九州場所4日目の勝敗結果は次の通りでした。
稀勢の里、屈辱の初日から4連敗に無言 行司軍配差し違えで栃煌山に黒星 ―― 初日から3連敗の東横綱・稀勢の里(32)=田子ノ浦=が、行司軍配差し違えで東前頭2枚目・栃煌山(31)=春日野=にすくい投げで敗れて、4連敗となった。稀勢の里は立ち合いから攻め込んだが、土俵際で劣勢の栃煌山がすくい投げ。軍配は一度、稀勢の里に上がったが、物言いがつき協議の結果、栃煌山の足が土俵を割るより、稀勢の里の左肩が早く落ちており、行司差し違えで悪夢の4連敗となった。
審判長のアナウンスが流れると、館内は異様なざわめきに包まれ、稀勢の里は真一文字にして、伏し目がちに支度部屋へ。報道陣の質問にも無言を貫いて、会場をあとにした。
横綱の初日からの4連敗(不戦敗除く)は史上初の不名誉な記録で、途中休場も避けられない苦境に立たされた。休場を選択すれば、8場所連続休場明けの秋場所で10勝を挙げて沈静化していた進退問題が再燃することは確実だ。 〔2018年11月14日 18時5分 スポーツ報知〕
稀勢の里が屈辱4連敗 高安、貴景勝、栃煌山4連勝 ―― 一人横綱で臨んでいる稀勢の里(32=田子ノ浦)が悪夢の4連敗を喫した。前頭2枚目栃煌山(31=春日野)に対し、軍配は1度、稀勢の里に上がったが、物言いの末、軍配差し違えで敗れた。
横綱の初日からの4連敗(不戦敗を除く)は31年の宮城山以来、87年ぶり。1場所15日制になって以降は初。
大関高安(28=田子ノ浦)は初顔合わせの前頭3枚目錦木(28=伊勢ノ海)をはたき込んで4連勝を飾った。
大関栃ノ心(31=春日野)は小結魁聖(31=友綱)を寄り切って3勝1敗とした。
大関豪栄道(32=境川)は前頭2枚目玉鷲(33=片男波)をはたき込んで2勝2敗とした。
横綱、大関を倒して勢いに乗る小結貴景勝(22)は、前頭4枚目正代(26=時津風)を押し出し4連勝とした。
人気力士の前頭12枚目遠藤(27=追手風)は同13枚目隆の勝(23=千賀ノ浦)を押し出し2勝2敗とした。
[日刊スポーツ 2018年11月14日18時8分]
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