瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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再和楊公濟梅花十絶  蘇軾

  湖面初驚片片飛  湖面初めて驚く片片と飛ぶを

  樽前吹折最繁枝  樽前に吹折す最も繁き枝を

  何人會得春風意  何人か會し得たる春風の意を

  怕見梅黃雨細時  怕れ見る梅は黃に雨は細やかなる時を

 

再び楊公濟の梅花に和す十絶  蘇軾

気が付けば湖面には花びらが散り飛んでいる、

酒樽を前にして葉っぱの良く茂った枝を折ろう、

誰が春風の気持ちを察してやれるだろう、

梅が黄ばみ雨が降り込めるのを見るのはいやなものだと

 

元祐六年(1091)、杭州在任中の作。楊公濟はこの時杭州通判(副知事)、詩を良くした人で、蘇軾は彼の書いた梅花の詩に和して十首の絶句を作ったといいます。

 

梅花      王安石

牆角數枝梅、  牆角(しゃうかく)數枝の梅、

凌寒獨自開。  寒を凌(しの)ぎて  獨(ひと)り自(みづから 開く。

遙知不是雪、  遙かに知る  是(これ) 雪ならず、

爲有暗香來。  暗香(あんかう)の來きたる 有るが 爲(ため)なり。

 

   梅花    王安石

垣根のかどの数本の梅の枝。

寒さをものともせずに、ひとり花を咲かせている。

遠くからでも、それが雪ではないとわかるのは、

漂って来るほのかな香りがあるからだ。

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つぶやき39
 今日はとても楽しいひと時をありがとうございました。
ずいぶんと長居してしまい、すみませんでした。
教えて頂いた事、忘れないようにパソコンのメモ帳に記しておこうと思います。
 先生がお作りになった本の最後の部分にプロメテウスについての記述がありましたが、
私の大好きなロックバンド(ラスト アライアンスという名前です)も歌っています。

♪プロメテウス♪

遥か昔のギリシャの神話 信念を貫く勇者
全能の独裁者に立ち向かう 正義のレジスタンス
「先を知る能力者」は自らの悲しい末路を全て覚悟しながら
僕らの尊厳を守るために火を奪い処刑された
プロメテウス、あなたが僕らに与えた炎は
今姿を変えて争いを生み心に穴を開ける 変えたのは僕らだ
・中略・
生きるために生まれた武器は 利権をただ奪い合う道具に成り下がり
伝え合う言葉から生まれた思想が争いを生み
・中略・
プロメテウス、あなたがのそんでいた未来を 今、僕らは歩んでいますか?
・中略・
過ちを犯して僕らが進む幾重のパラレルワールド
そこには暴力を打ち消す希望があると信じたいんだ
プロメテウス、あなたが僕らに与えた炎で
少しでも正しき道を灯し明日も僕らは歩く

 これはアップテンポな曲ですが、聴いていると涙がこぼれることがあります。
プロメテウスがガッカリしないような世界を作っていけたらなぁと心底思います。
いつも最後までお読み下さり、ありがとうございます。

Kより(*^_^*)
K 2014/02/03(Mon) 編集
プロフィール
ハンドルネーム:
目高 拙痴无
年齢:
92
誕生日:
1932/02/04
自己紹介:
くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
 sechin@nethome.ne.jp です。


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