午前5時30分、夜中に降っていた雨も止んだようなので家を出掛けて、僅かに白み始めた隅田公園を南下、吾妻橋辺りまで来るとどうやらまた降り出してきたらしい。昨日のようにずぶ濡れになるのは厭なので、今来た道を引き返す。遊歩道は土のみちでぬかるみが多いので、土手のコンクリートの道を急いだ。小雨の中、言問橋と対岸に見えるスカイツリーをカメラに収めた。スカイツリーは完成の暁には634m、現在周辺の人人はその威容に驚き、やれ観光だ、グルメだと騒いでいるが、それも完成後2・3年のことだろう。いやはや、世界ではもはやスカイツリーなんて目じゃありませんたい。そんなことを考えながら、帰宅した。
世界で最も高いとされる、高さ819mのビル「Burj Dubai(ブルジュ・ドバイ)」が完成したドバイで、今度は1000mを超えるビルが建造されるという。
まるで旧約聖書の「創世記」に登場する、天に届くことを目的として建造された巨大な塔で、まるで「バベルの塔」を思い起こさせるような話であるが、いったいどのようなビルとなるのだろうか?
伝える所によると、この世界一高いビルとなる「Nakheel Harbour (ナキールハーバー)& Tower(タワー)」は現状で最も高速となる、毎秒16.85mで昇降できるエレベーターを用いても最上階まで上がるのに少なくとも1分はかかるとしており、その建造にあたっては、資材や作業員を運搬するために150基のエレベーターが用いられるとのこと。実際の高さは1140mになるのではないかとされており、200階以上のフロアがあることになるという。
サウジアラビア最大の民間投資会社、キングダム・ホールディング・カンパニーはこのほど同国第2の都市ジッダに高さ1000m超の超高層ビルを建設すると発表した。計画段階としては世界でトップを争う高さになる。ジッダにオフィスや住居、商業施設などで構成される総面積約2300haの複合都市を建設するプロジェクトの一環である。総投資額は約270億ドル(約2兆7000億円)を見込んでいる。完成時期などは明らかにしていない。
クウェートでも1000mを超すビルを建てる計画があり、超高層ビルの世界一を目指す争いが激化しそうである。世界の超高層ビルは、高さ・1000m超の競争へ突入したらしい。
旧約聖書に曰く「世界中は同じ言葉を使って、同じように話していた。/東の方から移動してきた人々は、シンアル(シュメール)の地に平野を見つけ、そこに住み着いた。/彼らは、「煉瓦を作り、それをよく焼こう」と話し合った。石の代わりに煉瓦を、漆喰の代わりにアスファルトを用いた。/彼らは、『さあ、天まで届く塔のある町を建て、有名になろう。そして、全地に散らされることのないようにしよう』と言った。/主は降り給いて、人の子等が建てた、塔のあるこの町を見て、言われた。『彼らは一つの民で、皆一つの言葉を話しているから、このようなことをし始めたのだ。これでは、彼らが何を企てても、妨げることはできない。我々は降って行って、直ちに彼らの言葉を混乱させ、互いの言葉が聞き分けられぬようにしてしまおう。』/主は彼らをそこから全地に散らされたので、彼らはこの町の建設をやめた。/こういうわけで、この町の名はバベルと呼ばれた。/主がそこで全地の言葉を混乱(バラル)させ、また、主がそこから彼らを全地に散らされたからである。」(創世記、11章、1~9節)
sechin@nethome.ne.jp です。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |