻7-1362:秋さらば移しもせむと我が蒔きし韓藍の花を誰れか摘みけむ

10-2278:恋ふる日の日長くしあれば我が園の韓藍の花の色に出でにけり

11-2784:隠りには恋ひて死ぬともみ園生の韓藍の花の色に出でめやも

 


ウェブニュースより
 レスリング女子・川井友香子が金メダル ――
レスリング

 東京五輪第13日の4日、女子62キロ級の川井友香子(ジャパンビバレッジ)が決勝でティニベコワ(キルギス)を破り、金メダルを獲得した。川井友の姉で女子57キロ級の川井梨紗子(ジャパンビバレッジ)が準決勝で米国選手を下して5日の決勝に進み、銀メダル以上が決まった。川井梨は2016年リオデジャネイロ五輪63キロ級女王に輝いており、川井姉妹は五輪の夏季競技で日本初の姉妹金メダリストとなった。
 男子フリースタイルで57キロ級の高橋侑希(山梨学院大職)、86キロ級の高谷惣亮(ALSOK)はともに敗退した。
野球

準決勝で、日本は韓国に5-2で勝って7日の決勝進出を決め、銀メダル以上が確定した。
卓球

男子団体準決勝で、前回リオデジャネイロ五輪銀メダルの日本はドイツに2-3で屈し、3位決定戦に回った。
スポーツクライミング

 女子予選で野中生萌(XFLAG)が3位、野口啓代(TEAM au)が4位となり、上位8人による6日の決勝に進んだ。
バスケットボール

 バスケットボール女子準々決勝で日本はベルギーを86-85で下し、初の4強入りを果たした。
スケートボード

 女子パーク決勝で2018年世界選手権優勝の19歳の四十住さくら(よそずみ・さくら、ベンヌ)が金メダルを獲得した。予選は4位で通過したが、決勝では難度の高い技を成功させ、60.09点と高得点をマークした。
 予選3位だった12歳の開心那(ひらき・ここな、WHYDAH GROUP)が59.04点で2位となり、史上最年少となるメダルを獲得、スケートボード女子ストリートで金メダルだった西矢椛(にしや・もみじ)の13歳の記録を塗り替えた。
 予選1位の15歳の岡本碧優(おかもと・みすぐ、MKグループ)は53.58点で4位だった。宮崎出身で母が日本人の13歳、スカイ・ブラウン(英国)が3位に入り銅メダルを獲得した。
陸上

 女子1500メートル準決勝で田中希実(豊田自動織機TC)は3分5919の日本新記録で1組5着に入り決勝に進出した。男子110メートル障害準決勝で泉谷駿介(順大)は1335の3組3着で落選し、日本人初の決勝はならなかった。女子400メートル障害決勝はマクラフリン(米国)が5146の世界新記録で優勝した。
ゴルフ

 女子の第1ラウンドで、畑岡奈紗と稲見萌寧はともに70の1アンダーとし、首位と4打差の16位だった。フィリピン代表の笹生優花は7447位。
ボクシング

 女子フライ級の並木月海(自衛隊)は準決勝でブルガリア選手に0-5の判定で敗れ、銅メダルが決まった。
アーティスティックスイミング

 デュエット決勝のフリールーティンで乾友紀子(井村ク)吉田萌(ザ・クラブピア88)組は94.4667点で、3日のテクニカルルーティンとの合計は187.8166点の4位だった。
馬術

 障害飛越個人決勝で減点0で並んだ6選手によるジャンプオフに進んだ福島大輔(STAR HORSES)は6位となり、同競技で日本勢89年ぶりとなるメダル獲得はならなかった。
セーリング
 男子470級は上位10艇による最終のメダルレースが行われ、岡田奎樹(トヨタ自動車東日本)、外薗潤平(JR九州)組は6着となり、総合7位で競技を終えた。女子470級も上位10艇による最終のメダルレースが行われ、吉田愛、吉岡美帆組(ベネッセ)は8着に入って総合で7位となった。
自転車
 男子スプリントの2回戦敗者復活戦で、脇本雄太(日本競輪選手会)はドイツ選手に勝ち、5日の3回戦に進んだ。女子ケイリン1回戦で、小林優香(日本競輪選手会)は4組2着となり、5日の準々決勝に進んだ。
飛び込み

 女子高飛び込み予選で、20歳の荒井祭里(JSS宝塚)は268.80点の22位で落選した。
オープンウオーター
 女子10キロが行われ、貴田裕美(コナミスポーツ)は2時間1分40秒9で13位だった。クニャ(ブラジル)が1時間59308で優勝した。    【日本經濟新聞 202184 9:59 (202184 23:15更新)


 

(かえで)を詠める歌
 カエデ科カエデ属の落葉高木の楓(かえで)は、万葉の頃には「かへるで」と呼ばれていました。「かへるで」は葉の形が「かへる()」に似ていたことからきていると考えられています。
 万葉集には2首に登場します。

