萩を詠める歌29
巻19-4219:我が宿の萩咲きにけり秋風の吹かむを待たばいと遠みかも
巻19-4224:朝霧のたなびく田居に鳴く雁を留め得むかも我が宿の萩
◎注意 天平八年の聖武天皇の吉野御幸は六月二十七日ですから、季節から歌が示す御幸ではありません。つまり、歌の主が安宿皇后(=光明皇后)である可能性はありません。そのため、紀貫之の時代以降に「但年月未審詳」と左注に追記されています。可能性として、歌の時代は大宝二年七月十一日の文武天皇の吉野御幸であり、藤原皇后宮とは藤原京の皇后宮の意味合いで続日本紀大宝元年七月二十一日に登場する皇太妃(宮子では無い)です。
巻19-4249:石瀬野に秋萩しのぎ馬並めて初鷹猟だにせずや別れむ
◎石瀬野(いはせの)は、現在の高岡市石瀬あたり、または富山市岩瀬あたりではないかと考えられています。
巻19-4252:君が家に植ゑたる萩の初花を折りてかざさな旅別るどち
◎久米広縄(くめのひろなわ)が都から越中に戻ってくるときに、天平勝宝3年(西暦751年)8月5日に大伴池主(おおとものいけぬし)の館で、大伴家持(おおとものやかもち)に出会いました。このとき、大伴家持は天平勝宝3年(751)7月17日に少納言(しょうなごん)に任命され、都に行く途中でした。
この歌の「君が家」は、大伴池主(おおとものいけぬし)の館のことです。
巻19-4253:立ちて居て待てど待ちかね出でて来し君にここに逢ひかざしつる萩
◎天平勝宝3年(751)7月17日に、大伴家持(おおとものやかもち)は少納言(しょうなごん)に任命され、都に行くことになりました。
都に行っていた久米広縄(くめのひろつな)が越中に戻ってくるのを待てずに出発しましたが、天平勝宝3年(751)8月5日に、大伴池主(おおとものいけぬし)の館で出会いました。
ウェブニュースより
A級目指す藤井聡太3冠が郷田真隆九段に勝利「判断の難しい将棋だった」 ―― 将棋の藤井聡太3冠(19)がA級昇級を目指す、第80期順位戦B級1組、郷田真隆九段(50)戦が19日、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で行われた。
午前10時から始まった対局は、午後10時57分、106手で後手の藤井が勝利し、6勝1敗とした。「こちらの玉が薄く、攻めも手厚くなかったので、常にギリギリだと思っていました。判断の難しい将棋だったかと思います」と振り返った。
https://www.youtube.com/watch?v=56tj5lXakGs
今期のリーグは初戦で三浦弘行九段に勝った後、稲葉陽八段に黒星を喫した。その後は屋敷伸之九段、久保利明九段、木村一基九段、横山泰明七段と連破していた。2番手グループの藤井は6戦全勝の佐々木勇気七段を、5勝1敗の千田翔太七段とともに追う。名人戦への挑戦権を争う1クラス上のA級昇級枠は上位2人だ。「自力(昇級)の目があるので、残りも昇級を目指して頑張りたいと思います」と話した。
一方、敗れた郷田はこれで3勝4敗。「後手4五歩(68手目)が厳しかった。夕食休憩の時はあまり自信がなかった。先手8六角(51手目)が使いにくくて負担になった」と敗因を挙げていた。 [日刊スポーツ 2021年10月19日23時40分]
西武松坂大輔引退セレモニーは12月4日ファン感謝イベントで実施 ―― 西武は松坂大輔投手(41)の引退セレモニーを12月4日に開催する「ライオンズ サンクスフェスタ 2021」(メットライフドーム)で実施すると発表した。3年ぶりに球場で開催するファン感謝イベントが、選手としては最後の姿となる。
松坂は「その時に改めてファンの方には何か伝えられたらいいなと思っています」と話した。 [日刊スポーツ 2021年10月19日20時57分]
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