瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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ウェブニュースより
 大相撲夏場所14日目 照ノ富士と隆の勝が3敗守りトップに並ぶ ―― 大相撲夏場所は14日目、3敗でトップに並んでいた3人のうち横綱 照ノ富士と平幕の隆の勝が勝ち、同じ平幕の佐田の海は敗れました。3敗は照ノ富士と隆の勝の2人となって、22日、千秋楽を迎えます。
 中入り後の勝敗です。
▽十両の水戸龍に荒篤山は水戸龍が寄り切りで勝ちました。

▽千代翔馬に翠富士は翠富士が下手投げで勝ち越し。千代翔馬は負け越しです。

▽輝に隠岐の海は隠岐の海が突き落としで勝ち越しました。
☆隠岐の海 内容はよくなかったが勝ててよかった。あと1番あるので最後、頑張りたいです。

▽妙義龍に琴勝峰は妙義龍がすくい投げ。琴勝峰は負け越しました。
★琴勝峰 相手がいい形になったのがよくなかった。自分がもっと起こしていかないといけなかった。もっと体を大きくして地力をつけていきたい。

▽千代大龍に志摩ノ海は千代大龍が押し出しで勝ち越しました。
☆千代大龍 僕らしい相撲だった。うれしい。(勝ち越しは6場所ぶりで)一言でもう、うれしいですよ。帰ってお世話になってる方全員に連絡して、やっと勝ち越せましたという一言を伝えたい。

▽豊山に宝富士は宝富士が寄り切り。豊山は負け越しです。
☆宝富士 いい相撲で勝てたのでよかった。勝つ時はいい相撲。負ける時は足が出なかったりもったいない相撲。修正していきたい。

▽琴恵光に東龍は琴恵光が寄り切り。

▽若元春に一山本は若元春がうっちゃり。
☆若元春 もろ手でくると思ったけど、思ったより低く来て意表を突かれた。(得意と逆の右四つ)右が全然だめ。突き押し相撲の相手にも右はどっこい。右に組んだ時点で今日は0点。
★一山本 上手取って差しにいけばよかったが、先に上手を取りにいってしまった。足が出た感覚はあったので。すり足ができていない自分が悪い。腰が下りていればうっちゃりも食らわなかったと思う。負けも勉強。来場所に生かしたい。

▽翔猿に王鵬は翔猿が突き出し。王鵬は負け越しました。

▽明生に遠藤は明生が押し倒しで勝ち越し。遠藤は負け越しです。

▽錦木に北勝富士は錦木が押し出し。
☆錦木 (連続出場回数で通算1000回を達成)周りから教えてもらっていたので知っていました。勝って1000回を迎えられて良かった。7勝7敗で千秋楽を迎えるのは良いほう。みんな疲れている中でも、しっかり明日は勝って勝ち越しを決めたい。
★北勝富士 しっかり当たれたが、その後の出足がなかった。前にという意識はあったが、足が止まってしまった。自分らしくなかったかなと思います。負けても元気のいい相撲をとり続けないといけない。

▽玉鷲に栃ノ心は玉鷲が送り出しで勝ち越しました。

▽隆の勝に霧馬山は隆の勝が突き落としで勝って3敗を守りました。
☆隆の勝 足を出して、昨日の相撲の反省を生かしていけたので良かった。(最後は相手が強引にきたところを見切った)とっさに体が動いてくれたので良かった。立ち合いで突き放して右を差して寄り切りたかったんですけど、(白星を挙げた時の心境は)本当に良かったという感じです。
★霧馬山 思い切りやったのでよかったと思います。1日一番しっかりとってきた。それがよかったと思います。(千秋楽)最後なんで思い切りいきたい。

▽照強に高安は高安が突き落とし。

▽碧山に豊昇龍は豊昇龍が送り出しで勝ち越しました。

▽大栄翔に佐田の海は大栄翔がはたき込みで勝って4敗を守りました。佐田の海は4敗に後退しました。
☆大栄翔 立ち合いが良かった。体がしっかり動いた。ひとまず2桁勝てたことはうれしいですね。(会場からの手拍子は)相手へのだったんであんまり気にせず、集中は変わりませんでしたね。明日で千秋楽。最後なのでしっかり勝って、良い相撲で終わりたい。
★佐田の海 ああやって動いてしまうのも自分の相撲なので何とも言えない。もっと下からいけばよかったとも思う。いつもと変わらない緊張感。いつも緊張しているんで。(優勝争いは)今日まで加わってこれたので、それはそれでいいんじゃないですかね。明日、最後勝って終わらないと気持ちよくないんで。自分らしく勝って、来場所につなげたい。