巻8-1623:我が宿にもみつ蝦手見るごとに妹を懸けつつ恋ひぬ日はなし

※大伴田村大嬢(おおとものたむらのおおいらつめ、生没年不詳)
 奈良時代の歌人です。大伴宿奈麻呂(すくなまろ)の娘です。「万葉集」に異母妹大伴坂上大嬢(さかのうえのおおいらつめ)におくった歌9首や大伴稲公(いなきみ)からおくられた恋の歌がみえます。
14-3494: 子持山若かへるでのもみつまで寝もと我は思ふ汝はあどか思ふ

◎子持山(こもちやま)は、群馬県北部の標高1296メートルの山です。


ウェブニュースより
 藤井聡太2冠が豊島叡王に逆転負け「反撃されてうまく対応できなかった」 ――将棋の最年少2冠、藤井聡太王位(棋聖=19)が手痛い逆転負けを喫した。3日、山梨県甲府市「常磐ホテル」で行われた第6期叡王戦5番勝第2局で午後75分、161手で豊島将之叡王(竜王=31)に敗れた。これで対戦成績は11敗となった。第3局は来週9にち、名古屋市「か茂免」で行われる。

 最後は14手連続王手で迫った。右手で右ヒザを9回たたき、居ずまいを正して投了した。「足りないかなと思いました」と終局後には話したが、勝負師としては少しでもアヤを求めたかった。
 昼食休憩後の42手目、後手4四歩と突いて積極的に踏み込んだ。攻めをつなげ、72手目の後手9六歩で「流れは悪くない」と思っていた。優位に局面を進め、豊島を勝利寸前まで追い詰める。「反撃されてうまく対応できなかった」。
https://www.youtube.com/watch?v=YFIHK72omDo
 立場を入れ替えて、豊島の挑戦を受ける王位戦第1局(6月2930日、名古屋市「名古屋能楽堂」)で完敗した時点では、直接対決の成績は1勝7敗だった。その後、同第2局(7月1314日、北海道旭川市「花月会館」)、同第3局(同2122日、神戸市北区有馬温泉「中の坊瑞苑」)、叡王戦第1局(7月25日、東京都千代田区「江戸総鎮守 神田明神」)と3連勝し、盛り返したかにみえた。勝負は最後まで分からない。将棋の怖さを思い知らされた。
 第3局はすぐにある。「しっかり反省して気持ちを切り替えて臨めればと思います」。叡王初奪取と最年少3冠に王手をかけるか? 大事な勝負になる。    [日刊スポーツ 202183199]

 体操男子鉄棒で橋本が金 個人総合と2冠、ボクシング女子 入江が金 ――
体操

 東京五輪第12日の3日、体操男子で個人総合優勝の橋本大輝(順大)が種目別の鉄棒で金メダルを獲得し、2冠を達成した。北園丈琉(徳洲会)は6位だった。女子種目別決勝の平均台で芦川うらら(静岡新聞SBS)は6位だった。
ボクシング

 女子フェザー級の入江聖奈(日体大)は決勝に臨み、2019年世界選手権覇者のネスティー・ペテシオ(フィリピン)を5-0の判定で破り、日本女子初の金メダルを獲得した。同競技では1964年東京五輪バンタム級の桜井孝雄、2012年ロンドン五輪ミドル級の村田諒太に続き、日本勢3個目の「金」となった。
 男子フライ級の田中亮明(岐阜・中京高教)は準々決勝で16年リオデジャネイロ五輪ライトフライ級銀メダルのマルティネスリバス(コロンビア)に判定勝ちし、5日の準決勝に進んだ。3位決定戦がないため、銅メダル以上が確定した。
レスリング

 男子グレコローマンスタイル77キロ級の屋比久翔平(ALSOK)が3位決定戦でゲラエイ(イラン)を下し、銅メダルを獲得した。女子62キロ級の川井友香子(ジャパンビバレッジ)が準決勝でユセイン(ブルガリア)を下して4日の決勝に進み、銀メダル以上が決まった。女子68キロ級の土性沙羅(東新住建)は3位決定戦でチェルカソワ(ウクライナ)に敗れ、2大会連続のメダルを逃した。
卓球

 女子団体準決勝で、日本は香港を3-0で下して5日の決勝に進んだ。銀メダル以上が確定し、3大会連続のメダル獲得となる。男子団体準々決勝で、前回リオデジャネイロ五輪銀メダルの日本がスウェーデンを3-1で下して準決勝に進んだ。
サッカー

 男子の準決勝で、日本はスペインに延長の末、0-1で敗れ、6日の3位決定戦に回った。1968年メキシコ五輪に並ぶ過去最高成績となる銅メダル獲得を目指し、メキシコと対戦する。7日の決勝はスペインとブラジルの顔合わせとなった。前回リオデジャネイロ五輪金メダルのブラジルは、延長を終えて0-0からのPK戦を4-1で制してメキシコを退け、3大会連続の決勝進出を決めた。
スポーツクライミング

 
男子予選で楢崎智亜(TEAM au)は2位となり、上位8人による5日の決勝に進んだ。
飛び込み

 男子板で、2008年北京五輪以来13年ぶりに決勝に進んだ40歳の寺内健(ミキハウス)は359.70点で12位だった。
セーリング

 男子470級の岡田奎樹(トヨタ自動車東日本)外薗潤平(JR九州)組が10レースを終えて8位に入り、上位10艇による最終のメダルレースに進出した。女子470級の吉田愛、吉岡美帆組(ベネッセ)も10レースを終えて7位に入り、上位10艇による最終のメダルレースに進出した。
アーティスティックスイミング

