ウェブニュースより
大相撲初場所9日目 関脇 御嶽海 隠岐の海を寄り切り9連勝 ―― 大相撲初場所9日目。関脇 御嶽海は隠岐の海を寄り切って、初日から9連勝としました。
中入り後の勝敗です。
▽碧山に十両の大奄美は大奄美が引き落としで勝ちました。
▽琴ノ若に栃ノ心は琴ノ若が押し出し。
☆琴ノ若「しっかり前に出て流れよく相撲が取れた。こういう相撲が続いていけばいい。自分の持ち味を出し切って1日一番、いい相撲を心がけていきたいなと思います」
▽王鵬に豊山は王鵬がすくい投げ。
☆王鵬「立ち合いでしっかり当たれて手も伸びた。立ち合い以外は後手になったけど、立ち合いが良かったから白星につながったと思います」
★豊山「立ち合いは勝っていたと思う。それだけに悔しいですね。引かれた時に跳ね返せたらよかった。最後のツメですね。相手のいやがるような相撲をもう少しとりたい」
▽千代丸に魁聖は魁聖が押し出し。
☆魁聖「相手は突っ張ってくると思って、下からいこうと思ってうまくいった。途中、腰がやばかったけど。5番勝ったんで、早く勝ち越しできたらと思う」
▽琴恵光に千代大龍は琴恵光が寄り切り。
▽石浦に剣翔は石浦が下手ひねりで勝ちました。
★剣翔「左から入ってくるのは予想していたが、うまくひねられてしまった。仕方ないです。止まった時に下手投げを警戒して右足を干てしまった。引かなかったらひねりは食わなかったと思う」
▽若元春に照強は若元春が寄り切り。
☆若元春「(照強は)何をやってくるか分からない相手なので、踏み込みすぎずによく見ていった。内容はよかったと思うけど、内心は怖かったです。(この日は祖父の元小結若葉山の命日で)少し思う所はありました。(土俵入りの時に)おじいちゃんと同じデザインの化粧まわし着けている時が1番考えましたね。勝たないといけないなと思いました」
▽千代の国に佐田の海は佐田の海が送り出し。
☆佐田の海「立ち遅れたがうまく反応できてよかった。(通算600勝の節目に)数字は気にしていないが、それだけ長くやっているなという思いだけです」
▽一山本に翔猿は翔猿が押し出し。
☆翔猿 思い通りの相撲がとれてよかったです。(白星先行に)気持ち的には楽です。ここから頑張ります」
▽天空海に宝富士は宝富士が突き落とし。天空海は負け越しました。
☆宝富士「立ち合いで左が入ったので、あとは落ち着いて自分の相撲がとれればと。(9日目で7勝目に)いつもこんなに勝っていないのでうれしいですね」
▽妙義龍に阿炎は阿炎が引き落としで勝ちました。
☆阿炎「立ち合いからあまり覚えていないが、体が勝手に動いてくれたと思う。(連敗ストップも)師匠(元関脇寺尾の錣山親方)から「勝ち負けは気にするな」と言われているので、気持ちの面では気にしていない。今までの自分なら立ち直るまで時間がかかっていたと思う」
▽志摩ノ海に千代翔馬は千代翔馬が肩透かし。
☆千代翔馬「今日は絶対に引かないと思っていた。負ける時はいつも引いていたんで。動きながらの肩すかし。流れですね」
▽豊昇龍に遠藤は豊昇龍が押し出し。
☆豊昇龍「思った通りにできて良かった。体もよく動いているので、残りの相撲も1日一番と思って頑張りたい」
▽宇良に逸ノ城は逸ノ城が寄り切り。
☆逸ノ城「(宇良は)いろいろやってくるが、あわてずいこうと思った。やりにくさはあるが、今日は思った通りの相撲がとれてよかった」
▽若隆景に玉鷲は若隆景が押し出し。
☆若隆景「下からよく攻められた。(17日が祖父、元小結若葉山の命日)そういうのよりも、1日一番相撲に集中するだけ」
▽霧馬山に大栄翔は霧馬山が寄り切りで勝ちました。
▽阿武咲に隆の勝は隆の勝が押し出し。
☆隆の勝「今場所1番の相撲かなと思うし、後半戦でこれだけ反応できたのはよかったと思う。(白星先行で)そんなに余裕はないが気持ち的には楽になる。もっと積み重ねていきたい」
★阿武咲「今日は自分が弱かっただけ。押し相撲同士で押し負けた。でも今日は今日なので、明日思い切ってやるだけ」
▽御嶽海に隠岐の海は、御嶽海が寄り切りで初日から9連勝としました。
☆御嶽海「しっかり集中して、相手の分析もしながら取れたんじゃないかと思う。(2桁白星に王手)しっかり目標達成できるように白星重ねていきたい」
▽明生に大関 正代は明生が寄り倒し。正代は5敗目です。
▽横綱 照ノ富士に北勝富士は照ノ富士が下手投げ。照ノ富士は8勝目で勝ち越しを決めました。
☆照ノ富士「良かったと思います。(無理に寄り立てずに投げで決める)落ち着いてやろうと思ってましたけど、結果的にそうなった。(勝ち越しについて)場所終わったわけじゃないので、残り頑張っていきたいと思っています」
★北勝富士「左おっつけで差されないようにしたかったが、つかまったら横綱には勝てない。自分の実力不足でしたね。先場所は番付を落として初口(幕内最初の取組)を経験したんで、結びで相撲をとれたのは自分の中でもよかった」
初場所は9日目を終えて勝ちっ放しは御嶽海、1敗が照ノ富士となっています。
各力士談話
勝ち越しまであと1勝とした琴ノ若は「しっかり体が動いてくれている。自分の持ち味をしっかり出し切って、1日、一番、いい相撲を心がけていきたい」と今後を見据えていました。
新入幕の王鵬は6勝目をあげ「体の動きはすごくいいので、このままいい状態をキープしていきたい。毎日がすごく充実している感じだ」と力強く話していました。
同じく新入幕の若元春は、祖父の元小結・若葉山の命日に5勝目をあげ「やはり思うところはあった。祖父と同じデザインの化粧まわしを着けている時に一番、考えた。勝たなければいけないと感じた」と振り返っていました。
一方、若元春に敗れた照強は阪神・淡路大震災が起きた27年前のこの日に、兵庫県の淡路島で生まれましたが、これで6敗目となり取組後は取材に応じませんでした。
阿炎は連敗を2で止めて7勝目を挙げ「きょうは無意識に思い切ったことができた。悪くないと思うので、思い切った相撲を取っていきたい」と残りを見据えていました。
ただひとりの勝ちっぱなしを続ける関脇・御嶽海は「しっかり集中して、相手の分析もしながら相撲を取れたのではないかと思う」と振り返りました。目標のふた桁白星にあと1勝に迫っていることについては「しっかり目標を達成できるように白星を重ねていきたい」と話していました。
横綱・照ノ富士は1敗を守り「よかったと思う。落ち着いてやろうと思っていた。まだ場所が終わったわけではないので、残りも頑張っていきたい」と淡々と話していました。 (NHK WEB NEWS 2022年1月17日 19時48分)
ウェブニュースより
大相撲 初場所 中日8日目 関脇 御嶽海 ただ1人全勝で勝ち越し ―― 大相撲初場所は中日、8日目。関脇の御嶽海は小結の大栄翔に勝って8連勝とし、ただ1人、中日での勝ち越しを決めました。
中入り後の勝敗です。
▽剣翔に十両の琴勝峰は琴勝峰が寄り切りで勝ちました。
▽碧山に琴ノ若は琴ノ若が押し出し。
☆琴ノ若「先に自分から動けた。いい流れで最後まで取り切れた。1日1日しっかり場所で出し切ろうと思ってやっている。気持ちを切らさずにこの後も臨んでいきたい」
▽一山本に王鵬は王鵬が突き出し。
☆王鵬(後半戦に向けて)「まだ元気だし、調子いいのでこのまま取っていきたい。勝っても負けても、勝つに越したことはないけど、いい相撲を取っていきたい」
★一山本「いいところが1個もなかったですね。自分が下から入らないといけないのに、相手の出足がよくて何もできませんでした」
▽豊山に魁聖は豊山が寄り切り。
☆豊山「立ち合い強く当たっていこうと、思い切りいったのがよかった。差されるのは負けパターン。重たいので攻め手もなかったが勝ててよかったです」
★魁聖(不安を抱える腰の状態は)「毎日治療しているけど、なかなか良くならない。寒いのもあるけど・なんとか4勝4敗で中日まできた。勝ち越しできるように頑張ります」
▽若元春に石浦は若元春がはたき込み。
☆若元春「体は動いていると思います。下手はささらず、上手も取れず。ほめられたものではない相撲で最後ははたいたが、勝ててよかった。星は意識せず、内容重視でここまでやってきています」
