ウェブニュースより
大相撲秋場所 照ノ富士2敗守る 千秋楽勝てば2場所ぶり優勝 ―― 大相撲秋場所14日目、単独トップの横綱 照ノ富士が大関 貴景勝に上手投げで勝って2敗を守りました。26日の千秋楽で、先に土俵に上がる3敗の平幕 妙義龍が敗れるか、結びの一番で照ノ富士が勝てば照ノ富士の2場所ぶり5回目の優勝が決まります。
中入り後の勝敗です。
▽琴恵光に徳勝龍は徳勝龍がはたき込み。
▽千代の国に碧山は碧山につき手があって千代の国が勝ちました。
☆千代の国「(つき手の決まり手に)あっという感じですね。(2桁王手で)しっかり明日の一番、集中していきたい」
▽翔猿に一山本は翔猿が押し倒し。
☆翔猿「(土俵際の際どい勝負も)分かりました。どんどん攻めていこうと思っていたんで、よかったです」
▽剣翔に志摩ノ海は志摩ノ海が寄り切り。
▽照強に千代ノ皇は照強が掛け投げ。
▽魁聖に宇良は宇良が足取りで勝ちました。
▽英乃海に千代翔馬は千代翔馬が上手投げ。英乃海は負け越しました。
★英乃海「上手を取れなかったというか、自分の組み手じゃなかった。差し負けたのが悪かった。残すのが精いっぱいだった」
▽宝富士に輝は宝富士が突き落とし。輝は負け越しです。
☆宝富士「(7勝7敗で千秋楽)拾ったチャンスを生かして、思い切り相撲をとって勝ちたいです」
▽千代丸に玉鷲は千代丸が引き落としで勝ち越しました。
☆千代丸「流れというか、落ち着いて相手を見て対応しようと思った。今日で勝ち越したい思いがあった。いい意味で緊張感がありました」
▽大栄翔に豊山は大栄翔が押し出し。
☆大栄翔「しっかり前に出れたので良かったと思う。休まずに先に先に攻めた。(千秋楽で2桁懸かるが)思い切って相撲を取りたい」
▽霧馬山に栃ノ心は霧馬山が外掛けで勝ち越しました。
☆霧馬山「当たって我慢してまわし取って、良かったと思う。きれいに決めて良かった」
▽千代大龍に豊昇龍は豊昇龍がとったり。
▽隆の勝に若隆景は若隆景がはたき込みで勝ち越しです。
▽小結・逸ノ城に遠藤は逸ノ城が突き落としで勝ち越しました。遠藤は4敗に後退です。
▽隠岐の海に関脇 御嶽海は隠岐の海が下手投げ。
☆隠岐の海「左差せて良かった。前に出れたので良かったです。最後の一番があるので明日も集中したい」
▽関脇 明生に阿武咲は明生がはたき込み。阿武咲は4敗に後退しました。
▽妙義龍に大関 正代は妙義龍が寄り切りで3敗を守りました。
▽ただ1人2敗の横綱 照ノ富士に大関 貴景勝は、照ノ富士が上手投げで勝ちました。
秋場所は26日の千秋楽で、先に土俵に上がり新関脇・明生と対戦する妙義龍が敗れるか、結びの一番で照ノ富士が勝てば、照ノ富士の2場所ぶり5回目の優勝が決まります。
また、「本割」で妙義龍が勝って照ノ富士が敗れれば、優勝決定戦にもつれ込みます。
各力士の談話
宇良は6勝目をあげ「毎日同じ気持ちでやっている。最後まで無事に取りきって終わりたい」と話していました。
前頭16枚目で勝ち越した千代丸は「あとがなかったので、きょう勝ち越したいというのはあった。一番でも多く勝って少しでも上に上がりたいのであしたまで集中して頑張りたい」と気を引き締めていました。
霧馬山も連敗を3で止めて勝ち越しを決め「連敗で結構つらかったですが、きょう勝ってよかったです。あした最後なので思い切り相撲取っていきたい」とうれしそうでした。
同じく勝ち越しを決めた若隆景は「あしたがあるので、しっかり集中して、1日一番取りきる」と千秋楽を見据えました。
阿武咲は4敗となり「ついていけなかった自分が悪い。頭には完全になかった。自分が強かったら、残っているので、1から頑張るだけです。前に出る相撲を取りきりたい」と潔く話していました。
関脇・御嶽海に勝って11場所ぶりのふた桁白星をあげた隠岐の海は「最後悪ければ意味がないので振り返るよりもあしたを集中してやりたい」とあくまで冷静でした。
大関・正代に勝って3敗を守った妙義龍は「相手は大関だから思い切っていくのは当たり前で大関戦を組んでくれたことに感謝してやりました。自分のやってきたことを信じて土俵に上がりました」と話し、優勝争いについては「初めてのことなのでどうこうはないですが気分よくあしたも場所に入りたい」と話していました。
敗れた正代は「うまく取られましたね。ここ最近、連敗していた相手だったので、いいイメージは持っていなかった。きょうの相撲はいちばん出してはいけない相撲」と反省していました。
貴景勝は、横綱・照ノ富士に敗れて6敗となり「またあしたあるので。集中して。15日間同じ気持ちでやる」と話していました。 【NHK NEWS WEB 2021年9月25日 23時06分 】
藤井聡太3冠がJT杯初4強「うまくつながる形になった」千田七段下す ―― 「将棋日本シリーズJTプロ公式戦(JT杯)」の2回戦、藤井聡太3冠(王位・叡王・棋聖=19)対千田翔太七段(27)戦が25日、都内で行われた。対局は先手の藤井が113手で勝ち、JT杯初の4強入りを果たした。11月3日、名古屋市で行われる予定の準決勝では永瀬拓矢王座(29)と対戦する。
タイトルホルダーの藤井は1回戦シードのため、ここから登場。1回戦で羽生善治九段(50)を破って進出してきた千田を相手に、相掛かりの出だしから小刻みに攻め続けてリードを広げ、押し切った。終局後、「攻めが細いところもありましたが、最後はうまくつながる形になったと思います」と振り返った。
対する千田は、「玉を上部に逃げ出す狙いが実現せず、かえって中途半端になってしまた」と話した。
https://www.youtube.com/watch?v=U1ejgkXAAFo
この公式戦は前年度のJT杯覇者である豊島将之竜王(31)以下、今年2月28日時点での8大タイトル(竜王・名人・王位・王座・棋王・叡王・王将・棋聖)の保持者、20年の賞金ランキング上位者の計12人による勝ち抜き戦。コロナ禍で実現できていない場所もあるが、本来なら地方を転戦してトップ棋士同士の対戦をすべて公開対局で行う。
もう一方の準決勝は10月16日、大阪市(予定)で豊島竜王と渡辺明名人(37)が対戦する。決勝は11月21日、千葉市「幕張メッセ」の予定。優勝賞金500万円、準優勝150万円。 [日刊スポーツ 2021年9月25日18時32分]
sechin@nethome.ne.jp です。
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