 デュエット・テクニカルルーティン(TR)で、乾友紀子(井村ク)吉田萌(ザ・クラブピア88)組は93.3499点の4位だった。
バレーボール
 
男子1次リーグA組3位で29年ぶりに8強入りした日本は、2連覇を目指すB組2位のブラジルに20-2522-2520-25のストレートで敗れ、準決勝進出を逃した。
馬術
 
障害飛越、個人予選で福島大輔(STAR HORSES)斎藤功貴(北総乗馬ク)佐藤英賢(ポールショッケメーレ厩舎)は、そろって30位までによる決勝に進んだ。
陸上
 
男子110メートル障害予選で泉谷駿介(順大)が1328の4組2着、金井大旺(ミズノ)が、1341の5組3着でそれぞれ準決勝進出を決めた。女子やり投げ予選で北口榛花(JAL)は6206をマークして決勝へ進んだ。日本勢の決勝進出は前回東京五輪以来57年ぶり。男子200メートル予選で飯塚翔太(ミズノ)が21021組6着、サニブラウン・ハキーム(タンブルウィードTC)が2141の2組6着、山下潤(ANA)が2078の3組5着で落選した。    【日本經濟新聞 202183 11:20 (202183 23:24更新)


 

思ひ草を詠める歌
 ハマウツボ科ナンバンギセル属の一年生の寄生植物である南蛮煙管(なんばんきせる)のことです。ススキ・ミョウガ・サトウキビなどに寄生します。高さはせいぜい20センチ程度で、9~10月頃にピンクの花を下向きにつけます。
 万葉集には、たった1首にだけの登場です。

10-2270:道の辺の尾花が下の思ひ草今さらさらに何をか思はむ

◎ナンバンギセルはハマウツボ科一年草の寄生植物で、ススキや、ミョウガ、サトウキビなどの根元に生え、その根から養分をとっています。そのため葉緑素がなく、葉はわずかにあってもほとんど見えません。秋になると紫紅色の花を咲かせますが、その先端が首をかしげて物思いにふけっている様子から、古代の人たちはこの植物を「思ひ草」とよんでいました。
 尤もこの「思ひ草」という漠然とした名前が何にあたるかについては古くからリンドウ、露草、女郎花、など諸説ありましたが、万葉集で「尾花が下の思ひ草」つまり、ススキに寄生する姿を詠っていることが決め手となり、現在ではナンバンギセルが通説となっています。(「思ひ草」は万葉集で1首のみ)
 ナンバンギセルは漢字で「南蛮煙管」と書き、南蛮から渡来した煙管(きせる)の雁首に花の形が似ているとことから命名されたそうです。

ウェブニュースより
 レスリング文田が銀メダル 体操床運動・村上は「銅」 ――
レスリング

 東京五輪第11日の2日、レスリング男子グレコローマンスタイル60キロ級の文田健一郎(ミキハウス)は決勝でオルタサンチェス(キューバ)に1-5で敗れ、銀メダルだった。グレコでは1984年ロサンゼルス五輪52キロ級の宮原厚次以来、37年ぶりの金メダルを逃した。女子76キロ級の皆川博恵(クリナップ)が3位決定戦で周倩(中国)に敗れ、銅メダルを逃した。
 女子68キロ級で2016年リオデジャネイロ五輪69キロ級女王の土性沙羅(東新住建)は1回戦で19年世界選手権優勝のストックメンサ(米国)に敗れ、2連覇を逃した。ストックメンサが決勝に進んだため、土性は3日の敗者復活戦に回った。男子グレコローマンスタイル77キロ級で初出場の屋比久翔平(ALSOK)は2回戦で19年世界選手権覇者のT・レーリンツ(ハンガリー)に屈したが、レーリンツの決勝進出で、屋比久は3日の3位決定戦出場が決まった。
体操

 女子種目別の床運動で村上茉愛(日体ク)が銅メダルを獲得した。日本女子のメダル獲得は1964年東京五輪団体総合の「銅」以来57年ぶりで、個人種目では初の快挙となった。
陸上

 陸上男子3000メートル障害決勝で三浦龍司(順大)は7位となり、この種目で日本勢初の入賞を果たした。女子5000メートル決勝で広中璃梨佳(日本郵政グループ)は日本新記録となる145284で9位だった。
 男子走り幅跳び決勝で橋岡優輝(富士通)は8メートル10で6位となり、1984年ロサンゼルス五輪7位の臼井淳一以来、日本勢37年ぶりの入賞を果たした。テントグルがギリシャ勢初優勝を果たした。女子1500メートル予選で田中希実(豊田自動織機TC)が4分2秒33の日本新記録をマークして3組4着に入り、準決勝に進んだ。卜部蘭(積水化学)は4分7秒90の2組9着で落選した。
卓球

 女子団体準々決勝で、日本が台湾を3-0で下して準決勝に進んだ。ダブルスで石川佳純(全農)平野美宇(日本生命)組が鄭先知、陳思羽組を3-0で下し、シングルスは伊藤美誠(スターツ)が鄭怡静を3-0で退け、平野が陳思羽に3-1で勝った。3日に香港と対戦する。男子団体も1回戦で、前回リオデジャネイロ五輪銀メダルの日本がオーストラリアに3-0で勝ち、準々決勝に進んだ。
野球

