瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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 昨日の予報とは違って、今朝の東の空は明るい。この分なら暫くは降らないだろうと、隅田川周辺をはいかい。白鬚橋辺りまで来ると、風が出てきてその上小雨模様。白鬚橋から川沿いに吾妻橋までくだり、隅田公園を抜けて帰宅した。
 本日は七夕であり、24節気の「小暑」である。此処4・5日、30℃を越す猛暑が続いているが、今朝は申し訳程度に涼しく感じる。予報に拠ると涼しいのは郷だけでまた猛暑がぶり返すと言う。いったい、「大暑(7月23日〉」頃はどんな暑さになるのだろう。先が思いやられる。

cdd33bc6.JPG 杜牧(803~853年)は 晩唐の詩人、字(あざな)は牧之(ぼくし)、号は樊川(はんせん)、京兆万年(けいちょうばんねん)〔陝西省長安県(せんせいしょうちょうあんけん)〕の人。名家の出身にして828年進士(しんし)に及第後、地方、中央の官を歴任し中書舎人(ちゅうしょしゃじん)となって没す。資性剛直、容姿美しく歌舞を好み、青楼に浮名を流したこともあったという。

262500e2.JPG〈訳〉  秋夕  杜牧
(起)白銀色の秋の夜のともしびの光が、彩(いろど)り豊かな絵屏風に冷たく照り映え、
(承)宮女がひとりうすい絹の団扇(うちわ)で小さくうちながら、飛び交う螢とたわむれている。
(転)天上の夜空のようすは、水のように涼しくみえて、
(結)その宮女は寝ながら牽牛(けんぎゅう)星と織女(しょくじょ)星をみつめつづけてばかりいる。

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