★石浦「無理に出るんじゃなくて、自分の形をつくることが大事と勉強になった。今場所は一番体重が重くて、自分の中で押せると過信していた部分があったが、幕内はみんな強い」
▽琴恵光に佐田の海は琴恵光が突き落としで勝ちました。
☆琴恵光「うまく対応できました。自分らしい相撲がとれましたね。自分の持ち味が出ているので、それが(星に)つながっているのかと思う。攻める意識を常に持たないといけない」
▽照強に栃ノ心は栃ノ心が寄り切り。
▽千代大龍に妙義龍は千代大龍が押し出し。
☆千代大龍「あそこは我慢。引いたりしたら負けるんで。頭をつける相撲じゃなく、一発でもっていくのが自分の相撲。たまたま勝っただけです」
▽天空海に千代丸は千代丸が送り倒し。
☆千代丸「動き勝ったというより、うまく残せた。組んだときは相手のまげに気をつけて、落ち着いて取れた。(物言いの理由は)全く分からなかった」
▽宝富士に志摩ノ海は宝富士がはたき込み。
☆宝富士「最後は無我夢中でやっていたので覚えていない。体も動いていたのでいいと思う。守りに入らず自分の相撲をとっていきたい」
▽阿炎に豊昇龍は豊昇龍が寄り切り。阿炎は連敗で2敗となりました。
☆豊昇龍「昨日の夜に師匠から「張って差せばいいんじゃない」と言われた。何とか勝ててよかった。疲れはあるけど、いい相撲を取って勝つと疲れは大したものじゃないなと思える」
▽千代の国に阿武咲は阿武咲が送り倒し。千代の国は負け越しです。
☆阿武咲「しっかり落ち着いて相手を見れたのが良かったなと思います。(千代の国の)はたきを待っていました」
▽千代翔馬に翔猿は翔猿が寄り切り。
▽北勝富士に玉鷲は玉鷲が押し出し。
★北勝富士「自分から攻めたかったが、相手の圧力が強かった。(玉鷲は)ぶれない。体幹の強さとか勉強になりました。『すごい』としか言いようがない」
▽逸ノ城に若隆景は若隆景が突き落とし。
▽霧馬山に明生は霧馬山が押し倒し。
☆霧馬山「よかったと思います。立ち合いで負けないよう思い切り当たっていった。明日からまた頑張ります」
▽大栄翔に御嶽海は御嶽海が押し出しで勝って、ただ1人、初日から8連勝で勝ち越しを決めました。
☆御嶽海「我慢できたいい一番だったと思います。しっかり体も動いているし、気持ちもしっかり持っている。最高だと思います」
▽隆の勝に宇良は宇良が足取り。
▽大関 正代に遠藤は正代が寄り切り。
▽隠岐の海に横綱 照ノ富士は照ノ富士が寄り切りで勝ち、1敗を守りました。
初場所は8日目を終えて、勝ちっ放しは御嶽海、1敗が照ノ富士となっています。
各力士談話
新入幕の若元春は4勝目を挙げ、「いい相撲を取れている。星が伸びなくてもいいと思って気楽に取っている」と話していました。また、16日から締めた新しい化粧まわしは、祖父で元小結 若葉山の化粧まわしを再現していて、「小さい頃からかっこいいと思う化粧まわしで、憧れだった」とうれしそうでした。
34歳のベテラン、宝富士は6勝目を挙げ、「毎日体をケアして土俵に臨めているので、若い時より元気になってきた。守りに入らないで自分の相撲をやったら、結果はついてくると思う」と後半戦を見据えました。
さらにベテラン、37歳の玉鷲も6勝目で「きのうの取組を反省して、きょうはよかった。疲れはたまってくると状態が悪くなるが、あしたからもまた頑張りたい」と意気込みました。また、北勝富士を押し出した際、土俵の俵でみぞおちを打って痛そうに押さえる場面もありましたが、「久しぶりだったので、がーっと痛みが来た。今はだいぶ落ち着いた」と話していました。
好調の阿炎を破った豊昇龍は「立ち合いで遅れないようにと思っていた。なんとか勝ててよかった。いい相撲を取って勝つと、疲れが大したものではないと感じるようになってきた」と明るく話していました。
ただ1人、中日で勝ち越しを決めた関脇 御嶽海は「最高ですね。まだまだ終わっていないので、体のメンテナンスもして後半戦の白星につなげていきたい」と話しました。また、今場所は相手に攻め込まれても、その後、押し返して勝つ相撲が多いことについて、「負けちゃいけないという思いが今場所は強い」と精神的にも充実している様子でした。
宇良は関脇 隆の勝に「足取り」で勝って星を五分に戻し、「流れに乗ることができたと思う。いまがいちばんふんばりどきですね」と述べました。また、上位との対戦が続いた前半戦について、「人間はこんなに強いんだと感じた」と話していました。
大関 正代は連敗を3で止めたものの、ここ数日の相撲について「立ち合いが中途半端だったので、やりきれない感じはしていた」と振り返りました。そのうえで、「ここから調子が上がっていけば。攻めていけるようにしたい」と話していました。
横綱 照ノ富士は1敗を守り、「冷静に相撲を取れたと思う。体の調子はいまのところは悪くない」と振り返りました。勝ちっ放しの御嶽海について聞かれると、「自分の相撲に集中しているだけなんで、考えていない」と答えていました。 (NHK WEB NEWS 2022年1月16日 20時03分)
藤井聡太4冠 直近6勝4敗“不調モード”永瀬拓矢王座に敗れ4強逃す ―― 将棋の第15回朝日杯将棋オープン戦本戦準々決勝、藤井聡太竜王(王位・叡王・棋聖=19)対永瀬拓矢王座(29)戦が16日、名古屋市の名古屋国際会議場で行われ、先手の永瀬が109手で藤井を下した。藤井は5年連続ベスト4進出を逃し、2年連続4回目の優勝はならなかった。
両者とも持ち時間の40分を使い切って1分将棋となり、超ハイレベルな攻防戦となった。最終盤は相手の猛攻を必死に受け、逆転を狙ったが、届かなかった。終局後、藤井は「若干、主張が通せた部分もあったと思うんですけど、その後攻め込まれる展開になってしまい、ちょっと判断ミスがあったかもしれない」と振り返った。
朝日杯は持ち時間各40分の早指し棋戦で、全棋士が参加。藤井は16日に行われた本戦1回戦で船江恒平六段(34)を破り、ベスト8に進んでいた。18年、中学生の時に同棋戦初優勝。過去4回出場して3回優勝を飾るなど圧倒的な強さを見せてきた。5回目の出場で初めてベスト4進出を逃したが「結果は残念ですが、内容をしっかり振り返って、次につなげたい」と話した。
昨年11月には竜王を獲得し、19歳3カ月で史上最年少4冠、史上初の「10代4冠」となった。現在、渡辺明王将(名人・棋王)と第71期王将戦7番勝負を戦っている。第1局を勝利し、勢いに乗り、史上初の「10代5冠」を目指している。
これで直近10局は6勝4敗と、藤井にとっては“不調モード”。王将戦7番勝負第2局は22日に大阪・高槻で行われる。トップ棋士としてハードなスケジュールが続くが「少しでも内容を良くしていけるように頑張りたいと思います」と気持ちを切り替えた。 [日刊スポーツ 2022年1月16日16時48分]
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大相撲初場所7日目 関脇 御嶽海が初日から7連勝 ―― 大相撲初場所は7日目。勝ちっ放しの関脇 御嶽海は、14日に横綱 照ノ富士を破った玉鷲に勝って、初日から7連勝としました。
中入り後の勝敗です。
▽琴恵光に十両の錦木は、琴恵光が寄り切りで勝ちました。
▽碧山に魁聖は、碧山が押し出し。
★魁聖「思ったより残そうと頑張ったけどダメだった。押し相撲の人はそうくる。負けたことはしゃあない。また明日から新しい気持ちで頑張りたい」
▽琴ノ若に王鵬は、琴ノ若が肩透かし。
★王鵬「当たってしっかり起こしていきたかった。(埼玉栄の先輩)楽しみでしね。胸を借りてきた先輩なので、思い切りいくだけでした。(ともに祖父が横綱で過去の映像は)見ていないです。自分にとっては普通の一番なんで。この一番から気合が入るというわけではなかった」
▽若元春に豊山は、若元春が寄り切り。
★豊山「もっと当たってくると思って右からはじくイメージだったが、うまくとられました。まわしと取られないようにと思っていたが簡単に取られてしまったし。自分のミス。ドツボにはまった感じですね」
▽千代丸に剣翔は、剣翔が寄り切り。
▽一山本に千代大龍は、一山本が押し出しで勝ちました。
★千代大龍「一応、7~8時間は寝ている。睡眠は大事です」
▽石浦に天空海は、石浦がすそ払い。
▽妙義龍に栃ノ心は、栃ノ心が寄り倒し。
▽照強に志摩ノ海は、志摩ノ海が送り出し。
☆志摩ノ海「前に出ながら相撲がとれている。そこはいいんじゃないか。落ち着いて対応しようと心がけている結果だと思う」
▽佐田の海に翔猿は、佐田の海が上手投げ。
★翔猿「(最後は微妙な勝負も先に手をついたと)分かりました。もう負けました。悪くないんですけど、もっと自分から攻めたい。切り替えていきたい」
▽豊昇龍に千代の国は、豊昇龍が下手投げで勝ちました。
▽宝富士に千代翔馬は、宝富士が引き落とし。
▽阿武咲に阿炎は、阿武咲が突き落とし。阿炎は今場所初めて敗れました。
▽宇良に北勝富士は、宇良が押し出し。
▽逸ノ城に霧馬山は、逸ノ城が寄り切り。
▽若隆景に大栄翔は、大栄翔が突き出し。
☆大栄翔「感覚的には大丈夫。気持ちを切らさず、最後までやっていきたい」
▽明生に隆の勝は、隆の勝が突き落とし。
☆隆の勝「立ち遅れてあわてて引いた部分はある。勝てただけで、相撲は負けている。素直には喜べないかな」
▽御嶽海に玉鷲は、御嶽海が寄り切りで勝って、ただ一人、初日から7連勝としました。
▽隠岐の海に大関 正代は、隠岐の海が寄り切り。正代は4敗目です。
▽横綱 照ノ富士に遠藤は、照ノ富士が寄り切りで勝ちました。
初場所は7日目を終えて、勝ちっ放しは御嶽海1人、1敗は照ノ富士と阿炎の2人です。
琴ノ若は高校の2学年後輩、王鵬に勝って5勝目を挙げ「うまく踏み込んで、流れよく自分から動けた。一緒に同じ土俵で稽古した仲なので、幕内で当たれたのはいいのではないかと思う」と話していました。
また、琴ノ若は琴櫻、王鵬は大鵬と互いの祖父が元横綱どうしの一番だったことについて「深くは考えてはいない。やることは変わらないので、自分を出し切ることだけを考えた」と冷静に受け止めていました。
一方、敗れた王鵬は高校の先輩との取組に「胸を借りていた先輩なので楽しみだった。この一番だから気合いを入れるとかは分からないが、集中して自分の相撲を取っていきたい」と話していました。
阿武咲は勝ちっ放しの阿炎を破り「切さたく磨してきた相手だったので、だからこそ負けたくなかった。常に上を目指しているし、もっと白星を積み重ねたい」と、16日以降に向け、意気込みました。
好調の玉鷲を破りただ一人の7連勝となった関脇 御嶽海は「体がしっかり動いてくれた。反応がよかった。自分の相撲を取らないと負ける相手だと思っていたので、自分の相撲を取るだけだった」と15日の取組を振り返りました。
そして、目標として掲げる2桁勝利に向け「自分の目標をしっかり達成するまで自分のことだけ考えたい。期待に応えられるよう頑張りたい」と気合いを入れ直しました。
2場所続けて大関 正代を破り、2勝目を挙げた隠岐の海は「しっかり当たれたのでよかった。振ってくる相手にうまく合わせられた。あしたからも一番一番、頑張りたい」と納得の表情でした。
連敗を免れた横綱 照ノ富士は「きのうのことはきのうのことで、考えていない。集中して残りを頑張っていきたい」と淡々と答えていました。 (NHK WEB NEWS 2022年1月15日 20時21分)
潮位変化、22万人に避難指示 鹿児島、岩手に津波警報 ―― 南太平洋・トンガ沖で15日、海底火山の大規模噴火があり、同日夜から16日にかけて、日本列島の太平洋沿岸の潮位に大きな変化を観測した。総務省消防庁によると、全国8県で約22万9千人が避難指示の対象になった。気象庁は16日未明、鹿児島県の奄美群島・トカラ列島や岩手県に津波警報、北海道から沖縄県にかけての太平洋沿岸部全域などに津波注意報を発令した。鹿児島の警報は16日朝に解除した。
総務省消防庁によると、避難指示が出た8県は青森、岩手、宮城、千葉、徳島、高知、宮崎、鹿児島。 【共同通信社 2022/1/16 09:55 (JST)】
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大相撲初場所6日目 横綱 照ノ富士が初黒星 平幕 玉鷲に敗れる
大相撲初場所は6日目。勝ちっ放しだった横綱 照ノ富士は、平幕の玉鷲に敗れて、今場所初黒星を喫しました。
中入り後の勝敗です。
▽魁聖に十両の武将山は、武将山につき手があり、魁聖が勝ちました。
☆魁聖「自分でもよく分からない勝ち方。久しぶりの3連勝。明日からも連勝続いたらいいよね
▽剣翔に若元春は、剣翔がすくい投げ。
★若元春「張ってくるのは頭にあったけど、流れが良くなかった。張って差されても相四つだったけど、体重で振られて攻められなかった」
▽栃ノ心に王鵬は、王鵬が寄り切り。
☆王鵬「つかまってしまったが、前傾姿勢は崩れていなかった。(大関経験者の栃ノ心は)めちゃくちゃ重かったですね。毎日楽しく相撲を取っている」
▽一山本に琴ノ若は、琴ノ若が押し倒し。
▽豊山に琴恵光は、琴恵光が押し出し。
★豊山「引いたところがすべてですね。何ですかね、ふがいないですね。(星は)五分だし、開き直っていきたいです。外にも出られないし、いっぱい食べていっぱい寝るだけなんで」
▽千代大龍に石浦は、千代大龍が突き出しで勝ちました。
☆千代大龍「何もさせない、まわしを取らせない、動かさない。狙い通りです。何も考えず、自分らしい相撲がとれました」
▽碧山に佐田の海は、碧山が押し出し。
碧山「当たって前に出ようと思っていて、できてよかったです。体が少しずつ動けるようになってきた。いい感じになってきた」
▽照強に千代丸は、照強が切り返し。
▽天空海に千代の国は、天空海がはたき込み。
☆天空海「ようやく闇から少し光が見えた感じ。ここから勝ち星を重ねたい。朝、いつもゼリーだけだったけど、パンを食べてエネルギーをとった。そういうえばフジパンさんが懸賞ついていたなと。あと9日間、パンを食べます」
▽翔猿に妙義龍は、翔猿が突き落とし。
☆翔猿「(連敗ストップに)よかったです。自分から攻めていこうと思った。体は動いているんで、ここから頑張ります」
▽阿炎に志摩ノ海は、阿炎が上手投げで勝って6連勝としました。
☆阿炎「(6連勝も)特に勝敗は意識していないので。思ったより腕が回転せず引いてしまった。ただ流れで体も動いていたのでよかった」
▽千代翔馬に阿武咲は、千代翔馬が寄り倒し。
☆千代翔馬「まだまだ。1日一番と考えて集中していきたい」
▽豊昇龍に隠岐の海は、隠岐の海が上手投げ。
▽北勝富士に宝富士は、北勝富士が押し出し。
☆北勝富士「これ以上ない相撲がとれた。しっかり当たって差させない。それが実行できてよかった。前に出る相撲をもっと追求して、今日みたいな相撲を心がけたい」
▽霧馬山に宇良は、宇良が送り出し。
▽若隆景に明生は、若隆景が押し出し。
☆若隆景下から厳しくいくだけです。(今後に向けて)自分の相撲をしっかりとりきるだけですね」
▽遠藤に御嶽海は、御嶽海が押し出し。御嶽海は6連勝です。
▽隆の勝に大栄翔は、隆の勝が押し出し。
▽大関 正代に逸ノ城は、逸ノ城が寄り切り。正代は3敗目です。
▽玉鷲に横綱 照ノ富士は、玉鷲が突き落としで勝って金星をあげました。照ノ富士は今場所初黒星です。
初場所は6日目を終えて、照ノ富士が1敗に後退し、御嶽海と阿炎の2人が初日から6連勝としています。
新入幕 王鵬 4勝目「毎日楽しく相撲が取れている」
新入幕の王鵬は、大関経験者の栃ノ心を破って4勝目をあげ「めちゃくちゃ重かった。つかまってしまったので、完璧とまではいかないが、前に出られたのでよかった」と、14日の取組を振り返りました。そして「毎日楽しく相撲が取れている。気分がいい」と充実した様子でした。
阿炎は、志摩ノ海に土俵際まで追い込まれたものの、逆転勝ちで6連勝とし「特に勝敗は意識していない。もっと攻められたらよかったが、思ったより手が回転しなくて引いてしまった。流れで体も動いた」と振り返りました。
一方の志摩ノ海は「十両の時も、ほぼ同じ形で負けているので、もっと学習しないといけない」と反省を口にしていました。
宇良は霧馬山を、うしろからつり上げて送り出しで破り「自分の力を出し切ることに集中した。体が勝手に動いた」と、ひょうひょうと答えていました。