 準々決勝で、日本は米国に延長十回、タイブレークの末に7-6でサヨナラ勝ちし、準決勝進出を決めた。
馬術
 上位25人馬による総合馬術個人決勝で、戸本一真(日本中央競馬会)は31.90点で4位に入り、同種目で日本勢初のメダル獲得はならなかった。
飛び込み

 男子板の予選で、6度目の五輪出場となる40歳の寺内健(ミキハウス)が430.20点で10位となり、上位18人による準決勝に進んだ。
バレーボール
 
女子1次リーグA組で日本はドミニカ共和国に1-3で屈して1勝4敗の5位となり、準々決勝進出を逃した。
水球

 男子の1次リーグ最終戦が行われ、A組で敗退が決まっている日本は南アフリカに24-9で勝ち、1984年ロサンゼルス五輪以来、37年ぶりの勝利を挙げた。1勝4敗で今大会を終えた。
アーティスティックスイミング

 デュエットで予選のフリールーティン(FR)が行われ、乾友紀子(井村ク)吉田萌(ザ・クラブピア88)組は93.9333点で4位だった。
ハンドボール
 
女子1次リーグA組の日本は最終戦で強豪ノルウェーに敗れ、1勝4敗の同組6位で敗退した。
バスケットボール
 
女子の1次リーグB組最終戦で日本はナイジェリアを102-83で下し、2勝1敗で準々決勝進出を決めた。    【日本經濟新聞 202182 10:25 (202182 23:33更新)

 河野担当相「ワクチンだけでは難しい」と白旗! デルタ株“ブレークスルー感染”の猛威 ―― ワクチン一本ヤリ政権の担当大臣が白旗。河野ワクチン担当相は7月31日夜、自身のネット番組で「デルタ株の感染拡大をワクチンだけでどうにかするというのはなかなか難しい」と言ってのけた。デルタ株(インド株)は、ワクチンを接種していても、感染が広がっている。想像以上に手ごわいウイルスだ。

CDC「戦況が変わった」
 30日の会見で菅首相は「ワクチン接種こそがまさに決め手であり、総力を挙げて接種を進めていく」と強調したばかり。河野大臣が「決め手」を否定した格好だ。
 デルタ株の登場により、ワクチンの限界が浮き彫りになりつつある。米疾病対策センター(CDC)が「戦況が変わった」と警戒を強めるのが、「ブレークスルー(突破型)感染」。ワクチンを2回接種しても感染してしまうことだ。
 CDCによると、7月にマサチューセッツ州で起きたクラスターの感染者469人の約74%は接種を完了していた。ウイルスを特定できた133人のうち、9割がデルタ株だった。接種完了しても、デルタ株には感染してしまうのだ。

 さらに、接種者でも未接種者と同じくらい他人に感染させる可能性がある。デルタ流行前の調査では、接種後の陽性者は未接種者に比べて、ウイルスの排出量は4割少なかったが、マサチューセッツのクラスターでは、同量だった。接種者も強力なスプレッダーになり得るのだ。
 ただし、ワクチン接種はデルタ株でも重症化予防の効果は大きく、CDCは接種推奨を続ける方針だ。    (日刊ゲンダイ 公開日:2021/08/02 14:50 更新日:2021/08/02 14:50


 

女郎花(おみなへし)を詠める歌3
17-3943:秋の田の穂向き見がてり我が背子がふさ手折り来るをみなへしかも

17-3944:をみなへし咲きたる野辺を行き廻り君を思ひ出た廻り来ぬ

17-3951:ひぐらしの鳴きぬる時はをみなへし咲きたる野辺を行きつつ見べし

※秦忌寸八千嶋(はだのいみきやちしま、生没年不詳)
 秦氏は秦の始皇帝の末裔をなのる渡来系氏族で、『日本書紀』によれば、応神天皇十四年、始皇帝の子孫である弓月君が百二十県の百姓を率いて来朝したといいます。絹・綿・糸などの生産に従事する多くの部民を従え、山背国葛野郡に本拠を置いて強大な経済力を築きました。
 746(天平18)87日、越中国守として赴任して間もない大伴家持の館で宴が催され、大伴池主・土師道良らと共にこれに参席、歌を詠みます(巻17-3951)。この時大目(だいさかん。国司の四等官)とあります。同じ頃、自邸に家持を招いて宴を開き、歌を作る(17/3956)747(天平19)4.20、正税帳使として入京する家持を送別する宴を自邸に催します。この時の家持の歌が2首あります。(17-39893990)。この時も大目でした。
20-4297:をみなへし秋萩しのぎさを鹿の露別け鳴かむ高圓の野ぞ

◎高円山(たかまどやま)
 奈良市街地の東にある山です。標高は432メートル。雑木林に覆われる花崗(かこう)岩類の山で、高円山ドライブウェーが山頂まで通じます。頂上は展望に優れます。『万葉集』に多く詠まれており、聖武(しょうむ)天皇の離宮尾上宮(おのうえのみや)があった所と伝えられます。西側中腹に五色椿(つばき)と萩(はぎ)で知られる真言(しんごん)律宗の高円山白毫寺(びゃくごうじ)があります。

