瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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三字決まり (37句)
079 あきかぜに たなびくくもの たえまより   もれいづるつきの かげのさやけさ
001 あきのたの かりほのいほの とまをあらみ  わがころもでは つゆにぬれつつ
039 あさぢふの をののしのはら しのぶれど   あまりてなどか ひとのこひしき
078 あはぢしま かよふちどりの なくこゑに   いくよれざめぬ すまのせきもり
045 あはれとも いふべきひとは おもほえで   みのいたづらに なりぬべきかな
044 あふことの たえてしなくば なかなかに   ひとをもみをも うらみざらまし
012 あまつかぜ くものかよひぢ ふきとぢよ   をとめのすがた しばしとどめむ
007 あまのはら ふりさけみれば かすがなる   みかさのやまに いでしつきかも
056 あらざらむ このよのほかの おもひでに   いまひとたびの あふこともがな
069 あらしふく みむろのやまの もみぢばは   たつたのかはの にしきなりけり
030 ありあけの つれなくみえし わかれより   あかつきばかり うきものはなし
058 ありまやま ゐなのささはら かぜふけば   いでそよひとを わすれやはする
021 いまこむと いひしばかりに ながつきの   ありあけのつきを まちいでつるかな
063 いまはただ おもひたえなむ とばかりを   ひとづてならで いふよしもがな
060 おほえやま いくののみちの とほければ   まだふみもみず あまのはしだて
095 おほけなく うきよのたみに おほふかな   わがたつそまに すみぞめのそで
098 かぜそよぐ ならのをがはの ゆふぐれは   みそぎぞなつの しるしなりける
048 かぜをいたみ いはうつなみの おのれのみ  くだけてものを おもふころかな
080 ながからむ  こころもしらず  くろかみの  みだれてけさは ものをこそおもへ
084 ながらへば またこのごろや しのばれむ   うしとみしよぞ いまはこひしき
053 なげきつつ ひとりぬるよの あくるまは   いかにひさしき ものとかはしる
086 なげけとて つきやはものを おもはする   かこちがほなる わがなみだかな
025 なにしおはば あふさかやまの さねかづら  ひとにしられで くるよしもがな
096 はなさそふ あらしのにはの ゆきならで   ふりゆくものは わがみなりけり
009 はなのいろは うつりにけりな いたづらに  わがみよにふる ながめせしまに
002 はるすぎて なつきにけらし しろたへの   ころもほすてふ あまのかぐやま
067 はるのよの ゆめばかりなる たまくらに   かひなくたたむ なこそをしけれ
035 ひとはいさ こころもしらず ふるさとは   はなぞむかしの かににほひける
099 ひともをし ひともうらめし あぢきなく   よをおもふゆゑに ものおもふみは
049 みかきもり ゑじのたくひの よるはもえて  ひるはきえつつ ものをこそおもへ
027 みかのはら わきてながるる いづみがは   いつみきとてか こひしかるらむ
032 やまがはに かぜのかけたる しがらみは   ながれもあへぬ もみぢなりけり
028 やまざとは ふゆぞさびしさ まさりける   ひとめもくさも かれぬとおもへば
008 わがいほは みやこのたつみ しかぞすむ   よをうぢやまと ひとはいふなり
092 わがそでは しほひにみえぬ おきのいしの  ひとこそしらね かわくまもなし
038 わすらるる みをばおもはず ちかひてし   ひとのいのちの をしくもあるかな
054 わすれじの ゆくすゑまでは かたければ   けふをかぎりの いのちともがな

四字決まり (6句)
029 こころあてに をらばやをらむ はつしもの  おきまどはせる しらぎくのはな
068 こころにも あらでうきよに ながらへば   こひしかるべき よはのつきかな
075 ちぎりおきし させもがつゆを いのちにて  あはれことしの あきもいぬめり
042 ちぎりきな かたみにそでを しぼりつつ   すゑのまつやま なみこさじとは
088 なにはえの あしのかりねの ひとよゆゑ   みをつくしてや こひわたるべき
019 なにはがた みじかきあしの ふしのまも   あはでこのよを すぐしてよとや

五字決まり (2句)
093 よのなかは つねにもがもな なぎさこぐ   あまのをぶねの つなでかなしも
083 よのなかよ みちこそなけれ おもひいる   やまのおくにも しかぞなくなる

六字決まり (6)
031 あさぼらけ ありあけのつきと みるまでに  よしののさとに ふれるしらゆき
064 あさぼらけ うぢのかはぎり たえだえに   あらはれわたる せぜのあじろぎ
015 きみがため はるののにいでて わかなつむ  わがころもでに ゆきはふりつつ
050 きみがため をしからざりし いのちさへ   ながくもがなと おもひけるかな
076 わたのはら こぎいでてみれば ひさかたの  くもゐにまがふ おきつしらなみ
011 わたのはら やそしまかけて こぎいでぬと  ひとにはつげよ あまのつりぶね


 


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プロフィール
ハンドルネーム:
目高 拙痴无
年齢:
92
誕生日:
1932/02/04
自己紹介:
くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
 sechin@nethome.ne.jp です。


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