瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
本日は朝から小雨模様。天気予報に拠ると一日中降ったり止んだりの天気らしい。
中国、前漢代の説話集で儒教的立場から様々の伝説・故事を収録した劉向(りゆうきよう)編の「説苑(ぜいえん)」の談叢(だんそう)に曰く、「梟(ふくろう)あり、鳩に逢ふ。鳩が曰く、『汝は是より何所へか行く』/梟、答へて曰く、『我は之より東の方へ移らん』と。/鳩が曰く、『如何なる故ぞ。』/梟また答へて曰く、『郷人が皆鳴く声を嫌ふが故なり。』/鳩は曰く、『汝、鳴く声を改めればよからん。鳴く声を改める事能はずば、たとへ東に移るとも尚、汝が声を悪(にく)まれん』と言へり。」
オバマ大統領が来日した。「疾行(しっこう)には善迹(ぜんせき)なし」とて、普天間基地問題は先送りされるらしい。今朝のウェブニュース、毎日jpに曰く、「日米首脳会談:同盟の深化へ協議開始 普天間移設は先送り ―― 鳩山由紀夫首相は13日夜、オバマ米大統領と首相官邸で約1時間半会談した。首相は10年の日米安全保障条約改定50年に向け日米同盟の深化を目指す政府間協議を始めることを提案し、大統領も同意した。両首脳は同盟関係を基礎に、地球温暖化対策や核軍縮など世界規模の課題で日米協力を進めることで一致。懸案の米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題は結論を先送りしたが、同県名護市辺野古に移設する日米合意通りの早期決着を大統領が迫る場面もあり、日米間の認識の違いも残した。/政府関係者によると、普天間問題は大統領が取り上げ「早ければ早いほどいい結論が出せる。そうすれば新しいテーマに移ることもできる」と指摘。首相は「前政権の合意は重要だが(衆院)選挙で県外・国外(移設)と言ったことも理解してほしい。沖縄県民の期待も高まっている。必ず答えは出すので私を信頼してほしい」と述べ、日米の閣僚級作業グループを設置して協議し早期の解決を図ることを確認した。/一方で両首脳は同盟協力の強化をアピール。会談後、共同記者会見を行い、首相は「日本外交にとって日米同盟がすべての礎だ。世界環境の変化によって日米同盟をさらに深化・発展させ、建設的、未来志向の新しい日米同盟を作り上げていきたい」、大統領も「両国だけでなくアジア太平洋地域の安定と繁栄のための基軸だ。同盟関係を強化し、新たなパートナーシップを作りたい」と強調した。/また、首相は海上自衛隊によるインド洋の給油活動に代えアフガニスタンへの民生支援を充実させる方針を説明。5年間で50億ドル拠出することを伝え、大統領は謝意を表した。/核軍縮では、大統領が「首相と『核のない世界』というビジョンを共有している」と表明した。首相は「日本国民も期待しているので、機会があればぜひ行っていただきたい」と広島、長崎訪問を要請。大統領は「将来、訪問できれば名誉なことだが、短期的には訪れる計画はない」と述べるにとどめた。/首相は「東アジア共同体構想」について「アジアにおける米国の存在が高まることを期待したい」と米国の関与を前提としていることを強調。大統領も「アジアの重要なプレーヤーとして積極的に関与していく」と応じた。/オバマ大統領は13日午後、大統領専用機で羽田空港に到着した。1月の就任後、初の来日。鳩山首相との会談は9月の米ニューヨーク以来2回目。アジア歴訪の皮切りで、14日に東京都内でアジア政策演説を行い、シンガポールに向かう。」
また、午後のウェブニュース産経ニュースに曰く、「オバマ大統領「拉致」解決求める 都内で演説、日米同盟を強調 ―― 来日中のオバマ米大統領は14日、都内のサントリーホールで、米国のアジア政策について演説し、アジア太平洋地域への関与の基本は「揺るぎない日米同盟にある」と強調するとともに、同地域において米国が指導的役割を果たす決意を示した。北朝鮮に対しては、核問題をめぐる6カ国協議への復帰と日本人拉致事件の解決を求めた。さらに、日本と協力して「核兵器なき世界」の実現に向けて取り組む考えを表明した。/オバマ大統領はハワイで生まれ、少年時代をインドネシアで暮らしたことに触れ、自らのアジア太平洋地域との結びつきの強さをアピールした。そのうえで、共通の価値観に基づく日本などとの同盟関係を強化すると同時に、地域の諸国とのパートナーシップを構築していくと述べた。/北朝鮮の核問題では「脅しに屈しない」と述べ、北朝鮮に対して6カ国協議への復帰とともに核放棄を約束した協議の合意順守を求めた。また、北朝鮮と日本との国交正常化は、拉致事件の解決が前提との立場を表明した。/大統領は「日米両国ほど核兵器がどのようなものか知っている国はなく、ともに核のない未来を追求しなければならない」と述べ、核廃絶に向けた日米協力の必要性を訴えた。その一方で、核兵器が存在する限り、日本や韓国などへの「効果的な核抑止力を維持する」と明言した。中国については、「封じ込めをする意図はなく、中国との関係強化が(日本などとの)同盟関係を弱めることを意味しない」と指摘とともに、国際社会での中国の役割拡大を歓迎する、とした。中国の人権問題などを取り上げていく考えを示したが、チベット問題には言及しなかった。/ミャンマーに対しては、民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんの無条件解放を要求した。/また、世界経済の回復に向けて、アジア各国に内需拡大型の経済成長を促した。地球温暖化問題では、「すべての国が責任を受け入れなければならない」として、温室効果ガス削減に向けた各国の努力を求めた。/約30分行われた演説には、国会議員をはじめ約1500人が招待された。拉致被害者家族の横田滋さん(77)夫妻も招かれた。オバマ大統領は皇居での天皇皇后両陛下との昼食会後、アジア太平洋経済協力会議(APEC)出席のためシンガポールに向け、14日午後離日する。(2009.11.14 11:25)
中国、前漢代の説話集で儒教的立場から様々の伝説・故事を収録した劉向(りゆうきよう)編の「説苑(ぜいえん)」の談叢(だんそう)に曰く、「梟(ふくろう)あり、鳩に逢ふ。鳩が曰く、『汝は是より何所へか行く』/梟、答へて曰く、『我は之より東の方へ移らん』と。/鳩が曰く、『如何なる故ぞ。』/梟また答へて曰く、『郷人が皆鳴く声を嫌ふが故なり。』/鳩は曰く、『汝、鳴く声を改めればよからん。鳴く声を改める事能はずば、たとへ東に移るとも尚、汝が声を悪(にく)まれん』と言へり。」
オバマ大統領が来日した。「疾行(しっこう)には善迹(ぜんせき)なし」とて、普天間基地問題は先送りされるらしい。今朝のウェブニュース、毎日jpに曰く、「日米首脳会談:同盟の深化へ協議開始 普天間移設は先送り ―― 鳩山由紀夫首相は13日夜、オバマ米大統領と首相官邸で約1時間半会談した。首相は10年の日米安全保障条約改定50年に向け日米同盟の深化を目指す政府間協議を始めることを提案し、大統領も同意した。両首脳は同盟関係を基礎に、地球温暖化対策や核軍縮など世界規模の課題で日米協力を進めることで一致。懸案の米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題は結論を先送りしたが、同県名護市辺野古に移設する日米合意通りの早期決着を大統領が迫る場面もあり、日米間の認識の違いも残した。/政府関係者によると、普天間問題は大統領が取り上げ「早ければ早いほどいい結論が出せる。そうすれば新しいテーマに移ることもできる」と指摘。首相は「前政権の合意は重要だが(衆院)選挙で県外・国外(移設)と言ったことも理解してほしい。沖縄県民の期待も高まっている。必ず答えは出すので私を信頼してほしい」と述べ、日米の閣僚級作業グループを設置して協議し早期の解決を図ることを確認した。/一方で両首脳は同盟協力の強化をアピール。会談後、共同記者会見を行い、首相は「日本外交にとって日米同盟がすべての礎だ。世界環境の変化によって日米同盟をさらに深化・発展させ、建設的、未来志向の新しい日米同盟を作り上げていきたい」、大統領も「両国だけでなくアジア太平洋地域の安定と繁栄のための基軸だ。同盟関係を強化し、新たなパートナーシップを作りたい」と強調した。/また、首相は海上自衛隊によるインド洋の給油活動に代えアフガニスタンへの民生支援を充実させる方針を説明。