若隆景は厳しい攻めで小結 明生を破り「いつもどおり下からという意識だけ。一日一番、しっかり自分の相撲を取っていきたい」と冷静でした。
関脇 御嶽海は、鋭い出足で遠藤を押し出して6連勝とし「立ち合いはよかったと思う。状態はめちゃくちゃいいので、気持ちを高ぶらせて中盤戦も気持ちよく過ごしたい」と話していました。また、14日に横綱が敗れたことを聞かれると「自分の相撲だけ意識して周りを気にせずやっていきたい」と気を引き締めていました。
逸ノ城は、大関 正代を破った一番について「我慢してよかった。きょうも慌てなかったので、しっかりと慌てないでどしっとした相撲を取っていきたい」と、この先を見据えました。
玉鷲は、横綱 照ノ富士の本場所での連勝を「23」で止める金星をあげ「いつも負けていたので、ようやく勝ててよかった。まだこれから、一番一番、自分の相撲を取っていきたい。いい相撲を取っていきたい」と興奮気味に答えていました。
一方、1敗となった照ノ富士は、取材に応じず会場をあとにしました。 (NHK WEB NEWS 2022年1月14日 20時34分)
国内の新規感染者、2万人超え 21年9月1日以来 ―― 新型コロナウイルスの新規感染者は14日、全国で2万2045人確認された。2万人を超えたのは2021年9月1日以来。感染力の強い変異ウイルス「オミクロン型」が急速に広がり、増加傾向が続いている。
東京都の新規感染者は4051人と4カ月半ぶりに4000人を超えた。病床使用率も上昇しており、14日時点で16.6%となった。小池百合子知事は14日、使用率が20%に達した場合は隣接する3県と連携し、国への「まん延防止等重点措置」要請を検討する方針を改めて示した。
大阪府は2826人と前週金曜日の4倍超に増えた。吉村洋文知事は14日、現在21.5%の病床使用率が35%に達すれば重点措置を要請したいとの考えを表明した。東京都、大阪府とも使用率50%を緊急事態宣言要請の目安とする。 【日本經濟新聞 2022年1月14日 19:43】
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大相撲初場所5日目 横綱 照ノ富士など3人が5連勝
大相撲初場所は5日目。横綱 照ノ富士は逸ノ城を上手投げで破って、初日から5連勝としました。
中入り後の勝敗です。
▽王鵬に十両の輝は、輝が押し出しで勝ちました。
★王鵬「最後の一押しが足りない感じですね。2連敗してるけど、いい相撲は取れていると思う。勝っても負けても内容にこだわりたいと思います」
▽碧山に剣翔は、剣翔が寄り切り。
☆剣翔「あまりいい相撲ではなかったが、勝つことに意味があるのでよかったです。マイナスからプラスのイメージに持っていきたい」
▽琴恵光に栃ノ心は、栃ノ心がつり出し。
☆栃ノ心「なかなか前に出られないですけどね。1日一番ですね。気合入れて頑張る、それだけですね」
▽琴ノ若に魁聖は、魁聖が寄り切り。
☆魁聖「もろ差しになられて危なかったが、何とか巻きかえせて勝ててよかった。久しぶりに序盤戦3勝2敗だから、このまま続くといいですね」
▽一山本に豊山は、一山本が押し出し。
★豊山「まわしに手がかかった時点で迷いが生じた。勝負所で攻めきれず、考えずに出ればよかった。もったいないと思いますね」
▽千代丸に若元春は、千代丸が下手投げで勝ちました。
★若元春「よく出られたんじゃないかと思います。うまい相手に最後はたかれたが、内容的には納得がいく」
▽佐田の海に照強は、佐田の海が引き落とし。
☆佐田の海「体の調子は悪くないし、後は体の反応に任せようと思っている。納得できる相撲を一番でも多く取れればいい」
▽千代大龍に天空海は、千代大龍が引き落とし。
☆千代大龍「ようやく白星でほっとしています。0と1では違うので。内容は悪かったけど、勝つことが大きいです」
▽妙義龍に石浦は、石浦が押し出し。
☆石浦「立ち合い遅れないようにいった。バタバタして(取口は)覚えていないが、体は動いている。しっかりケアしながら(今後も)やっていきたい」
▽千代の国に志摩ノ海は、志摩ノ海が寄り切り。
☆志摩ノ海「突っ張ってくる相手に対して下から攻めるイメージ。そういう風に体が動いてくれた。今日は今日で忘れて、また明日から集中したい」
▽豊昇龍に翔猿は、豊昇龍がはたき込みで勝ちました。
☆豊昇龍「落ち着いてよく相手のことが見えていた。体も動いているし、悪いところもいいところもある」
▽阿武咲に宝富士は、宝富士が突き落とし。
☆宝富士「自分のいいところをいかすことができた。(幕内800回出場)そういう記録の時はだいたい負けていた。今年はいいことがあるかと思っています」
★阿武咲「押し切れなかった自分が悪い。(初日からの連勝止まり)今日は今日なので、明日から集中してやりたい」
▽阿炎に北勝富士は、阿炎が押し出しで、5連勝です。
☆阿炎(先場所敗れた北勝富士に雪辱)「朝、部屋出る前に師匠から「いなし気をつけろよ」と言われて、とにかく自分の距離で攻めすぎず、前のめりにならないことを気をつけた。北勝富士関はおっつけが上手。おっつけられないように意識して相撲を取った」
★北勝富士「密着したかったが、相手との距離感がつかめなかった。(阿炎の突きは)伸びますね。自分は守りに入ってしまった」
▽千代翔馬に遠藤は、千代翔馬が上手出し投げ。
▽隠岐の海に大栄翔は、大栄翔が押し出し。
☆大栄翔「立ち合いはあまりよくなかった。うまく攻めることができ、腕が伸びたのはよかった」
▽明生に宇良は、明生が押し出しで勝ちました。
★宇良「相撲をとろうと思っただけです。(序盤5日間を振り返り)まだ振り返る気持ちはないです。終わってから。けがしないよう頑張ります」
▽若隆景に隆の勝は、若隆景が突き落とし。
▽御嶽海に霧馬山は、御嶽海が押し出しで5連勝としました。
☆御嶽海(もろ手突きで押されたが)「何がきてもいいように、自分の相撲を取るだけでした。2桁(白星)っていう自分の目標があるので、そこに向かってやることを意識している」
▽玉鷲に大関 正代は、玉鷲が押し出し。正代は2敗目です。
☆玉鷲「最後はしっかり(手が)伸びて良かった。(正代には)いつも差されてやばいなと感じていたけど、自分の相撲を取ったのが良かった。(1100回出場)変わらずに自分の相撲、押し相撲をやるだけ」
★正代「受け身に立ってしまった。(玉鷲に)手を伸ばさせてしまったのがよくなかった。内容的によくない。立ち合いから圧力で押し込まれているのが気になるところ。このままだとモチベーション的にもきつい」
▽横綱 照ノ富士に逸ノ城は、照ノ富士が上手投げで、5連勝としました。
☆照ノ富士(快勝を振り返り)「良かったと思います。(初日から5連勝)あと10日あるので、残りも気を引き締めて頑張っていきたい」
初場所は序盤の5日間を終えて、照ノ富士、御嶽海、阿炎の3人が初日から5連勝です。
一山本 荒磯親方に1日遅れで白星の誕生日プレゼント
3勝目を挙げた返り入幕、一山本は、元師匠で元大関 若嶋津の荒磯親方が定年となる65歳の誕生日を12日に迎えたことを踏まえ「きのう勝てなかったことが心残りだった。1日遅れだが、白星をプレゼントできてよかった」とうれしそうでした。
宝富士は、幕内での連続800回出場を白星で飾り「自分のいいところを生かして連勝が続いている。記録の時は大体負けているが、きょうは勝てたので、ことしはいいことあるのかなと思う」と話していました。
阿炎は、北勝富士に勝って、平幕で唯一の5連勝として「場所にあわせて体調管理をしっかりしてきた」と好調の要因を語りました。また、13日の取組に向けて「朝、部屋を出る前に、師匠に『いなしに気をつけろ』と言われたので、前のめりにならないように意識した」と師匠の錣山親方からのアドバイスを明かしました。
前頭筆頭の若隆景は、今場所初白星に「自分の相撲を取ることに集中してやった。あしたからも集中してやっていきたい」と淡々としていました。
関脇 御嶽海は、初日から5連勝とし「今までどおり、ここから気持ちを上げて一番一番、白星をあげていくだけ。ふた桁という自分の目標があるので、それに向かって意識してやっている」と引き締まった表情で答えていました。