20-4316:高圓の宮の裾廻の野づかさに今咲けるらむをみなへしはも


ウェブニュースより
 陸上男子100、ヤコブスが金メダル 980でイタリア初 ――
陸上

 東京五輪第10日の1日、男子100メートル決勝はヤコブス(イタリア)が欧州新記録の9秒80で優勝し、同種目でイタリア人初の金メダルを獲得した。追い風0.1メートルで、カーリー(米国)が9秒84で銀メダル、ドグラス(カナダ)が9秒892016年リオデジャネイロ五輪に続き銅メダルを獲得した。6位だった蘇炳添(中国)は準決勝でアジア新記録の9秒83をマーク。五輪前に今季世界最高の9秒77を出していたブロメル(米国)は、準決勝で1000の2組3着で敗退した。
 女子100メートル障害準決勝で寺田明日香(ジャパンクリエイト)は1306の1組6着となり通過できなかった。男子走り高跳び決勝で戸辺直人(JAL)は2メートル2413位だった。同400メートル障害準決勝では山内大夢(早大)が4935の3組6着で決勝に進めなかった。男子400メートル予選でウォルシュ・ジュリアン(富士通)は敗退。女子3000メートル障害の山中柚乃(愛媛銀行)も予選落ちした。
体操

 種目別決勝は男子あん馬で萱和磨(セントラルスポーツ)が14.900点をマークし、銅メダルを獲得した。日本勢で2004年アテネ五輪銅メダルの鹿島丈博以来4大会ぶりの表彰台。予選2いの亀山耕平(徳洲会)は演技の乱れが響き、14.600点で5位だった。ウィットロック(英国)が2連覇した。
レスリング

 男子グレコローマンスタイル2階級と女子1階級で競技が始まり、60キロ級で初出場の文田健一郎(ミキハウス)は準決勝でテミロフ(ウクライナ)に5-1で勝ち、2日の決勝に進んだ。グレコでは1984年ロサンゼルス五輪52キロ級の宮原厚次以来の金メダルを目指し、オルタサンチェス(キューバ)と対戦する。日本男子は不参加の80年モスクワ五輪を除き、52年ヘルシンキ五輪から17大会連続のメダル獲得。女子76キロ級で初出場の皆川博恵(クリナップ)は準決勝で敗れ、2日の3位決定戦に回った。男子グレコ130キロ級に日本勢は出場していない。
ボクシング

 女子フライ級準々決勝で並木月海(自衛隊)が2016年リオデジャネイロ五輪銅メダリストのバレンシア(コロンビア)に5-0で判定勝ちし、4日の準決勝に進んだ。3位決定戦がないため、フェザー級の入江聖奈(日体大)に続き、日本女子2人目のメダルが確定した。日本勢が五輪の複数階級でメダルを獲得するのは、12年ロンドン大会男子バンタム級銅メダルの清水聡、同ミドル級金メダルの村田諒太以来。
卓球

 団体が始まり、女子の1回戦で2大会連続メダルの日本がハンガリーに3-0で勝ち、準々決勝に進んだ。ダブルスで石川佳純(全農)平野美宇(日本生命)組がファゼカシュ、ペルゲル組を3-0で下し、シングルスは伊藤美誠(スターツ)がマダラスを、平野がペルゲルをそれぞれ3-0で退けた。3連覇中の中国はオーストリアを3-0で下し、準々決勝に進出した。
バレーボール

 男子1次リーグA組で日本はイランを3-2で下して3勝2敗とし、1992年バルセロナ五輪以来29年ぶりとなる準々決勝進出を果たした。
ゴルフ

 男子の最終ラウンドで、松山英樹は銅メダルを懸けたプレーオフで敗退し、4位だった。松山は5バーディー、3ボギーの69で回り、通算15アンダーの269で7人が並んだ争いに進んだが、1ホール目でパーを取れずに敗退した。首位で出たシャウフェレ(米国)が通算18アンダーで金メダル、1打差のサバティーニ(スロバキア)が銀メダルを獲得した。銅メダルはプレーオフを4ホール目で制した潘政琮(台湾)。星野陸也は5バーディー、ボギーなしの66で回り、6アンダーの38位だった。
フェンシング

 男子フルーレ団体で松山(JTB)西藤(セプテーニ・ホールディングス)敷根、永野(以上ネクサス)の日本は3位決定戦で米国に31-45で完敗して4位だった。日本は準々決勝で格上のイタリアを破り、準決勝ではフランスに42-45で惜敗した。
競泳

 400メートルメドレーリレーの男子で、日本(入江、武良、水沼、中村)が3分2991の日本新記録で6位に入った。女子の日本(小西、渡部、池江、五十嵐)は3分5812の8位だった。男子は米国が3分2678の世界新記録で制し、女子はオーストラリアが勝った。競泳で日本のメダルは金2、銀1で、入賞は9。1988年ソウル五輪以来8大会ぶりに入賞数が1桁にとどまった。
自転車