5年間で50億ドル拠出することを伝え、大統領は謝意を表した。/核軍縮では、大統領が「首相と『核のない世界』というビジョンを共有している」と表明した。首相は「日本国民も期待しているので、機会があればぜひ行っていただきたい」と広島、長崎訪問を要請。大統領は「将来、訪問できれば名誉なことだが、短期的には訪れる計画はない」と述べるにとどめた。/首相は「東アジア共同体構想」について「アジアにおける米国の存在が高まることを期待したい」と米国の関与を前提としていることを強調。大統領も「アジアの重要なプレーヤーとして積極的に関与していく」と応じた。/オバマ大統領は13日午後、大統領専用機で羽田空港に到着した。1月の就任後、初の来日。鳩山首相との会談は9月の米ニューヨーク以来2回目。アジア歴訪の皮切りで、14日に東京都内でアジア政策演説を行い、シンガポールに向かう。」
また、午後のウェブニュース産経ニュースに曰く、「オバマ大統領「拉致」解決求める 都内で演説、日米同盟を強調 ―― 来日中のオバマ米大統領は14日、都内のサントリーホールで、米国のアジア政策について演説し、アジア太平洋地域への関与の基本は「揺るぎない日米同盟にある」と強調するとともに、同地域において米国が指導的役割を果たす決意を示した。北朝鮮に対しては、核問題をめぐる6カ国協議への復帰と日本人拉致事件の解決を求めた。さらに、日本と協力して「核兵器なき世界」の実現に向けて取り組む考えを表明した。/オバマ大統領はハワイで生まれ、少年時代をインドネシアで暮らしたことに触れ、自らのアジア太平洋地域との結びつきの強さをアピールした。そのうえで、共通の価値観に基づく日本などとの同盟関係を強化すると同時に、地域の諸国とのパートナーシップを構築していくと述べた。/北朝鮮の核問題では「脅しに屈しない」と述べ、北朝鮮に対して6カ国協議への復帰とともに核放棄を約束した協議の合意順守を求めた。また、北朝鮮と日本との国交正常化は、拉致事件の解決が前提との立場を表明した。/大統領は「日米両国ほど核兵器がどのようなものか知っている国はなく、ともに核のない未来を追求しなければならない」と述べ、核廃絶に向けた日米協力の必要性を訴えた。その一方で、核兵器が存在する限り、日本や韓国などへの「効果的な核抑止力を維持する」と明言した。中国については、「封じ込めをする意図はなく、中国との関係強化が(日本などとの)同盟関係を弱めることを意味しない」と指摘とともに、国際社会での中国の役割拡大を歓迎する、とした。中国の人権問題などを取り上げていく考えを示したが、チベット問題には言及しなかった。/ミャンマーに対しては、民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんの無条件解放を要求した。/また、世界経済の回復に向けて、アジア各国に内需拡大型の経済成長を促した。地球温暖化問題では、「すべての国が責任を受け入れなければならない」として、温室効果ガス削減に向けた各国の努力を求めた。/約30分行われた演説には、国会議員をはじめ約1500人が招待された。拉致被害者家族の横田滋さん(77)夫妻も招かれた。オバマ大統領は皇居での天皇皇后両陛下との昼食会後、アジア太平洋経済協力会議(APEC)出席のためシンガポールに向け、14日午後離日する。(2009.11.14 11:25)
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プロフィール
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目高 拙痴无
年齢:
92
誕生日:
1932/02/04
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くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
sechin@nethome.ne.jp です。
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