玉鷲は13日、幕内通算1100回目の出場で大関 正代を破り「思い切ってやりました。数字にはあまりこだわらずに、自分の押し相撲をやるだけで満足している」と謙虚でした。
一方、早くも2敗となった正代は「圧力が相手に伝えきれていない。内容がこの調子だとモチベーション的にきついので、自分の相撲を取れるタイミングがあったら」と気持ちの切り替えに努めていました。
勝ちっ放しの横綱 照ノ富士は「あと10日あるので、残りも気を引き締めて頑張っていきたい」と中盤戦以降を見据えていました。 (NHK WEB NEWS 2022年1月13日 20時46分)
海部元首相が死去 湾岸戦争巡り自衛隊初派遣 ―― 元首相の海部俊樹(かいふ・としき)氏が9日死去した。91歳。名古屋市出身。
湾岸戦争を受け、1991年に自衛隊初の本格的海外派遣として機雷を除去する海上自衛隊掃海艇をペルシャ湾に送った。リクルート事件で政治不信が高まる中、目標に掲げた政治改革を実現できず、退陣に追い込まれた。
女性スキャンダルなどで宇野内閣が倒れた後、89年8月に第76代首相に就任。小派閥の河本派所属だったが、クリーンなイメージを買われ、最大派閥の竹下派に支えられる形で約2年3カ月間務めた。
在学中に議員秘書になり、60年に衆院旧愛知3区で初当選して以来、16回当選。 【共同通信社 2022/1/14 10:09 (JST)1/14 10:22 (JST)updated】
藤井聡太4冠A級昇級お預け 千田翔太七段に敗れ2敗、昇級争いは混戦に ―― 将棋の最年少4冠、藤井聡太竜王(王位・叡王・棋聖=19)が最上級のA級昇級を目指す第80期順位戦B級1組11回戦、千田翔太七段(27)戦が13日、大阪市の関西将棋会館で行われ、後手の千田が112手で藤井を下した。
藤井は8勝2敗となり、A級への昇級は持ち越しとなった。千田は8勝3敗。A級への昇級2枠を巡る戦いは混戦となった。
戦型は相掛かり。夕食休憩までは、形勢は互角で、じっくりした戦いが続いた。終盤、優勢を築いた千田が54手目に後手5八飛成と飛車切りを決行。イッキに踏み込み、勝利をたぐりよせた。
https://www.youtube.com/watch?v=Ca8GI6cnzaU
順位戦は最上位のA級からC級2組までの5クラスに分かれて戦い、A級の優勝者が名人挑戦者となる。谷川浩司九段(59)が持つ名人獲得の史上最年少記録(21歳2カ月)を更新するには、来期のA級1期目で挑戦権を獲得し、名人のタイトルを奪取する必要がある。「最年少名人」への厳しい道程が続く。 [日刊スポーツ 2022年1月14日1時17分]
ウェブニュースより
大相撲初場所4日目 横綱 照ノ富士 平幕の宇良に勝って4連勝
大相撲初場所は4日目。3場所連続優勝がかかる横綱 照ノ富士は、平幕の宇良に突き倒しで勝って初日から4連勝です。
中入り後の勝敗です。
▽王鵬に碧山は碧山が押し出しで勝ちました。
☆碧山「(白星で流れが)変わってくれればいい。今日みたいな落ち着いた相撲を取っていきたい」
★王鵬「しっかり前には出られたんで。及第点というかよかったです。(初黒星も)負けてどうこう考える相撲でもないですし、全然気にしてないです。手を出して前に出るだけなんで」
▽剣翔に琴恵光は琴恵光が寄り切り。
☆琴恵光「立ち合いから自分の流れで攻めることができた。反応がいいので、いい感じに体が動いている」
▽栃ノ心に魁聖は魁聖が寄り切り。
▽若元春に琴ノ若は琴ノ若が寄り倒し。
★若元春「苦し紛れで全然ダメでしたね。体で負けている分、左をねじ込もうと思ったんですが」
▽一山本に千代丸は千代丸がはたき込み。
☆千代丸「引いたところを攻められたけど、うまく土俵を使えた」
★一山本「2回ぐらい勝てるチャンスがあった。勝てると思った時に気持ちの緩みというか、手をついていた。しっかり反省して明日から負けないように頑張ります」
▽豊山に石浦は豊山がはたき込みで勝ちました。
☆豊山「先場所は腕をたぐられて負けていた。(はたき込みは)決める感じではなかったけど、あきらめないでとろうと土俵に上がった」
▽照強に千代大龍は照強が突き落とし。
★千代大龍「調子が悪いわけじゃない。昨日も負けたけど当たって突けた。まだ終わりじゃないので、自分の良さを出して負けたい」
▽天空海に妙義龍は妙義龍がすくい投げで勝って4連勝としました。
“年男”妙義龍「また明日から気分よく」物言いつくも4連勝で存在感
☆妙義龍「(物言いついたが行司軍配通り)僕の方が遅かったという感覚があった。天空海が足引っかけて投げたりするので、うまく反応できて良かった。(無傷の4連勝)また明日からも気分よくやっていく」
▽志摩ノ海に佐田の海は志摩ノ海が上手出し投げ。
☆志摩ノ海「しっかりおっつけて前へ前への相撲がとれた。勝ち負けより相撲内容がいい。昨日、今日の相撲を継続していきたい」
▽宝富士に翔猿は宝富士が寄り切り。
☆宝富士「ギリギリでした。翔猿関とはいつも長期戦になる。それは避けたかったので自分から攻めました。体の調子もいいので、このままいけたらと思います」
▽阿炎に千代の国は阿炎が押し出しで4連勝です。
阿炎 初日から4連勝「まだまだ、これから」師匠の錣山親方ハッパかける
八角理事長「元々いいんだけど余計にいい」4連勝阿炎にお褒めの言葉
▽豊昇龍に阿武咲は阿武咲が寄り倒し。阿武咲も4連勝です。
☆阿武咲「あそこが(右が差さったところが)勝負どころだと思ってやりました。それなりにいい相撲だった。今日は今日なので切り替えて頑張ります」
▽北勝富士に千代翔馬は北勝富士が上手出し投げで勝ちました。
☆北勝富士「気づいたら組んでいて、自分の形ではなかった。冷静に、張られてもムカッとした気持ちを抑えられたのがよかった。ムカッとしたら相撲が雑になる。こういう相撲で勝ててよかった」
▽隠岐の海に玉鷲は玉鷲が寄り切り。
▽大栄翔に逸ノ城は逸ノ城が押し出し。
★大栄翔「突っ張りの回転、足の運びをもっと厳しくいかないと。もっと稽古を積まないとと思う」
▽明生に御嶽海は取り直しの末、御嶽海が押し出しで勝って4連勝としました。
▽隆の勝に遠藤は遠藤が下手投げ。
▽霧馬山に大関 貴景勝は貴景勝が右足のけがのため12日から休場し、霧馬山が不戦勝です。
▽大関 正代に若隆景は若隆景に勇み足があって正代が勝ちました。
正代 完敗相撲も拾い星 貴景勝休場で1人大関に「いつも通り」平常心強調
☆正代「(若隆景の勇み足で星を拾い)物言いがついた時、もしかしたら足が出ていないかぐらいの感じ。何とか勝ち星を拾えた。押し込まれているんで、そこはよくないと思う」
▽宇良に横綱 照ノ富士は照ノ富士が突き倒しで勝って4連勝しました。
照ノ富士ヒヤリとする土俵際 貴景勝休場に最高位横綱の責任感「22」連勝
宇良金星まであと1歩「結びでとれてよかった」 横綱照ノ富士に大善戦
八角理事長「照ノ富士をイライラさせた」横綱照ノ富士に善戦宇良褒めた
☆照ノ富士「正面に置いて落ち着いてやろうと思っていただけ。落ち着いてできたかなと思います」
★宇良「かなわなかったです。(あともう1歩)感じなかったです。(悔しさが)うーん、ちょっと分からないですね。結びでとれたのはよかった。最後の一番は特別な感じがしますね」
初場所は照ノ富士、御嶽海、阿武咲、阿炎、妙義龍の5人が初日から4連勝です。 (NHK WEB NEWS 2022年1月12日 18時56分)
ウェブニュースより
大相撲初場所3日目 横綱 照ノ富士 霧馬山に勝ち3連勝 ―― 大相撲初場所は3日目。横綱 照ノ富士は平幕の霧馬山に勝って初日から3連勝としました。
中入り後の勝敗です。
▽琴恵光に魁聖は琴恵光が突き落としで勝ちました。
★魁聖 あわてて前に出て足が全然出ていなくてダメでしたね。前半は場所前に稽古できなかった分、稽古だと思って頑張ります。
▽王鵬に剣翔は新入幕の王鵬が押し出しで勝って初日から3連勝としました。
☆王鵬 しっかり前に出られたので良かった。調子はいい。しっかり手も足も出ている。(初めて控えで座布団に座り)めちゃくちゃ柔らかかった。
▽若元春に栃ノ心は若元春が寄り切り。
☆若元春 差し身にこだわらず、前に出て攻めながら取ろうと思っていた。(大関経験者の栃ノ心は)やっぱり大きい。迫力もあったし、正直気圧されている感はあったけど、チャレンジャーだと思って思い切りいった。