BMXフリースタイル・パーク決勝で男子の中村輪夢(ウイングアーク1st)は5位、女子の大池水杜(ビザビ)は7位だった。
セーリング
 メダル獲得が期待される470級は8レースを終え、女子の吉田愛、吉岡美帆組(ベネッセ)と男子の岡田奎樹(トヨタ自動車東日本)外薗潤平(JR九州)組はともに6位につけた。男女混合のナクラ17級の飯束潮吹、畑山絵里組(エス・ピー・ネットワーク)は15位、男子フィン級の瀬川和正(鳥取県スポーツ協会)は16位で上位10艇による最終のメダルレース進出を逃した。
射撃
 
男子ラピッドファイアピストル予選前半で、吉岡大(京都府警)は290点の9位につけた。後半と決勝は2日に行われる。
馬術
 
総合馬術で第2種目のクロスカントリーを終え、第1種目の馬場馬術で4位につけた団体の日本は、11位へと順位を大きく下げた。個人では戸本一真(日本中央競馬会)が5位に浮上したものの、大岩義明(nittoh)が落馬により失権したことが響いた。田中利幸(乗馬ククレイン)は35位。2日に最終種目の障害飛越が行われる。
ハンドボール
 
男子の1次リーグでB組の日本は、ポルトガルに31-30で競り勝って88年ソウル五輪以来33年ぶりの勝利を挙げたが、1勝4敗でB組最下位の6位となり、各組4位までの準々決勝に進めず敗退した。A組6位のアルゼンチンが5戦全敗で、日本は全体の11位となった。
バスケットボール

 男子1次リーグでC組の日本は、アルゼンチンに77-97で敗れて3戦全敗となり、敗退が決まった。
水球
 
女子1次リーグ最終戦が行われ、B組で敗退が決まっていた日本はROCに敗れ、開催国枠で初出場だった今大会を4戦全敗の組最下位で終え、出場10チーム中9位と決まった。A組最下位の南アフリカを得失点差で上回った。    【日本經濟新聞 202181 11:36 (202181 22:42更新)


 

女郎花(おみなへし)を詠める歌2
10-1905:をみなへし佐紀野に生ふる白つつじ知らぬこともち言はえし我が背

◎咲野/佐紀野(さきの)
 奈良県奈良市の佐紀山(さきやま)の南の地とされています。当時は、沼地が多かったとのことです。すぐ南にある水上池(みずかみいけ)もこの地に含まれるのかもしれません。

 万葉集に登場する、咲沢/佐紀沢(さきさわ)、開沢(さきさわ)、生沢(さきさわ)、開沼(さきぬ)は、この咲野(さきの)にあったと考えられています(そうではない、という説もあるようです)
10-2107:ことさらに衣は摺らじをみなへし咲く野の萩ににほひて居らむ

10-2115:手に取れば袖さへにほふをみなへしこの白露に散らまく惜しも

10-2279:我が里に今咲く花のをみなへし堪へぬ心になほ恋ひにけり


ウェブニュースより
 サッカー男子4強入り PK戦でニュージーランドに勝利 ――
サッカー

 東京五輪第9日の31日、サッカー男子の日本が準々決勝でニュージーランドと対戦し、0-0からのPK戦を4-2で制し、4強入りした。
柔道

 初採用された男女混合団体で、日本は決勝でフランスに1-4で敗れ、銀メダルだった。
陸上

 男子100メートル予選で山県亮太(セイコー)、多田修平、小池祐貴(ともに住友電工)の日本勢は全員落選した。男子走り幅跳び予選で、橋岡優輝(富士通)が1回目で8メートル17を跳び、決勝に進んだ。女子100メートル障害予選で寺田明日香(ジャパンクリエイト)が1295の5組5着となり、タイムで拾われ準決勝に進出した。木村文子(エディオン)は1組7着、青木益未(七十七銀行)は3組7着で敗退した。
アーチェリー

 アーチェリー男子個人3位決定戦で、古川高晴(近大職)が湯智鈞(台湾)を下して銅メダルを獲得した。
ボクシング

 女子フェザー級準決勝で入江聖奈(日体大)はカリス・アーティングストール(英国)に勝ち、銀メダル以上が確定した。男子フライ級2回戦で、田中亮明(岐阜・中京高教)が2016年リオデジャネイロ五輪銅メダリストの胡建関(中国)に3-1で判定勝ちし、8月3日の準々決勝に進んだ。3位決定戦がないため、次戦に勝てばメダルが確定する。
野球
 
1次リーグA組の最終戦で、日本はメキシコを7-4で下し、2戦全勝の1位で準々決勝進出を決めた。
トランポリン
 
男子決勝で、岸大貴(ポピンズ)は7位だった。
ゴルフ

 
男子の第3ラウンドで、松山英樹は通算13アンダーで首位に1打差の2位、星野陸也は通算1アンダーで46位だった。
水球
 
男子の1次リーグA組で既に敗退が決まっている日本はイタリアに敗れ、4連敗となった。
馬術
 
3種目で争う総合馬術は2日間に分けて実施される第1種目の馬場馬術を終え、日本は団体で4位につけた。個人では大岩義明(nittoh)が31.5021位とした。前日の30日に出場した戸本一真(日本中央競馬会)は7位、田中利幸(乗馬ククレイン)は29位。8月1にちにクロスカントリー、2日に障害飛越が行われる。
自転車
 
