大相撲の決まり手はかつて、投げ、掛け、ひねり、反りの4分類を基本に48手といわれた。現在、相撲協会が制定しているのは82手(ほかに非技の5手)。決まり手は寄り切り、押し出しが大半を占め、近年は叩(はた)き込み、引き落とし、送り出しといった、力士の大型化に伴いバランスを崩して決まる技が増える一方で、吊り出しや、うっちゃりなどポピュラーだった決まり手が減少の傾向にある。
ウェブニュースより
大関とり挑む大栄翔3敗目、取組後ショック隠せず「切り替えて」3場所33勝へ残り4日間で3勝 ―― <大相撲名古屋場所>◇11日目◇19日◇ドルフィンズアリーナ
今場所後の大関昇進を目指す関脇大栄翔(29=追手風)が、結びの一番で大関霧島に敗れ、8勝3敗となった。今場所で大関とりの3関脇の中では、1番手で組まれた大関戦だったが敗れ、連敗が許されない12日目は玉鷲戦が組まれた。2場所前は小結で優勝同点の12勝、先場所は関脇で10勝を挙げた。大関昇進目安の三役で3場所33勝までは、今場所の8勝を加えて30勝で、残り4日間で3勝が求められる。
霧島には、千秋楽を単独トップで迎えながら本割、優勝決定戦と連敗し、優勝を逃した春場所の苦い経験がある。霧島にはさらに、先場所も敗れており、この日の黒星と合わせて4連敗という天敵。雪辱を期して臨んだが、返り討ちに遭った格好だ。
取組後はショックの大きさを示すように、支度部屋で肩を落として報道陣に対応した。前日までの10日間よりも小声で「立ち合いから良くなかったですね。しっかりと切り替えて、明日(12日目)の一番に集中したい」と、絞り出すように話した。霧島戦ということで、これまで以上に気持ちの高ぶりがあったかを問われても「特にない」や「変わらず」などと、落胆ぶりとは対照的な答えだった。
これで大関昇進目安には、あと3勝が必要となったが、あくまでも目標はその上にある。今場所前には「11番勝とうとしたらダメ。優勝を目指す」と断言。まだ可能性の残る2度目の賜杯と大関昇進、どちらも追い求めていくつもりだ。 [日刊スポーツ 2023年7月19日18時0分]
sechin@nethome.ne.jp です。
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