▽碧山に一山本は一山本が押し出し。
☆一山本 突っ張り合うと相手の方が力ある。中に入って攻めようと思った。(元大関若嶋津の先代師匠が12日に65歳定年)明日が誕生日ですよね。白星をプレゼントできるよう頑張りたい。
▽琴ノ若に豊山は豊山が寄り切り。
☆豊山 おっつけて前に持っていきたかったが左が入ったんで。勝機を待とうと我慢していった。大関(正代)と稽古すると必然、左(四つ)になる。稽古をつけてもらっているのが今日の相撲に出たと思う。
▽石浦に千代丸は千代丸が押し出しで勝ちました。
☆千代丸 中に入らせないよう一気に攻めた。自分の立ち合いができて、止まらず一気に攻めることができた。今日みたいな相撲がとれれば、白星も取れると思う。
▽佐田の海に千代大龍は佐田の海が送り出し。
▽妙義龍に照強は妙義龍が送り出し。
▽天空海に志摩ノ海は志摩ノ海が押し倒し。
☆志摩ノ海 前に出ていい相撲がとれたと思う。(連敗から初白星)切り替えられたのもあるし、自分で悪いところを修正できた。(場所前に婚約を発表)責任というか、自分の相撲をとりきろうという思いを強くした。
▽千代の国に宝富士は宝富士が寄り切り。
☆宝富士 どっしり構えられたので、ゆっくり出ようと思った。今場所は先場所と比べて稽古ができたので体が動いている。番数はそれほどでもないが30~40番ぐらいは。横綱(照ノ富士)にも胸を出してもらいました。
▽翔猿に阿炎は阿炎がはたき込みで勝ちました。
▽豊昇龍に北勝富士は豊昇龍が引き落とし。
★北勝富士 我慢して前に圧力をかけていく狙い。でも土俵際、うまく回り込まれた。もったいない。立ち合いを修正していい感じになってるんで、また明日から切り替えて頑張ります。
▽隠岐の海に千代翔馬は千代翔馬が押し出し。
☆千代翔馬 (初白星に)うれしいです。新年なんで「勝たないと」と思って相撲が硬くなっていたが、今日は考えずにいった。(通算400勝)ありがとうございます。自分なりに一番一番頑張っていきたい。
▽阿武咲に遠藤は阿武咲が押し出し。
▽明生に逸ノ城は明生が寄り切り。
▽玉鷲に隆の勝は隆の勝が突き落としで勝ちました。
☆隆の勝 あわてて出ての引きでしたね。相手が多少は見えていたかと思うが、あれだけ押されたらダメですね。勝てたのはよかったと思う。踏み込みを早くして前に出る相撲をとりたい。
▽御嶽海に若隆景は御嶽海が寄り切り。
☆御嶽海 しっかり我慢して前に出ることを意識して相撲が取れた。(調子は)今まで通りだと思う。毎日白星をあげられるように頑張りたい。
★若隆景 後手後手だった。そこを反省してまた明日から、しっかり自分の相撲をとっていきたい。
▽大栄翔に大関 正代は大栄翔が突き出し。正代は初黒星です。
☆大栄翔 自分の相撲で1勝目をあげられて良かった。一安心です。ここからしっかり盛り返していきたい。
★正代 (大栄翔の攻めを)止めたかったが(左を差しにいくも)引っかかかってもなかったんで。もう少し勢いを殺していたら、さばくことも考えていたが勢いを止められなかった。
▽大関 貴景勝に宇良は取り直しの末、宇良が押し倒しで勝ちました。貴景勝は2連敗です。
宇良が貴景勝を撃破で初白星 取り直しの一番制す「精いっぱいだったんで」
連敗貴景勝に「取り直しの相撲で、息が上がったのは気になる」八角理事長
☆宇良 (同体取り直しとなった一番は)ちょっと分からないです。精いっぱいだったんで分からないですね。
▽横綱 照ノ富士に霧馬山は照ノ富士が上手投げで勝って3連勝としました。
103年ぶり偉業へ照ノ富士、霧馬山を土俵下に吹っ飛ばし初日から3連勝
☆照ノ富士 相手を正面に置いてじっくりと思っていました。体が自然と動いてくれた。
★霧馬山 思ったようにいかなかったです。
力士の談話
初日から3連勝の新入幕・王鵬は「手も足も前に出せているので、体をしっかり動かせてる」と好調の要因を語りました。また、きょうの取組の前に、幕内力士だけが土俵下で使えるしこ名入りの座布団を初めて使ったということで「めちゃくちゃ柔らかく感じた」と話していました。
同じく新入幕・若元春は大関経験者の栃ノ心との一番を制し、「やっぱり大きい。迫力もあって、少しけおされる感じはあったが、僕はチャレンジャーだと思って思い切りいこうと決めた。全体的に前に出て相撲を取れているので、ここからも前に出て相撲を取りたい」と意気込んでいました。
志摩ノ海は先月、婚約を発表してから初めての白星に「嬉しい。もっと自覚を持って自分の相撲を取りきりたい」と気を引き締めました。
関脇・御嶽海は大学の後輩にあたる若隆景に勝って3連勝も「何でも予想していたのでしっかり対応出来たと思う。今までどおりだと思うので、毎日白星あげられるように頑張りたい」と淡々と話していました。
大栄翔は大関・正代を突き出して今場所初白星に「自分の相撲で1勝目をあげられたことはよかった。一安心です。ここからしっかり盛り返していけるように頑張りたい」と話していました。
3連勝の横綱・照ノ富士は「正面に置いてじっくりと思っていた。体が必死に動いてくれた感じ」と淡々でした。
横綱に敗れて3連敗となった霧馬山は「もうちょっと勝負したかった。中に入ろうと思ったが、相手に完全にまわしを取られて何も出来なかった」と悔しさをにじませました。 (NHK WEB NEWS 2022年1月11日 20時07分)
現役引退の内村航平が14日に都内で会見 経緯や今後について説明 ―― 現役引退を決めた体操男子で五輪2連覇の内村航平(33)が14日に都内で会見を開くことになった。11日に所属先のジョイカルが発表した。
同社は21年3月から内村と所属契約を結び、プロ体操選手としての活動を支えてきていた。リリースでは「引退の経緯や今後についてご説明させていただきます」と書かれている。
内村は昨夏の東京五輪では、種目別鉄棒で落下があり予選落ち。生まれ故郷の北九州市で開催された昨秋の世界選手権では、決勝で着地を決めて6位となっていた。かねて両肩痛に苦しんでおり、リオ五輪で個人総合2連覇を飾った後は、苦難の時間を過ごしていた。 [日刊スポーツ 2022年1月11日12時37分]
ウェブニュースより
大相撲 初場所2日目 横綱 照ノ富士は2連勝 ―― 大相撲初場所は2日目、横綱・照ノ富士は平幕の若隆景に勝って2連勝としました。
中入り後の勝敗です。
▽新入幕の王鵬は琴恵光に突き落としで勝ちました。
☆王鵬「突き落としという形になったけど、引く気はなかった。正面で相撲が取れたのがよかった。(十両の時と比べて)朝稽古が終わってだいぶ時間がある。休める時は休んで、いい気持ちで場所に来れている」
▽剣翔に魁聖は魁聖が寄り切り。
☆魁聖「連敗で始まるとあせっていたが、何とか勝ってよかったです。後がない。ギリギリで残ってますから、勝ち越さないといけない」
▽碧山に新入幕の若元春は碧山がはたき込み。
★若元春「相手(碧山)は体も大きいので押し負けないように思い切りいったんですけど。(物言いも)自分が手を突いたし、(相手の)かかとが見える位置だったんで。はたかれたけど前に出る相撲がとれたし、次につながると思います」
▽一山本に栃ノ心は一山本が寄り切り。
★栃ノ心「下手を取れなくてそのままでしたね。(体は)別に悪くないです。けがなく、長く相撲をとれるよう気持ちも作っていきたい」
▽豊山に千代丸は千代丸が突き落とし。
☆千代丸「早めに初日が出たのはよかったが、内容は悪かったので。突っ張っていくにしろ、四つでも攻めきりたかった。引いて勝つよりは、そういう相撲をとりたかった」
▽千代大龍に琴ノ若は琴ノ若がはたき込みで勝ちました。
☆琴ノ若「(初日から2連勝に)今出せるものをしっかり出し切ってやろうと思っているだけなので。毎場所、目標は勝ち越すこと。その上、2桁勝てるよう思い切っていければ」
▽石浦に佐田の海は石浦が下手投げ。
▽天空海に照強は照強が押し出し。
▽妙義龍に千代の国は妙義龍が寄り切り。
▽翔猿に志摩ノ海は翔猿が押し出し。
★志摩ノ海「踏み込みいいし、先場所より体は動いている。ただ粘っこい相撲ができていないんで、また明日からですね」