BMXフリースタイル・パークで、8月1日の決勝の出走順を決めるシーディングランで男子の中村輪夢(ウイングアーク1st)が87.67点で2位となり、9人中8番目に出走することが決まった。女子の大池水杜(ビザビ)は61.45点の8位で2番出走。
フェンシング
 
フェンシング女子サーブル団体の日本は5、6位決定戦で米国を破った。
バレーボール
 
女子1次リーグA組で、日本は韓国に2-3で敗れて1勝3敗となった。
ハンドボール
 
女子の1次リーグで、A組の日本はアンゴラに25-28で敗れ、アンゴラとともに1勝3敗となった。日本は前半を13-15で折り返し、石立や原(ともに三重バイオレットアイリス)が得点を重ねたが、平均身長で上回る相手を攻めあぐねた。8月2日の最終戦でノルウェーと対戦する。
トライアスロン
 
新種目の混合リレーで、高橋侑子(富士通)ニナー賢治(NTT東日本・NTT西日本)岸本新菜(福井県スポーツ協会・稲毛インター)小田倉真(三井住友海上)の日本は13位だった。英国が初代王者に輝いた。
射撃
 
混合クレー・トラップ予選の日本は大山重隆(大山商事)と中山由起枝(日立建機)の夫婦ペアで臨み、5位で敗退した。女子ライフル3姿勢予選の平田しおり(明大)は11位で、上位8人による決勝に進めなかった。
ラグビー7人制
 女子の日本は1112位決定戦でブラジルに12-21で敗れ、今大会1勝もできず最下位となった。前半は弘津(ナナイロプリズム福岡)、原(東京山九フェニックス)がトライを挙げ12-14で折り返したが、後半は反撃できず、終盤にトライを追加された。
ビーチバレー
 
男子1次リーグF組の石島雄介、白鳥勝浩組(トヨタ自動車)はトレ、ウィクラー組(ドイツ)に16-2111-21で敗れて3連敗となり、敗退が決まった。
 女子の決勝トーナメント進出決定戦で、石井美樹(荒井商事/湘南ベルマーレ)、村上めぐみ(オーイング)組はスペインのペアに0-2で屈し、敗退した。
ホッケー
 
女子の1次リーグで、敗退が決まっていたB組の日本はスペインとの最終戦に1-4で敗れ、5戦全敗で終えた。第1クオーターに森(コカ・コーラ)のゴールで先制したが、リードを守れなかった。    【日本經濟新聞 2021731 9:36 (2021731 22:15更新)


 

女郎花(おみなへし)を詠める歌1
 オミナエシ科オミナエシ属の多年草の女郎花(おみなえし)です。日当たりの良い山地や草原に生え、初秋に黄色い小さな花を咲かせます。粟花(あわばな)ともいいます。原産地は日本です。
 万葉集には14首に登場します。秋(あき)のきれいな花として詠んでいる歌と、他の多くの花と同じように女性を表現している歌とがあります。また、「佐紀」の枕詞(まくらことば)として使われていることもあります。その当時、秋の佐紀には、女郎花が咲き乱れていたのでしょうか。

巻4-0675:をみなへし佐紀沢に生ふる花かつみかつても知らぬ恋もするかも

※中臣女郎(なかとみのいらつめ、生没年不詳)
 奈良時代の女性。大伴家持(おおともの-やかもち)(718-785)をめぐる女性たちのひとりです。「万葉集」巻4に家持におくった相聞歌5首があります。
◎「佐紀沢(さきさは)」は現在の奈良市水上池のあたりでしょうか。

 この歌ではそんな佐紀沢に「女郎花が咲き」の「さき」の「調べ(リズム)」から同音の「佐紀(さき)」を引き出しています。また、「花かすみ」はアヤメのことかと思われますが、こちらも佐紀沢に咲く花として詠い、「花かつみ」の「かつ」の音から「かつて」を引き出しています。
 なんとも技巧に凝った上の句ではありますが、それだけに下の句の「かつても知らぬ恋もするかも」の率直さが活かされてこの部分が読み手の心の中にすっと入ってきますね。
巻7-1346:をみなへし佐紀沢の辺の真葛原いつかも繰りて我が衣に着む

巻8-1530:をみなへし秋萩交る蘆城の野今日を始めて万世に見む

◎蘆城(あしき、福岡県筑紫野市)

巻8-1534:をみなへし秋萩折れれ玉桙の道行きづとと乞はむ子がため

石川朝臣老夫については詳しいことは不明です。
 「玉鉾(たまほこ)の」は「道」に懸る枕詞です。
 歌の内容は「女郎花も秋萩も手折れ。玉鉾の道行く旅の土産と願うだろうあの児のために」と、秋の草花である女郎花と秋萩を愛しい児への土産にしようと詠んだ一首です。
 「児」は文字通り子供とも取れますが、この場合は恋人と解釈したほうがいいのかも知れません。
 万葉の時代、花が咲くのは内なる霊力の力によるものと信じられていました。ですから、花を手折って土産にする行為は純粋に美しい花を愛でるというだけでなく、花の持つ生命力や霊力を身に付けるという行為でもあったわけです。
 巻8-1538:萩の花尾花葛花なでしこの花をみなへしまた藤袴朝顔の花


