退院して、2週間が経過しました。相変わらず食欲がありません。でも栄養剤等で体重は54kg台を保っているようです。
今朝も4時に起床、隅田公園を一回りしてきました。昨日と今日は今戸神社のお祭りだというので、帰路今戸神社に寄ってみました。
今戸神社は、康平6年(1063年)源頼義・義家親子が奥州討伐の折、京都の石清水八幡宮を当地に勧進し、祈願したのが始まりであるといわれ、祭神として応神天皇・伊弉諾尊・伊弉冉尊・福禄寿が祀られているということです。
境内には「今土焼発祥の地」の碑がありますが、古文献には招き猫の発祥と当社に関する文献上の記録や言い伝えは確認されておらず、招き猫と当社との結びつきを示すものはありません。
武江年表(「武江」とは武蔵国江戸という意味で、徳川家康が江戸に入った天正18(1590)年から明治6(1873)年までの市井の出来事が編年体で纏められている地誌)の嘉永5年の項の記述によりますと、浅草花川戸に住んでいた老婆が貧しさゆえに愛猫を手放したが、夢枕にその猫が現れ、「自分の姿を人形にしたら福徳を授かる」と言ったので、その猫の姿の人形を今戸焼の焼き物にして浅草寺境内三社権現(現浅草神社(三社様)鳥居横で売ったところ、たちまち評判になったといいます。これが招き猫の発祥ともいわれており浅草寺や浅草神社に由来するものとしての記録ではありますが、今戸神社(旧今戸八幡)との結びつきを示すものではありません。平成の招き猫ブームのと縁結びパワースポットのブームに乗り自ら招き猫発祥の地として看板を掲げるようになり多くの招き猫が奉られるようになりましたが、本殿や境内に安置されている招き猫の形状は江戸明治由来の今戸焼の招き猫とは何ら関係のないものであり、考証的には伝統的なものとは全く関わりのない平成の産物として見る必要がありましょう。本殿に祀られている大型の招き猫や社務所から授与されている土焼き製、磁器製の招き猫ともども形状は戦後の常滑(愛知県)産招き猫の造形から影響を受けたものと考えられるそうです。
当神社は幕末の志士・沖田総司の終焉の地ともいわれています。これは、結核を患っていた沖田総司を診ていた松本良順が当時今戸神社を仮の住まいとしていたことからきているのだそうです。
絵馬は他の神社では見られない「真円形」のデザインの絵馬でありますが、これは縁と円の語呂を掛け合わせたモダンなデザインのものとなっています。
ウェブニュースより
中国客船転覆 危険運航常態化か…ツアー参加者「老朽化、不自然な構造」―― 中国湖北省の長江(揚子江)で456人乗りの客船「東方之星」が転覆した事故の衝撃が広がっている。現場は中国で人気のツアーコースだったが、悲劇の兆候は事故前から現れていた。安全面での不安が指摘され、過去にツアーに参加した旅行客からは「船はボロボロで明らかな改造の痕跡もあった」との証言も出ている。危険な状態での運航が常態化していた疑いが浮上している。
事故は発生から5日が経過。新華社電によると、死者は6日までに計331人となった。生存者は2日までに救助された14人にとどまっている。
中国の船舶事故では最悪規模の400人以上の犠牲者を出す見込みが強いが、その多くは、現地で人気の高いクルーズツアーの参加者だった。
「事故が起きた航路は、長江のクルーズツアーの定番コースとして知られていた。旅行ブームの中国では、客船で重慶や武漢などの都市を経て、湖北省にある三峡ダムを巡るツアーが人気が高かった」(現地事情に詳しい外交関係者)
地元メディアによると、事故が起きたツアーは上海の旅行会社が、「長江三峡に沈む夕日」をうたい文句に売り出したものだった。南京を出発し、11日間の日程で武漢などを経て重慶に到着する予定で、参加者の多くは50~80歳までの中高年層だった。参加費用は「2万~5万円程度」(同)と、クルーズツアーとしては割安だが、その内容は価格に見合ったものだったようだ。
現地の口コミサイトには「客室は狭く不衛生」「豚のエサのような食事しかできない」などと悪評がズラリ。なかには「安全面で不安が残る」との指摘もあった。
一方、2009年に事故を起こした客船を運航する国営企業「重慶東方輪船公司」の別の客船に乗って、クルーズツアーに参加した中国人実業家は、今回の事故にもつながる危うさを感じ取っていた。
「『豪華客船』とうたいながらも、船は廃船間際で老朽化がひどかった。外壁はつぎはぎだらけで、中も不自然な構造になっていた。明らかに違法な改築が加えられていたようだった。そんなボロ船にも関わらず、数百人の乗客がいた。下船する時に混雑が起きて、降りるのに1時間30分もかかったのを覚えている」
現地のニュースサイトは、転覆した客船が違法な改築を繰り返し、一部構造が基準に合致しなくなっていた疑いを報じている。問題の船会社が、危険な運航を繰り返した末に大事故を引き起こした可能性もある。
起こるべくして起こった悲劇なのか。 (夕刊フジ zakzak 2015.06.06)
sechin@nethome.ne.jp です。
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