瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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 あの白鬚橋と桜橋の剃刀堤防の落書きについて取り上げて間もなく、続けざまに落書きのニュースが2つ入った。

079858f6.JPG 日午前5時ごろ、東京都北区東田端2丁目の東京新幹線車両センターで、東京発越後湯沢行きの上越新幹線「たにがわ401号」(10両編成)の2号車右側面に落書きがあるのを点検中の運転手が見つけた。4~5メートルにわたってスプレーで書かれており、JR東日本は、同6時32分に出発予定だった同新幹線の運行を取りやめた。約500人の乗客に影響が出た。 
 JR東日本によると、落書きは複数の色のスプレーで「Hack」などと書かれていた。隣に止まっていた長野新幹線「あさま」(8両編成)の1号車先頭部分にも1メートルにわたり意味不明の文字が書かれていた。同センターはフェンスで囲まれていて、関係者以外は入れないという。 
  警視庁滝野川署は器物損壊容疑で調べている。 
43122f3a.JPG  【フィレンツェ2日共同】1日付のイタリア紙レプブリカは、同国フィレンツェの世界遺産登録地区にある大聖堂の壁に落書きした常磐大高校(水戸市)の野球部監督が解任された問題について「休みの日でも、地球の反対側にいても(落書きは)許されない」と日本の処分の厳しさを指摘する特集記事を掲載した。
 前監督は2006年1月にイタリア旅行中、名前を書くと幸せになれるとの話を聞き落書きしたという。同紙は「(監督の)男性は(高校職員の)職も失いかねない。(日本では)間違いを犯した人間に対し哀れみはない」とも伝えた。
 落書きされた「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」の壁には日本語の落書きの量をはるかに上回るイタリア語、英語などの落書きがあるが、イタリアの世論は特に問題視している様子はない。
 一部の地下鉄車両や公共の建物などは、ほぼ全面に落書きされるなど、落書きに対する拒否反応は日本ほど激しくない実情もある。
 
 かつて、この爺がまだ30歳代のころ、臨海学校の指導員慰労の席で、ついつい酔っぱらた勢いで指導員に珍問を出題したことがある。
32f2eeb4.JPG ここでは解答はお預けにしておくが、この指導員のうちの悪たれが、こともあろうにあのO海岸の堤防の壁に焚き火の燃えカスの炭片で、これの珍問を大きく落書きしてしまった。
 酔った上でのことではあるが、まあ、置物とはいえ塾長先生であった拙痴无爺、大いに周章狼狽、近所の民宿でバケツと束子を借りてくると、海水を汲んで来て、一人この落書きを消したのである。スプレー塗料でなくてよかった。
 まあ、落書きの心理を探るに、一つは自己顕示ですなあ、そこに自分を記して残して置きたい心理で、これは芸術家の心理と通じるものがあります。奇異なものになれば、なおさら書き留めたいと思うのが自然なのでしょうなぁ。
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そうか、問題を出した奴が消すのか?!
うーん、そうか、指導員の慰労会の場では、それを出題した側の塾長が、みずから消すのか…。ふーん、うーん。書いた奴は、そのことは知らんのか?
たしかに、日本の塾長なら、その犯人を捕まえて、首に縄つけて、堤防まで連れてって、そいつに消させると
いう選択肢はないだろうね。おれでも自分で消すかもね。
そいつは、来年もまた落書きをしたくなるかも。そいつは、次の年はちゃんと塾長の出題が解けたか、それとも、次の年も寺の便所の壁にでも落書きしただろうか?
後日談が聞きたい。
ワン・ノブ三馬鹿 2008/07/02(Wed) 編集
Re:そうか、問題を出した奴が消すのか?!
解答は知っていたから、落書きしたのだろう。
ちなみにこの出題は爺が上京したころ、今は横浜のI区に住んでいるB兄から教わったものだ。まあ、オモロかった想い出に過ぎん。
落書きしたのは一人ではないらしい。爺も今更詮索する気はない。
 【2008/07/02】
解答は
第一問題の意味もわからない。当方でも理解可能な程度の問題なら教えて欲しい。
ご存知チャボより 2008/07/02(Wed) 編集
Re:解答は
そのうち、君宛のメールでお答えしよう。
ただし、ご覧になったら直ちに削除してくだされ。爺はどうでもよいが、貴兄の沽券に関わるかも知れぬ。
 【2008/07/02】
無題
早速の解答ありがとう。貴重な解答なので永久保存するつもり。でもとんだ塾長もいたもんだ。この塾長にしてこの講師ありだね。
ご存知チャボより 2008/07/02(Wed) 編集
Re:無題
とんだ塾長と思うところが、ありきたりの記者さんを思わせる。
小難しい論理は自身の中に納めて、我々に身近な論評が欲しいね。
 【2008/07/03】
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1932/02/04
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