ウェブニュースより
 フェンシング男子団体が金 柔道女子は素根輝が金 ――
フェンシング

 東京五輪第8日の30日、フェンシング男子エペ団体の日本は決勝でROCを破り、同競技で日本勢初の金メダルを獲得した。これで今大会の日本勢の金メダルは17個となり、1964年東京、2004年アテネの両五輪を上回る史上最多となった。

柔道

 女子78キロ超級で初出場の素根輝(パーク24)が決勝でイダリス・オルティス(キューバ)を破り、金メダルを獲得した。男子100キロ超級で16年リオデジャネイロ五輪銀メダルの原沢久喜(百五銀行)は3位決定戦でテディ・リネール(フランス)に敗れ、メダル獲得を逃した。
バドミントン

 混合ダブルス3位決定戦で渡辺勇大、東野有紗組(日本ユニシス)が鄧俊文、謝影雪組(香港)を2-0で下し、銅メダルを獲得した。この種目での日本勢のメダルは初めて。女子シングルス準々決勝で、2016年リオデジャネイロ大会銅メダルの奥原希望(太陽ホールディングス)は何氷嬌(中国)に1-2で逆転負け、4強入りを逃した。女子シングルス準々決勝で、山口茜(再春館製薬所)がプサルラ(インド)に0-2で敗れた。
テニス
 
男子シングルス準決勝で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)はアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に6-13-61-6で敗れた。
サッカー
 
女子の日本は準々決勝でスウェーデンに1-3で敗れた。
競泳

 男子200メートル個人メドレー決勝で瀬戸大也(TEAM DAIYA)は4位、萩野公介(ブリヂストン)は6位だった。男子200メートル背泳ぎ決勝の入江陵介(イトマン東進)は7位だった。女子400メートルメドレーリレー予選で日本(小西、渡部、池江、五十嵐)は全体6位で8月1日の決勝へ進んだ。
ゴルフ

 男子の第2ラウンドは悪天候で競技が中断されてサスペンデッドとなり、松山英樹は16番まで終えて通算8アンダーの暫定3位、競技を終えた星野陸也は3アンダーで暫定25位だった。
陸上

 競技が始まり、男子3000メートル障害予選で三浦龍司(順大)は8分9秒92の日本新記録で1組2着となり決勝に進んだ。同種目の日本勢の決勝進出は49年ぶり。男子400メートル障害予選の山内大夢(早大)は2組3着で準決勝に進出。男子走り高跳び予選で戸辺直人(JAL)は2メートル28を跳び、決勝に進出した。
 女子5000メートル予選で、広中璃梨佳(日本郵政グループ)が145587で1組9着となり、タイムで拾われて決勝に進んだ。田中希実(豊田自動織機TC)は2組6着、萩谷楓(エディオン)は1組12着で敗退した。
トランポリン
 
女子決勝で宇山芽紅(スポーツクラブ テン・フォーティー)が同種目で日本勢最高の5位となった。
カヌー
 
男子カヤックシングル準決勝で、足立和也(ヤマネ鉄工建設)は16位に終わり、決勝に進めなかった。
アーチェリー
 
女子個人3回戦で早川漣(デンソーソリューション)は、混合団体と団体で2冠の安山(韓国)に4-6で競り負けた。
水球
 
女子で1次リーグB組の日本はハンガリーに敗れ、3連敗で敗退が決まった。
バスケットボール
 
女子1次リーグB組で日本は米国に敗れ、1勝1敗となった。
バレーボール
 
男子1次リーグA組で日本はポーランドに0-3で屈し、2勝2敗となった。
ハンドボール
 
男子1次リーグでB組の日本はバーレーンに30-32で競り負け、4連敗となった。
ラグビー
 
ラグビー7人制女子で1次リーグC組の日本は中国に0-29で敗れて3戦全敗。準々決勝進出はならなかった。    【日本經濟新聞 2021730 10:31 (2021730 21:18更新)

 藤井聡太二冠、王将戦挑戦者決定リーグ戦進出へあと1勝 ―― 将棋の藤井聡太二冠(19)=王位・棋聖=が30日、第71期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)の2次予選で石田直裕五段(32)を破った。挑戦者決定リーグ戦進出まであと1勝となった。

 対局は午前10時に東京都渋谷区の将棋会館で開始。先手の藤井二冠の誘導で戦型は「相懸かり」になり、午後454分に85手で決着した。
https://www.youtube.com/watch?v=-QVGN2Bh7_w
 リーグ入りをかけた2次予選決勝では稲葉陽(あきら)八段(32)と対戦する。藤井二冠は稲葉八段について「(6月の)順位戦で敗れていて手ごわい相手。思い切って指していければ」と語った。
 王将戦の挑戦者は、1次予選と2次予選を勝ち抜いた棋士3人と、前期の挑戦者決定リーグ戦の上位4人によるリーグ戦で決める。藤井二冠は前期のリーグ戦で上位4人に入れず、今期は2次予選から出場している。    (朝日新聞DIGITAL 2021730 1848分)


 

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