ウェブニュースより
【大相撲春場所】復帰の貴ノ岩が白星発進「必死でした」 ―― 大相撲春場所初日(11日、大阪府立体育会館)、元横綱日馬富士(33)から頭部などに暴行を受けて2場所連続で休場していた十両貴ノ岩(28=貴乃花)が、十両翔猿(25=追手風)を寄り切って白星発進した。貴ノ岩にとっては3場所ぶりの勝利。頭から強く当たる場面こそなかったものの、幕内上位経験者が格の違いを見せた。
取組後に支度部屋に戻ると「一生懸命やるだけです。一生懸命やるだけ。必死でした」と「一生懸命」「必死」という言葉を何度も繰り返した。
この日の白星にたどりつくまで不安は尽きなかった。京都の宿舎に入ってから稽古を再開したものの、内容は四股やテッポウなどの基礎運動やぶつかり稽古のみ。相撲を取る実戦的な稽古を再開したのは、本番4日前の7日になってから。それも数番取って、感触を確かめるだけだった。
師匠の貴乃花親方(45=元横綱)も愛弟子の出場にあたって「どこまでできるか分からないが、今までの経験と実績を生かしてやってくれると願っている」と話していた。事実上の“ぶっつけ本番”で復帰初白星をつかんだ。十両残留、さらには幕内復帰へ向けて、幸先のいいスタートを切った。 東スポWeb 2018年3月11日 16時43分 (2018年3月12日 10時12分 更新)
春場所初日 2大関が黒星 横綱・鶴竜は白星スタート ―― 大相撲春場所は大阪で初日を迎え、2人の大関がともに敗れる中、ただ1人、横綱で出場している鶴竜は小結の千代大龍に勝って白星でスタートしました。
中入り後の勝敗です。
碧山に十両の旭大星は碧山がはたき込みで勝ちました。
大奄美に英乃海は大奄美が寄り切り。
妙義龍に錦木は錦木が押し倒し。
勢に蒼国来は勢が寄り切りで勝ちました。
大翔丸に朝乃山は大翔丸が押し出し。
石浦に琴勇輝は石浦が引っ掛けで勝ちました。
豊山に千代の国は千代の国がはたき込み。
千代翔馬に栃煌山は栃煌山が押し倒し。
隠岐の海に竜電は竜電が寄り切りで勝ちました。
輝に大栄翔は大栄翔がはたき込み。
阿炎に嘉風は阿炎が押し倒し。
魁聖に北勝富士は魁聖が押し出しで勝ちました。
千代丸に正代は正代が押し出し。
松鳳山に貴景勝は松鳳山が上手投げ。
逸ノ城に琴奨菊は逸ノ城が寄り切りで勝ちました。
宝富士に栃ノ心は栃ノ心が寄り切り。
御嶽海に荒鷲は御嶽海がすくい投げ。
玉鷲に大関豪栄道は玉鷲が押し出しで勝ちました。
大関高安に遠藤は遠藤が送り出しで勝ちました。2人の大関はともに敗れました。
横綱鶴竜に千代大龍は鶴竜が寄り切りで勝ちました。ただ1人、横綱で出場している鶴竜は大関2人が敗れる中、危なげなく勝って土俵を締めました。
栃ノ心「1つ1つ集中してやりたい」
岩手県出身の錦木は、東日本大震災から7年の11日、白星を挙げ、「地元のためにもきょう勝ててよかった」とほっとした様子でした。
地元、大阪府出身の勢は初日、勝利を挙げ、「前に出ることしか考えていなかった。地元応援団が来てくれた。力が入りますし、うれしいです」と話していました。
先場所新入幕で敢闘賞を獲得した竜電は白星スタートに「攻め続けることを意識してやりたい。しっかり当たっていい相撲を取りたい」と話していました。
先場所優勝した関脇の栃ノ心は宝富士に勝ち、「プレッシャーはない。1つ1つ集中してやりたい」と終始、笑顔でした。
先場所の千秋楽に痛めた右手の指の状態が心配された横綱・鶴竜は右のまわしを引いての万全の相撲で小結・千代大龍に勝ちました。鶴竜は「痛いからと言って変な相撲を取らないように。自分らしくチャレンジしていることが伝わればいいと思う」と淡々と話していました。 (NHK NEWS WEB 3月11日 19時17分)
sechin@nethome.ne.jp です。
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