ウェブニュースより
サッカー、日本は5度目Vならず カタールに1―3で敗れる ―― 【アブダビ共同】サッカーのアジア・カップ最終日は1日、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで決勝が行われ、日本がカタールに1―3で敗れ、2大会ぶり5度目の優勝はならなかった。自国開催する2022年のワールドカップ(W杯)に向け強化を図るカタールは初の決勝進出でアジア制覇を果たした。
国際サッカー連盟(FIFA)ランキング50位の日本は同93位のカタールに前半、2点を先行された。後半に南野(ザルツブルク)のゴールで1点を返したが、PKで追加点を許した。16強入りした昨年のW杯ロシア大会後に就任した森保監督は12戦目で初黒星を喫した。 (東京新聞 2019年2月2日 01時12分)
「日本は攻撃の道筋を見失なった」AFC公式が歴史的結末となったアジアカップ決勝を詳報! ―― 「カタールにとっては記録づくめの歴史的な夜」 現地時間2月1日、UAE・アブダビで行なわれたアジアカップ2019決勝。日本代表がカタール代表と雌雄を決した頂上決戦は、1-3の完敗に終わった。
立ち上がりから緩やかにボール支配を高めた森保ジャパンだったが、縦へのクサビのパスがなかなか入らず、攻撃に閉塞感が生まれる。すると12分、カウンターからアルモエズ・アリに鮮やかなバイシクルをねじ込まれて被弾。さらに27分にはアブデルアジズ・ハティムに強力な左足ミドルを決められ、まさかの2点リードを奪われてしまう。
パススピードを速めて敵を左右に揺さぶり、FKやCKからも好機を探った日本だが、決定的なチャンスを掴むには至らない。フラストレーションが募る形でハーフタイムを迎えた。
後半は運動量が落ちた相手に対して、ボール支配をグッと高め、日本はさらに攻勢を強めた。そしてようやく69分に南野拓実のゴールで1点を返し、そこから一気に畳みかけたかったが……。83分にVARから吉田麻也のハンドでPKを献上し、スコアを1-3とされて万事休す。2大会ぶりのアジア制覇は露と消えた。
カタールが凱歌を上げた一戦を速報でレポートしたのが、AFC(アジア・サッカー連盟)の公式サイトだ。「カタールが歴史的なタイトルをもぎ獲る」と題して、マッチレポートを掲載。要約してお伝えしよう。
「カタールにとってはまさに記録づくめの夜となった。初のファイナルは、アリの大会新記録となる9得点目で幕を開け、ハティムのセンセーショナルなゴールでリードを広げた。ミナミノのゴールで1点差に詰められてしまうが、チーム一丸となって敵に傾きつつあった流れを食い止め、PKでふたたび2点差としたのだ。歴史的な勝利に歓喜が弾けた!」
一方で日本代表については、「いつも通りの分厚い攻撃を仕掛けたものの、カタールが築いた5バックの人垣を打破できなかった」と指摘し、「相手守備陣が隙を与えてくれず、数多のコーナーキックでチャンスを掴んだもののひとつもゴールに結びつけられなかった。日本の攻撃は、どこか道筋を見失なっていたようだ」と評している。
無念にも準優勝で大会を終えた森保ジャパン。この敗北を糧とし、いかに強化を進めていくのか。3月下旬の国際Aマッチウイークではコロンビア、ボリビアの南米勢を迎え、6月のコパ・アメリカに備える。 (サッカーダイジェストWeb編集部 2019年02月02日)
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