▽宝富士に豊昇龍は宝富士が押し出しで勝ちました。
▽千代翔馬に阿炎は阿炎が押し出し。
☆阿炎「千代翔馬関は技が多いので、自分の距離で相撲を取ることだけ考えた」
▽阿武咲に隠岐の海は阿武咲が引き落とし。
▽遠藤に北勝富士は北勝富士が上手出し投げ。
☆北勝富士「しっかり当たれて、攻防のある相撲を取れた。体も動けているので良かった。前に圧力をかけていたので、焦りはなかった」
▽大栄翔に玉鷲は玉鷲が突き出しで勝ちました。
☆玉鷲「最初は待っただったけど、しっかり気持ち入れて当たって自分の相撲を取れた。(後半は)疲れがたまってどうなるか分からないので、元気なうちにいい相撲を取っていきたい」
▽逸ノ城に御嶽海は御嶽海が押し出し。
☆御嶽海「立ち合い押し込まれたけど、頭を上げずに下から攻めたことが良かった。(連勝発進)ここまでいつも通りだと思うので、しっかり白星をつなげて気持ちよく進めたい。いい緊張感でやっています」
▽隆の勝に霧馬山は隆の勝が肩透かし。
▽明生に大関・貴景勝は明生が突き落とし。貴景勝は2日目に黒星を喫しました。
▽大関・正代に宇良は正代が押し出し。
▽若隆景に横綱・照ノ富士は照ノ富士が小手投げで勝ちました。
☆照ノ富士 正面においていこうと思っていました。落ち着いてやれたんじゃないかと思います。(昨年秋場所13日目から20連勝)特に考えてもない。別にそういうことにこだわっているわけじゃないので。 (NHK WEB NEWS 2022年1月10日 19時01分)
【王将戦】藤井聡太竜王5冠へ死闘制す「きわどく詰んでいる」渡辺王将攻略 ―― 将棋の史上最年少4冠、藤井聡太竜王(王位・叡王・棋聖=19)が王将初奪取と5冠獲得に好スタートを切った。9日午前9時からの2日制で行われていた第71期ALSOK杯王将戦7番勝負第1局(静岡県掛川市「掛川城 二の丸茶室」)で、10日午後7時27分、139手で渡辺明王将(名人・棋王=37)を下した。展開がもつれて双方1分将棋となる激戦の末、王将戦掛川対局6戦全勝の「冬将軍」を攻略。開幕局を制した。第2局は1月22、23日、大阪府高槻市「山水館」で行われる。
藤井も人の子、勝利を前に少し慌てた。終局間際の131手目、秒読みに追われて先手4五桂と指そうとしたが、桂馬をポロリと落とした。まるで、名だたる武将を打ち取ろうした足軽のように震えたか。もつれたこの将棋を象徴するシーンだった。「少しずつ苦しいのかなと思っていました。いろいろミスはあったかなと思いますけど、秒読みなので分からないままやっていました」。終局後の若き4冠の言葉が、それを物語っていた。
盤を眺めて冷静さを取り戻す。勝ち筋を読み切った。「先手4三金(133手目)から先手4五銀(135手目)の形できわどく詰んでいると思いました」。金、銀をスッと動かして、渡辺玉を攻略し、投了に追い込んだ。
https://www.youtube.com/watch?v=SxVaAs2rMdA
今年の将棋界を占う、タイトル戦史上初めて3冠に4冠が挑む注目シリーズは、いきなり死闘となった。渡辺は午後6時47分、藤井は午後6時56分、ともに持ち時間8時間のうち7時間59分を消費。60秒未満で指し手を要求される「1分将棋」に突入していた。
相掛かりの出だしから前例のない手探り状態になり、ジリジリとした小競り合いが続く。神経と時間を削り合う、ジャブの応酬だ。午後3時のおやつ。初日の午前、午後と、2日目午前のおやつでスイーツを口にしていた藤井は、パイナップルジュースとアイスティーを頼んだ。固形物を胃袋に入れる暇はなく、飲み物を流し込んだ。
渡辺が王将戦掛川対局で過去6戦6勝なら、こちらはタイトル戦7番勝負の2日目のおやつを飲み物2種類で通して5連勝中。昨年8月に王位を初防衛した王位戦7番勝負第5局に加え、同年10~11月の竜王戦7番勝負で4連勝。今局で6連勝とした。
今年最初の対局で、幸先よい白星となった。昨年暮れに行われた合同会見で、藤井は新年の抱負の中で「道」と揮毫(きごう)した。早ければ、19歳7カ月と史上最年少での初の王将獲得と5冠達成となる。まだまだ道のりは遠いが、足掛かりにはなった。「第2局に向けて、しっかり振り返ってつなげられるようにしたい」。今年も活躍から目が離せない。
◆将棋界の5冠 過去3人いる。第1号は故大山康晴15世名人。1963年(昭38)2月2日、39歳10カ月で達成した。獲得タイトルは名人・十段・王位・王将・棋聖。次いで中原誠16世名人(引退)が78年2月6日、30歳5カ月で同じタイトルを獲得。直近では、93年8月18日に羽生善治九段が史上最年少の22歳10カ月で達成。この時は竜王・王位・王座・棋王・棋聖を保持した。 [日刊スポーツ 2022年1月10日21時54分]
ウェブニュースより
大相撲 初場所初日 横綱 照ノ富士は白星発進 ―― 大相撲初場所が9日から東京・両国の国技館で始まりました。
3場所連続優勝がかかる照ノ富士は小結 大栄翔に勝って、白星スタートを切りました。
中入り後の勝敗です。
▽新入幕の王鵬に魁聖は王鵬が押し出しで勝ちました。
▽碧山に琴恵光は琴恵光が寄り切り。
https://www3.nhk.or.jp/sports/special/sumomovies/clip/sYB98tEYkLf0ie.html
▽剣翔に栃ノ心は栃ノ心が寄り切り。
○栃ノ心 初日はよかったですね。(立ち合い)当たれるよう意識している。(今年の目標)できるだけ長く相撲をとれるよう、精いっぱいやりたいですね。
●剣翔 先に上手を取りたかったけど、立ち遅れて(栃ノ心に)先に上手を取られてしまった。(締め込みを黒色に変更したことについて)新入幕の時に1場所だけつけたもの。再入幕だけど新入幕の気持ちで土俵に上がれるようにと。
▽新入幕の若元春に一山本は若元春が寄り切り。
▽千代丸に琴ノ若は琴ノ若が引き落とし。
○琴ノ若 (体が)泳ぎましたけど、その後しっかり対応できたと思う。気持ちの面でもよかったと思うし、これを続けていかないといけない○
▽豊山に千代大龍は豊山が突き出しで勝ちました。
○豊山 先手先手で動けてよかった。初日にしてはよかったと思います。大関(正代)とも年明け前から稽古していたので体の調子はいいです。上位に戻るための足がかりを作りたいと思います。
▽石浦に照強は石浦が寄り切り。
https://www3.nhk.or.jp/sports/movie/ho2JvV5ImTKdDc/
▽佐田の海に天空海は佐田の海が寄り倒し。
https://www3.nhk.or.jp/sports/movie/7DxqbX1afnyANX/index.html
▽妙義龍に志摩ノ海は妙義龍が押し出し。
▽千代の国に翔猿は翔猿が寄り切り。
○翔猿 よかったです。体動いてます。我慢というより詰めていこうと思って。調子いい感じです、久しぶりに。昨年は活躍できなかったんで今年は上位で頑張っていきたい。
▽宝富士に阿炎は阿炎が押し出しで勝ちました。
○阿炎 前に出られましたし、相手の得意な相撲をとらせなかったのでよかったと思います。師匠(元関脇寺尾の錣山親方)からは「勝っても負けても思い切りとれ」と言ってもらいました。(今年の目標)見ている人に認めてもらえるように努力を重ねる1年にしたい。
▽豊昇龍に千代翔馬は豊昇龍が外掛け。
▽阿武咲に北勝富士は阿武咲がはたき込み。
○阿武咲 2、3発突いたときに相手も下を向いていたので(はたきを)食うなと思った。終始落ち着いていけた。初日にしては変な緊張感なく取れた。
●北勝富士 しっかり当たれてよかったが、その後足が出なかった。圧力はできているんで、あとは足が出るよう修正したい。明日につながる相撲だと思う。
▽隠岐の海に遠藤は遠藤が送り出し。
▽明生に玉鷲は玉鷲が押し出し。
○玉鷲 自分の相撲がとれました。止まったら向こうが有利になる。攻めていってよかった。(今年の目標)若手に負けない、元気いい相撲をとりたい。
▽逸ノ城に隆の勝は逸ノ城が寄り切りで勝ちました。
●隆の勝 流れはよかったが止まってしまったのが問題。(逸ノ城に)つかまってしまって逃げられなくなった。動いて動いてじゃないと、あの大きな相手にはダメでしたね。
