浜木綿(はまゆう)を詠んだ歌
浜木綿(はまゆう)は、ヒガンバナ科ハマオモト属の多年草のハマオモトです。浜辺に生えます。光沢のある葉の間から太い茎のように見える偽茎を伸ばし、その先に細く白い花を咲かせます。万葉集には1首だけに登場です。
「浜のオモト(万年青)」という意味だそうです。ちなみに、オモト(万年青)はユリ科の多年草です。
浜木綿(はまゆふ)の名は、浜の木綿(ゆふ)からつけられたと考えられています。木綿(ゆふ)は、木の繊維(せんい)から作った布を言います。
巻4-0496:み熊野の浦の浜木綿百重なす心は思へど直に逢はぬかも
◎ 題詞には「柿本朝臣人麻呂の歌4首」とあります。「朝臣」は八色の姓の1つです。
熊野は熊野古道で有名な紀伊半島南岸部です。浜木綿(ハマユウ)は温暖な海浜によく見られるヒガンバナ科の多年草です。真っ直ぐに伸びた茎の先から複数の花つけ、白く細長い6枚の花被を持ちのす。「百重なす」はその葉の様子を指しています。
この歌は心の状態を比喩的に述べています。熊野は飛鳥ないし大和から遠く離れた場所であり、熊野にいて詠った切実さがこめられているのでしょう。
ウェブニュースより
横綱白鵬が優勝争いの中心/大相撲春場所見どころ ―― 大相撲春場所は14日に初日を迎える。3月の春場所は本来、大阪で行われるが、新型コロナウイルス感染予防のため力士らは東京にとどまり、両国国技館で行われる。横綱鶴竜は休場するが、今場所の見どころはいくつもある。
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<優勝争い> 本来の力が戻っていれば、横綱白鵬が優勝争いの中心になる。4場所連続で休場していたため、相撲勘はどこまで戻るか。初日は、初場所優勝の小結大栄翔との対戦が組まれた。
<昇進、かど番> 関脇照ノ富士は、大関復帰をかけた本場所になる。「直近3場所を三役で33勝」が大関昇進の目安になるが、33勝まであと9勝。2桁勝てば、大関の座が見えてきそうだ。
大関貴景勝は、かど番で迎える。体重を17キロしぼった影響はどう出るか。
<兄弟幕内> 英乃海が幕内に復帰したことで、弟の翔猿と史上9組目となる兄弟同時幕内を実現した。英乃海は5場所目の幕内で、初の勝ち越しがかかる。
<元幕内力士の復帰> 元小結の阿炎が、西幕下56枚目で復帰する。昨年7月場所中、新型コロナウイルス感染対策ガイドラインに違反し、3場所連続休場処分を受けていた。初日は、東幕下56枚目泉川との対戦が組まれた。
元幕内の友風は西序二段55枚目から、1年4カ月ぶりに復帰。右膝関節脱臼の重傷を負い、7場所連続休場から再起した。
<部屋の移転、師匠交代など> 貴景勝、隆の勝らが所属する常盤山部屋は、本場所前に東京・台東区から板橋区に移転した。国技館からやや遠くなったが、影響はあるか? 時津風部屋は、前師匠の不祥事により師匠が交代して初めて迎える本場所になる。峰崎部屋は師匠の定年を控え、春場所後に力士は芝田山部屋に転籍する。東関部屋は春場所を最後に閉鎖となり、力士は八角部屋に移籍する。どちらの所属力士も、現所属最後の場所で奮闘したい。
<親方ちゃんねるは?> 日本相撲協会はYouTubeに公式チャンネルがあり、本場所中は「親方ちゃんねる取組生配信」が人気コンテンツの1つだが、13日午後7時現在、「三月場所の配信につきましては現在未定です。予定が決まり次第、お知らせいたします。」としている。主要キャストだった小野川親方(元北太樹)と音羽山親方(元天鎧鵬)が新型コロナウイルス感染のため全休が決まったほか、社会貢献部の親方衆が4日目まで休場するため、調整が続いているとみられる。 [日刊スポーツ 2021年3月13日20時4分]
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