萩を詠める歌7
巻8-1575:雲の上に鳴きつる雁の寒きなへ萩の下葉はもみちぬるかも
巻8-1579:朝戸開けて物思ふ時に白露の置ける秋萩見えつつもとな
※文馬養(あやの-うまかい、生没年不詳)
奈良時代の官吏です。父書根麻呂(あやの-ねまろ)の壬申(じんしん)の乱のときの功により、霊亀(れいき)2年(716)田をあたえられました。のち鋳銭(じゅせん)長官、従五位下にすすみます。短歌2首が「万葉集」巻8にみえます。名は馬甘とも記します。
巻8-1580:さを鹿の来立ち鳴く野の秋萩は露霜負ひて散りにしものを
巻8-1595:秋萩の枝もとををに置く露の消なば消ぬとも色に出でめやも
※大伴像見(おおともの-かたみ、生没年不詳)
奈良時代の官吏です。天平宝字(てんぴょうほうじ)8年(764)藤原仲麻呂(恵美押勝(えみの-おしかつ))の乱の功で従五位下をさずけられ、神護景雲(じんごけいうん)3年左大舎人助(ひだりのおおとねりのすけ)となり、のち従五位上にすすみます。「万葉集」に5首の歌がおさめられています。名は形見、方見とも書きます。
ウェブニュースより
白鵬引退「まさか今日とは」横審委員長「土俵態度など目に余ることも」 ―― 日本相撲協会の諮問機関である横綱審議委員会(横審)の定例会合が27日、東京・両国国技館で開かれ、引退の意向を固めていることが明らかになった横綱白鵬(36=宮城野)についても話題に上がり、横審の矢野弘典委員長(産業雇用安定センター会長)が横審の総意などを述べた。
正式な引退や年寄襲名には理事会の承認を経なければならず、同委員長は横審の席で「(八角)理事長から(白鵬)本人の(引退の)意向が正式に届けられたと認識している」と報告を受けたことを明かした。その上で「横綱在任中の実績は45回の優勝をはじめ、歴史に残るものがあったと思う」と功績を短く述べた上で「半面、相撲の取り口、審判に対する態度、土俵態度の振る舞いなどに目に余ることも多く、横審としてはその都度、反省を求めてきた」と断じた。その上で引退後、親方として後進の指導にあたる意向がと伝えられている白鵬に対し「十分に反省し相撲道の良き伝統を伝えてほしい」と求めた。立ち合いで問題視された張り手や、かち上げについては「一般ファンにも分かりやすい説明を」と協会に対し発信する必要性を要請したという。
引退決意のタイミングについては「いずれ来るだろうとは思ったが、まさか今日とは思わなかった」と横審委員の心境も代弁する形で語った。代表質問で、さらに白鵬の功績を問われた矢野委員長は「今までの横綱の実績と比べて見事な成績を収めた」と、やはり短いコメントを発した後に、苦言を続けた。「横綱というものは、もっともっと(成績以上に)大きな責任がある。自分1人が強くなるだけでなく、相撲界を引っ張っていかなければいけない立場。る、模範になる存在でなければいけないんです」。横審が抱く共通の思いを語り、さらに後進の指導で期待することについても「本来の相撲道をしっかり見つ直して、それにふさわしい力士を育ててほしい。(これまで横審が)折に触れて問題提起してきたことを、しっかり思い直して弟子に指導してくれるといい。ファンも国民は今後、本人がどんな行動を取るのか、自然と注目すると思う」と繰り返すように述べていた。 [日刊スポーツ 2021年9月27日19時51分]
糸谷哲郎八段、藤井聡太3冠に敗れる「予想と外れた将棋で攻め細くなった」 ―― 渡辺明王将(名人・棋王=37)への挑戦権を争う、将棋の第71期王将戦挑戦者決定リーグ1回戦、糸谷哲郎八段(32)対藤井聡太3冠(王位・叡王・棋聖=19)戦が27日、大阪市の関西将棋会館で行われた。午前10時から始まった対局は、82手で後手の藤井が快勝した。
敗れた糸谷は、「予想と外れた将棋で、ちょっと攻めが細くなってしまった」と残念がった。今期は2次予選からスタートし、佐々木慎七段、八代弥七段を下して6回目のリーグ入りを果たした。いきなり、難敵との対戦で黒星スタートとなった。
https://www.youtube.com/watch?v=ddKouXezD0U
「2局目以降、気を取り直して1局1局丁寧に指していきたい」と話していた。 [2021年9月27日19時27分]
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