瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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 今の季節は太陽が、一番来たに偏る時期である。昨日は降ったり止んだりで、1日中家に閉じ込められていたせいか、未だ4時半だというのに妙に外が明るく感じられる。
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366498ac.jpg 何時ものように隅田公園を南下、駒形橋を渡って、隅田区役所の裏手に来ると、何時も見慣れているはずの吾妻橋が朝日を受けて、鮮やかに見える。枕橋を渡って、水戸邸庭園の池の周りをひと回りしてみる。白鳥が身づくろいをしていたが、これも朝日をうけて白い色が目を刺すように鮮やかである。名前は判らぬが、番(つがい)の水鳥もいる。一月前まではユリカモメも見られたのだが、最近はすっかりいなくなった。この辺りはもう夏になり、北国のほうへ移動したのだろう。
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1f1afadc.jpg 川沿いの遊歩道に戻ると、言問橋も桜橋も久し振りの太陽を反射して、何時もより美しく感じる。桜橋にはあれだけ沢山いたユリカモメが全然見られなくなった。
52ea8d25.JPG ユリカモメは渡り鳥で冬鳥ということだがこの地に来るときは全体が白い羽毛で包まれているが、冬を越すと、換羽毛の時期は個体差があるが、頭の黒い夏羽毛になって、姿を消してしまう。入れ替わりに依然は燕が街中を飛び交ったものだが、最近はとんと見かけなくなった。
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848fe957.JPG 墨堤通りに出ると、アサヒビール配送場を過ぎた付近から白鬚神社の図子区分が始る。今日は白鬚神社の祭礼で、通り越しに見ると神社の前には屋台が並んでいた。白鬚神社の祭りには、都内の他の神社の祭礼にはあまり見られない、独特な特色が見られる。それは祭りを運営する氏子組織が、「図子(ずし)」と呼ばれる小地域単位に分かれているということである。図子は23区内北部地域によく見られる、伝統的な基本コミュニティ単位であって、足立区などではこれを「厨子」と表記しているが、各氏子町内(町内会)の範囲などよりはずっとせまく、さりとて郊外農村部の村組・隣保班の範囲よりは広い地域単位である。ほぼ都心部の「丁目」の範囲に相当するといってもよいかもしれない。白鬚神社の諸祭礼の運営を、古くからささえてきたのは計12の図子であるという。
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8b723713.jpg 明治通りに出るとここを西に向う。白鬚橋にかかるところで、今しも白鬚橋を渡ってくるワンさんと出会う。1・2分話しただけで、白鬚橋を渡り、明治通りの清川2丁目の交差点から南進して、今戸神社の前を通って帰宅した。本日の記録は10504歩、6.8㎞。
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目高 拙痴无
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92
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1932/02/04
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くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
 sechin@nethome.ne.jp です。


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