ウェブニュースより
米中間選挙 トランプ共和、下院敗北 「米国第一」に厳しい審判 ―― 米中間選挙は六日投開票され、「米国第一」を掲げるトランプ米政権と共和党は上院で多数派を確保した一方、下院は過半数割れとなり、民主党に敗北した。民主党は八年ぶりに下院を奪還し、上院と下院の多数派が異なる「ねじれ議会」が復活する。政策実現には民主党の協力が不可欠となり、トランプ氏は内外の政策運営で難しいかじ取りを迫られる。
今回の選挙では、上院(定数一〇〇)の三分の一に補選を含めた三十五議席、下院(定数四三五)は全議席が改選された。
米メディアによると、七日午前十時(日本時間八日午前零時)現在、下院は民主党が二百二十二議席を固めて過半数(二一八)を突破した。共和党は百九十九議席が当選確実。
上院は共和党が五十一議席を固めたのに対し、民主党が四十五議席。共和党はテキサスやテネシーなどの激戦州を制したほか、インディアナやノースダコタでは民主現職から議席を奪うなどし、過半数を維持した。
民主党下院トップのペロシ院内総務は六日夜、支持者らを前に「米国は明日から新しい日になる」と勝利宣言。下院奪還により「トランプ政権へのチェックとバランス機能が復活する」と意義を説いた。
一方、トランプ氏は選挙結果を受け、六日夜のツイッターに「とてつもない成功だ」と投稿。七日朝にも投稿を連発し、「もし民主党が下院で納税者のお金を無駄な調査に使うなら、われわれは上院で彼らの極秘情報を調べることを考えざるを得ない。双方のゲームだ!」と挑発した。
米紙ニューヨーク・タイムズによると、今回の中間選挙での期日前投票は約三千九百万人となり、前回二〇一四年の二千七百万人を大きく上回った。フロリダ大などの研究チームの推計によると、投票率は47・3%で過去五十年間で最高水準とみられる。 (東京新聞 2018年11月8日 07時01分)
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