瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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 天気はどうやら回復したらしい。桜橋を渡り、墨堤通りを北上。
1fe3b334.jpg 墨堤通りに「白鬚神社御祭禮」の幟が立てられているところを見ると白鬚神社も間もなく夏祭りらしい。どうやら、6月の第1土・日が大祭の日であるということである。千年余の昔、天暦5(951)年、近江国志賀郡境打颪(滋賀県高島市)琵琶湖湖畔に鎮座する白鬚神社の御分霊として祀ったのが、向島鎮座・白鬚神社の始まりといわれ、主祭神・猿田彦大神は、古事記や日本書紀などによれば、正しい方位を示す国土開拓の神として記されいる。人を正しく導くことが叶うとのことから、旅立安全・交通安全・商売繁昌・方災除の神として広く信仰を集めているのだという。
669d7525.jpg 東白鬚公園に入り、梅若橋の下道を通って何時もとは反対側の水神大橋の上流側の歩道に出た。ここで隅田川は大きく曲がり南北から東西へと流れを変える。この彎曲部が鐘ヶ淵と呼ばれた旧綾瀬川と合流する所である。

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 汐入公園を少し散策していると、胡録トンネルの上の展望台に出た。ここからすぐ下に「さくらばし」北詰が見える。先日とは逆の方向からこの橋を渡ってみることにした。ここの「さくらばし」は蛇行していてかなり長く、全長が1120m、凡そ15分ほどかかり、橋を渡りながら周りの景色が展望できる。
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2d18d38b.jpg 「さくらばし」を渡り切った左側はバーベキュー広場になっているが、右側の広場に何やらモニュメントらしきものがあるので、近寄ってみた。昼間しか使えないこと、晴天時しか使えないことを除けば、古代以来、誰でも見たり使ったりできる時計は日時計のみであった。いまは、何処の公園や広場でも見られるいろいろな日時計があるが、ここの日時計は Sun Sculpture(サンスカルブチュアー・太陽の彫刻)と銘打って置かれている。
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49fd037e.jpg 瑞光トンネル上の展望台から石濱神社の前に通じる道を南下して瑞光橋に出た。隅田川貨物駅は明治30年に石炭の集散地として開設された駅である。鉄道(常磐線)と隅田川の水運を結びつける構造をもち、そのための運河が造られた(昭和28年)。元来この地域は土地が低く、運河の護岸は荷物の揚げ下ろしの関係上、低く造られていたため、満潮時には付近に浸水し、さらに台風などの異常な高潮時には南千住ばかりでなく、浅草方面まで被害をこうむっていた。水門は、この水害を防ぐために建造されたのである。しかし貨物の輸送が船による河川輸送から鉄道 ・トラックによるコンテナ輸送に切り替わると、運河は不用となり昭和45年ごろには全て埋め立てられ、水門もその役割を終えたのである。現在は橋の西側の一帯は瑞光橋公園となっている。
0c6b9f2a.jpg 石濱神社の境内を抜けて、明治通りを横切ると、そのまま街中を南下して、帰宅した。橋場は今月末の石濱神社の祭礼で、今戸は来月5~7日の祭礼で賑わうことであろう。
 今日の記録は10932歩、7.1㎞。
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目高 拙痴无
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1932/02/04
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