ウェブニュースより
藤井七段C級1組白星発進、W杯が「気分転換に」 ―― 史上最年少プロ棋士、藤井聡太七段(15)が3日、大阪市の関西将棋会館で指された第77期名人戦順位戦C級1組2回戦で豊川孝弘七段(51)を破り、2期連続昇級に向けて白星発進した。
本年度成績は10勝1敗(未放映のテレビ対局を除く)。
昨年、C級2組を1期で抜け藤井がC級1組初戦を白星で飾った。同1回戦は6月18日に大阪北部地震が発生した影響で延期になっていた。
落ち着いた指し回しで激戦を制した藤井は「自信のない展開が続いていたが、最後はなんとか制することができた」と振り返った。
https://www.youtube.com/watch?v=jZlAYJBN6sA
順位戦は最上位のA級からC級2組までの5クラスに分かれて戦い、A級の優勝者が名人挑戦者となる。1年1期で各組のリーグ戦10回戦を行い、成績によってそれぞれ昇級、降級をする。「飛び級」はない。C組1組には39人が参加し39人が10回戦を戦う。成績上位2人だけがB級2組に昇級できる。昇級するには全勝もしくはそれに近い成績が必要となる。
藤井は名人への長く険しい道程について「今期も一局一局を全力で戦いたい」と意気込んだ。藤井が毎年昇級すると、最短で4年後の19歳で名人への挑戦者となることができる。
ネットでの将棋解説ではオヤジギャクを連発し、注目を浴びる豊川は「終わってみれば完敗です。長渕剛です」。ガックリしながらも長渕のヒット曲をもじった一発ギャグを披露した。
W杯ロシア大会での日本代表の戦いを観戦しているという藤井は「すごく気分転換になっています」。次戦は7日、王座戦挑戦者決定トーナメント準決勝で若手のホープ、斎藤慎太郎七段(25)と対戦する。「大きな注目をされますけど、しっかり落ち着いて指したい」。勝てばタイトル初挑戦まであと1勝となる。 [日刊スポーツ 2018年7月4日0時22分]
sechin@nethome.ne.jp です。
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