ウェブニュースより
大相撲初場所13日目 栃ノ心 1敗守る 鶴竜は3敗 ―― 大相撲初場所は13日目の取組が東京・両国の国技館で行われ、優勝争いの単独トップに立つ平幕の栃ノ心が勝って1敗を守りました。2敗の横綱・鶴竜は敗れて3敗に後退したため、栃ノ心は27日に勝てば初めての優勝が決まります。
中入り後の勝敗
蒼国来に豊山は、蒼国来が引き落としで勝ちました。
石浦に大翔丸は、石浦が寄り切り。琴勇輝に大奄美は琴勇輝が突き倒し。
照ノ富士に豪風は、豪風が寄り切りで勝ちました。
朝乃山に千代丸は、千代丸が引き落とし。千代丸は勝ち越しです。
松鳳山に大栄翔は、松鳳山がすくい投げ。
阿炎に魁聖は、阿炎が送り出しで勝ちました。
錦木に千代の国は、千代の国が引き落とし。
千代翔馬に輝は輝が押し出し。輝は勝ち越しです。
安美錦に勢は、安美錦がはたき込みで勝ちました。
宝富士に竜電は、竜電が寄り切り。
遠藤に琴奨菊は、遠藤が寄り切り。遠藤は勝ち越しを決めました。
栃ノ心に逸ノ城は、栃ノ心が寄り切りで勝ちました。優勝争いの単独トップに立つ栃ノ心が力強い四つ相撲で逸ノ城を破り1敗を守りました。
北勝富士に嘉風は、北勝富士が押し出し。
貴景勝に千代大龍は、千代大龍が押し倒し。
正代に玉鷲は、玉鷲が押し出しで勝ちました。
荒鷲に高安は、高安が突き出し。高安は10勝目です。
大関・豪栄道に隠岐の海は、豪栄道が寄り切り。豪栄道は7勝目です。
横綱・鶴竜に御嶽海は、御嶽海が押し出しで勝ちました。鶴竜は3連敗で3敗となり、優勝争いから後退しました。
初場所は、13日目を終えて1敗で栃ノ心、星2つの差で鶴竜と高安が追う展開で、栃ノ心は、27日に勝てば、初めての優勝が決まります。栃ノ心が優勝した場合、平幕力士としては平成24年夏場所の旭天鵬以来、6年ぶりの優勝です。
単独トップの栃ノ心「いい相撲取れた」
2日目以来の勝ち星を挙げたベテランの安美錦は、10日目から再出場したことを踏まえ「出てきてよかった。少しずつ動きを模索しながらどんな動きなら力が入るかなと思っていた。内容はともあれ、1つでも勝つと大きい。土俵の上でどれだけ気持ちを高ぶらせられるか、それが大事だと思って出場している。勝つことは難しい」と時折笑顔を見せながら話しました。
1敗を守った栃ノ心は「いい相撲を取れたのでうれしい。相手が引いたので出ていこうと思った。自分の相撲が取れてよかった」と26日の一番を振り返った後、「勝てる相撲は楽しい。優勝のことを考えるとドキドキするので、できるだけ気持ちを落ち着けて最後まで頑張りたい」と笑顔で話していました。
10勝目を上げた大関・高安は「しっかり当たれて、次の攻めもよかった。理想の形。後半戦でも体が動いている。残り2日も大関らしい相撲を取りたい」と話していました。
横綱・鶴竜を破り、連敗を5で止めた御嶽海は「連敗中、自分の相撲を取れていなかった。見つめ直して、何があっても押していこうという気持ちだけだった」と振り返っていました。
3連敗で優勝争いから後退した鶴竜は「序盤、中盤戦のような相撲ができていない。勝とうとしている。もう一度、自分の相撲を取って終わりたい」と悔しさをかみしめていました。 (NHK NEWS⋰WEB 1月26日 19時08分)
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