▽宇良に若隆景は宇良が左足首のけがで21日から休場し、若隆景が不戦勝で勝ち越しました。
▽阿炎に琴ノ若は琴ノ若が突き落としで勝ち越しました。
☆琴ノ若 (勝ち越しに)うれしいです。先に攻められたのでそこはよかった。(土俵際も)しっかり相手見えていた。残されても、そこからしっかり準備ができていた。自信にはなると思います。気持ちは変わらずなので、最後にしっかり出し切りたい。

▽大関 貴景勝に大関 御嶽海は貴景勝が押し出しで7勝目。御嶽海は負け越しで名古屋場所は角番になります。
☆貴景勝 もう集中してやろうと思っていました。初日から変わらず、やれていることだけ考えています。また明日も集中して頑張るだけです。

▽大関 正代に横綱 照ノ富士は照ノ富士が寄り切りで勝って3敗を守りました。
☆照ノ富士 落ち着いてとれたかなと思います。(優勝争い)1日一番集中してやってますから、気にしてもしょうがないんで。(復調は)積み重ねじゃないですか。

夏場所は14日目を終えて、3敗で照ノ富士、隆の勝がトップに並び、4敗で大栄翔と佐田の海が追う展開です。
隆の勝「とっさに体が動いてくれた」 照ノ富士「1日一番集中」
 
4場所ぶりの勝ち越しを決めた隠岐の海は「内容はあまりよくなかったが勝ててよかった。日によっていいときもあれば悪いときもあるという感じで、きょうみたいな相撲ではなく前に出る相撲を取りたい」と淡々と話していました。
 千代大龍は去年の夏場所以来、1年ぶりの勝ち越しに「ひと言でうれしい。応援してくれる人たちに僕ができるのは勝つことだけ、お世話になった全員に連絡してやっと勝ち越せましたと伝えたい」と喜びを語りました。
 先場所わずか1勝と苦しんだ明生は、4場所ぶりの勝ち越し。それでも「自分の相撲をもっと磨いて上位で取れるよう一生懸命、土俵に上がりたい」と話していました。
 今場所、金星を挙げるなど前半戦を盛り上げた玉鷲は2場所ぶりの勝ち越しに「もちろん、うれしい。あした一番あるので自分の相撲を取って締めたい」と笑顔を見せていました。
 優勝争いのトップに並ぶ隆の勝は3敗を守り、「きのうの相撲を反省して足を出していけたのはよかった。本当は相手を突き放し右を差して寄り切りたかったがうまくいかなかった。でもとっさに体が動いてくれた」と振り返りました。きのうの黒星からの気持ちの切り替えについては「知り合いの方々が気を遣ってくれて“自分の相撲を取れればいいんじゃないか”と言ってくれて、そのとおりだなと思い思い切っていけた」と話していました。
 初優勝がかかるあすの千秋楽に向けては「また気を引き締めて集中し、自分らしい相撲を取れれば」と気持ちを高めていました。
 佐田の海は4敗目を喫して優勝争いで一歩後退し、「ああやって動いてしまうのも自分の相撲なのでなんとも言えない。きょうまで優勝争いに加わってこれたのはそれはそれでいいこと。あした最後勝って終わらないと気持ちよくないので、勝って終わりたい」と気持ちを切り替えていました。
 一方、10勝目を挙げて優勝の可能性を残した大栄翔は「立ち合いがよかった。優勝争いは考えずにあしたもしっかり頑張りたい」と淡々と話していました。
 琴ノ若は3場所連続の勝ち越しで「先に攻められたのでそこがよかった。気持ちは変わらずにしっかり最後までできれば」と話していました。
 大関どうしの一番を制して千秋楽に勝ち越しの可能性を残した貴景勝は「初日から変わらずやりきることだけ考えている。あしたも集中してやっていきます」と言葉少なげでした。


一方、敗れた御嶽海は大関になって2場所目で初の負け越し。取組後、取材には応じませんでした。
 3敗を守り、隆の勝とともにトップに並ぶ横綱・照ノ富士は「落ち着いて取れた。1日一番集中してやっているから、優勝争いを気にしてもしょうがない」と淡々としていました。    (NHK WEB NEWS 2022521 2052分)


 

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