▽御嶽海に宇良は御嶽海が押し出し。
○御嶽海 良かったと思います。自分の相撲を取るしかないと思っていた。動揺しないように、自分の相撲を取ることだけ意識していた。自分の目標は2桁。期待に応えたい。
●宇良 (同期の御嶽海との対戦)なんかさらに実力をつけられましたね。元々実力差があったのに、すごい差を感じた。これが相撲の基本なんだと感じました。逆に新年いいスタートを切った気持ち。力を出し切れるよう頑張りたい。
▽霧馬山に大関 正代は正代が小手投げ。
○正代 (霧馬山にもろ差しを許すピンチから逆転)流れはよかったが、土俵際に押し込むと同時に自分の体も起きてしまった。白星で始まったのはいいと思うが内容的には…。土俵際、落ち着いて寄り切れるようにしたい。
▽大関 貴景勝に若隆景は貴景勝が押し出し。
●若隆景 (大関貴景勝に完敗で)切り替えて明日からしっかりやっていきたいです。(今年の目標)三役にまた戻って、定着できるようにしたい。
▽横綱 照ノ富士に大栄翔は照ノ富士がはたき込みで勝ちました。
○照ノ富士 大栄翔の猛攻をしのいで白星発進した。立ち合いから何発もの突き押しをくらい、片足一本で耐える場面があったが崩れなかった。土俵際を背にしながらも、はたき込みを決めて「落ち着いてやろうと思っていた」と冷静だった。自身初の3場所連続優勝に向けて「一生懸命やるだけ」と短い言葉に力を込めた。
●大栄翔 (横綱照ノ富士に大善戦も逆転負け)自分の相撲はできたがまだまだ。勝てなかったです。最後に差してしまったのがすべて。もろ差しだろうが、差したらかなわない。押し相撲でいかないといけない。そこが自分の弱いところ。
横綱・大関陣は全員が白星スタートです。
日本相撲協会 八角理事長「絶好の初日だった」
日本相撲協会の八角理事長は初場所の初日を迎え、ことし1年について「力士たちは頑張っているが、新型コロナウイルスとの戦いはまだ続くと思うから、粘り強くやっていきたい」と話しました。
また、初日の横綱 照ノ富士と小結 大栄翔の一番が熱戦だったことを踏まえ「本当にいい相撲を取ってくれた。力の入った相撲で絶好の初日だった」と話していました。
取組後の談話
新入幕の場所で白星スタートの王鵬は「土俵入りで人の入りが全く違った。幕内に上がれたのだなと感じた」と振り返った上で「調子はいい方なので、このまま相手よりも調子を上げて、15日間取り切りたい」と力強く話していました。
同じく新入幕で初日白星の若元春は「立ち合いでしっかり当たることができたので、いい相撲を取れたのかなと思う。大きな目標を立ててやっていくと、どうしてもあせりが出てしまう。1日一番取れるように、しっかり集中したい」と誓っていました。
阿炎は力強い突き押しで実力者の宝富士を押し出し「相手の得意な相撲を出させなかったのでよかった。一番一番集中して、自分の相撲を取り切るという気持ちだ」と冷静に話していました。
大関・正代は霧馬山に攻め込まれながらも小手投げで退け、「初場所をいい成績で終わることができたらことし1年はいい成績になると思う。そういう意味でもいい成績で終われるよう頑張りたい」と前を向いていました。
大関・貴景勝は一方的な相撲で白星スタートを切り、「終わったことなので、あしたに向かって頑張りたい。体の感覚がよくても悪くても、勝負しないといけない。自分に一番いいような稽古をできたと思う」と冷静でした。
3場所連続優勝がかかる横綱・照ノ富士は小結・大栄翔の突き押しをしのいで白星をあげ、「ちゃんと受けていこうと思っていたが、ああいう相撲になってしまった」と反省した上で「始まったばかりなので、残り気合いを入れていきたい。一生懸命やるだけだ」と淡々と話していました。
一方、敗れた大栄翔は「自分の攻めが出来たが、まだまだ勝てなかった。横綱は強い。下半身も上半身も強いので、自分はまだまだ。勉強したい」と反省のことばを並べていました。 (NHK WEB NEWS 2022年1月9日 18時54分)
松を詠める歌7
巻7-1159:住吉の岸の松が根うちさらし寄せ来る波の音のさやけさ
巻7-1185:朝なぎに真楫漕ぎ出て見つつ来し御津の松原波越しに見ゆ
◎真楫(まかじ)は船の両舷に下した櫂(かい)です。
御津の松原は難波の御津を中心としたあたり一帯の松原とされ、瀬戸内海を経て九州に向かう旅と思われます。次第に遠ざかってゆく松原を眺めながら物思いに耽る作者。
「しばらく この美しい松原ともお別れだなぁ」と、これからの船旅の楽しさよりも故郷を離れ行く寂しさ、心細さを感じているようです。
ウェブニュースより
力士2人を賭博容疑で聴取 埼玉県警、書類送検へ ―― 大相撲の木瀬部屋所属の幕内英乃海と初場所新十両の紫雷が、埼玉県内の違法賭博店に出入りし、賭博に関与した疑いがあるとして、埼玉県警が2人を事情聴取したことが7日、捜査関係者への取材で分かった。容疑が固まり次第、賭博容疑で書類送検する方針。
捜査関係者によると、他にも数人の力士が店に出入りしていたとの情報があり、慎重に捜査を進めている。
昨年9月、県警が同県草加市の違法賭博店を摘発し、常習賭博容疑などで従業員や客を逮捕。捜査の過程で2人が店に出入りしていた疑いが浮上した。
県警は2人が店を訪れるようになった経緯とともに、他の力士による関与の有無を調べている。 【共同通信社 2022/1/7 23:43 (JST)1/8 08:54 (JST)】
御嶽海の大関昇進「全勝優勝すればそういう話」伊勢ケ浜審判部長が言及 ―― 日本相撲協会審判部の伊勢ケ浜審判部長(元横綱旭富士)が7日、関脇御嶽海(29=出羽海)の大関昇進について「全勝優勝すればそういう話になるんじゃないですか」などと言及した。9日に初日を迎える初場所(東京・両国国技館)の取組編成会議後に、報道陣の電話取材に応じた。
3場所連続の関脇で臨む御嶽海は、昨年9月の秋場所で9勝、同年11月の九州場所で11勝を挙げて、合計20勝としている。大関昇進の目安は「三役で3場所33勝」。審判部は初場所が大関とりの場所になると明言はしていないが、同場所で13勝を挙げれば数字上は達成する。しかし、伊勢ケ浜審判部長は「数字じゃない。それはあくまで目安であって、相撲の内容とかそういうのがありますから。その時の周りの力士たちのこともある。そういうのを全部見て総括的に判断します」と15日間の相撲内容にも注視する構えだ。
その上で「当然、全勝優勝すればそういう話になるんじゃないですかね。そうならないといけないので予想する必要はない。本人が頑張ればいい」と全勝優勝を求めた。過去2度の優勝を果たしている御嶽海だが13勝が最多。高いハードルが設けられた。
いよいよ始まる新年最初の初場所。伊勢ケ浜審判部長は「やっぱりいつも言うんだけど、横綱はしっかり横綱の責任を果たして、大関は横綱を目指して、三役は大関を目指して。それぞれ番付がちょっと上がるように力を出し切る相撲を取らないといけない」と力士らの奮闘に期待した。
2場所連続優勝を狙う弟子の横綱照ノ富士については「優勝も何回もしているので、ある程度の安定感は出ていると思う。膝のケガありますから、普段からやれることを目いっぱいやって、その中で結果をどれだけ残せるか。そういう意味では、しっかりやれることだけはやってると思うんですけど」と話した。 [日刊スポーツ 2022年1月7日15時35分]
東京都、新たに922人感染 7日平均で前週の6.2倍 ―― 東京都は7日、新型コロナウイルスの感染者が新たに922人確認されたと発表した。直近1週間平均の新規感染者は約338人で、前週(約54人)比で623.6%だった。
都内の感染者は累計38万5448人となった。重症者は前日と変わらず3人だった。新たな死亡の確認はなく、累計の死者数は3175人となっている。
新規感染者を年代別にみると、20代が385人と最も多く、30代が186人、40代が111人で続いた。65歳以上の高齢者は38人だった。ワクチンの接種状況別では2回接種が444人、接種なしが255人だった。 【日本經濟新聞 2022年1月7日 17:02】
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